書棚の一冊 36冊目
すみません、2回続けて隔週投稿。
先週は奥様がインフルエンザに罹りまして、投稿どころではない週末を過ごしておりました。
また、23日から九州入りする予定でしたが僕も罹患している可能性もあったため急遽断念。
ふだんからある肩こりも(すわ、発熱の予感…)とビビり散らかし、二人ともダウンしたときようにスポドリ用意したり、胃に優しいおかずを作り溜めしていたため、忙殺されておりましたとさ。
結果、僕は無事でした。
と、いうわけで今週も2冊紹介する流れです、よろしくメカドック。
36冊目の写真集はこちら。

石元泰博氏の「刻」です。
刻々と姿を変える川面、路端のつぶされた空缶、淡雪に残されたはかない足跡、ぬれて朽ちてゆく落葉、通り過ぎる見知らぬひとびと…。うつろいゆくものの生命、滅びるものの美しさ。「刻とは何か」を問いかける写真芸術の極致。
石元さんと言えば桂離宮やシカゴ・シカゴが有名ですが、こちらの写真集にはもうひとつの代表作である落ち葉シリーズ(これは僕が勝手に命名してます)を中心に掲載されています。
アメリカのサンフランシスコで生まれ育ち、第二次大戦中に日系人収容所に収容され、戦後はシカゴのシカゴ・インスティテュート・オブ・デザインで学んで作品を制作するという、異色の経歴をもつ写真家です。
シカゴ時代に、ミノルタの社長から生活費と制作活動費を2年間スポンサーとして援助してもらったという、今のカメラ業界では考えられないようなエピソードは我々写真家のひとつの希望でもあります笑
この石元さんの落ち葉シリーズと併せてアラーキーのぺっちゃんコーラシリーズを見た衝撃は、僕の頭の片隅にずっと残り続け、僕の撮影しているテーマにもとても影響されております。
大きくて重たい大判写真集ですが、ぜひ一家に一冊。
チェックしてみてください。
古書でしか扱いが無いみたいですね。
いちおうリンク貼っときます。
