Guns N' Rosesのリフ、弾きたいのに弾けない理由は一つだった。
「才能がない」「指が短い」「忙しい」——でも本当の理由はもっとシンプルなことかもしれません。
Guns N' Rosesを聴いて、ギターを弾きたいと思ったはずです。
その気持ちは本物だったと思います。でも実際に弾こうとした時、どこかで止まった経験はないだろうか?
ギターを買ったはいいけど、何から始めればいいかわからなかった。
挑戦してみたけど、同じところで何度もミスって嫌になってしまった。
少し弾けるようになったのに難しい曲で壁にぶつかってそのままになっている人もいると思います。
「自分には向いていないのかも」と、ギターから少し遠ざかっている人もいると思います。
どれか一つでも心当たりがあるなら、この記事はそんな貴方の為に書きました。

GUNS N' ROSESとは?という部分は上の記事にとうこうしてあります。
リフ15選:難易度順ランキング
初級——まずここから始める
01.Patience :



アコースティックのコードとリズム感を同時に習得できる最良の入り口です。
02.Knockin' on Heaven's Door :



コード中心でシンプルな構成です。音の中に「間」の大切さが詰まっています。
03.It's So Easy :






タイトル通りシンプルです。だが弾いた瞬間に「ロックリフ」の快感がわかります。
04.Don't Cry :


メロディアスなイントロリフ。感情表現を練習するのに最適です。
05.Nightrain :




ピッキングの粒立ちとテンポキープを鍛えます。右手の基礎が身につきます。
中級——ノリとグルーヴを覚える
06.Mr. Brownstone :






Izzy Stradlinのグルーヴが凝縮されたリフです。「転がす」感覚を初めて体感できます。4小節目以降にもう一本のギターが入ってきます。
07.Paradise City(イントロ) :






上位版より先にイントロだけ取り出して練習する価値があります。
クリーントーンのアルペジオのあと、歪んだギターで同じパートを伸ばして弾いて、リードを重ねます。
08.Welcome to the Jungle :











全部いきなりやると返り討ちになります。イントロとメインリフだけに絞るのがコツです。パワーコードだと思って、なめてかかると横に速いのでゆっくりなペースからやる方がいいです。
推奨セッティング
アンプはマーシャル JCM-900
Gain:6〜7
Bass:5
Middle:6〜7
Treble:6
Presence:5〜6
ディレイ(イントロ)
ディレイタイプ:アナログ or テープ風
ディレイタイム:280〜320msで微調整
フィードバック:3回程度
トーン:少し暗め(ハイ落とす)
09.You Could Be Mine :










「Use Your Illusion II」の代表曲です。攻撃的なリフでピッキング精度が上がります。
10.Civil War :





アルペジオとリフが混在する構成です。弦の分離感を磨けます。低音のミュートと高音弦での分離がきれいに鳴ればこのリフはこなせたと思っていいと判断できます。
上級——象徴的リフへの挑戦
11.Sweet Child O' Mine(イントロ) :




弦跳びアルペジオのパターンです。指の独立性が問われる名リフです。
どの指でどこを押さえるかを予め決めておくのが、無難です。
12.Estranged :



8分超の大曲です。リフが「物語」として機能している唯一無二の構成です。リフというよりモチーフといった方が合っているかもしれません。
玄人向け——ここに辿り着けたら本物
13.Double Talkin' Jive :


Slashのブルーズ感が剥き出しです。テクニックよりもリフの塊を「歌わせる」感覚が必要です。
14.Rocket Queen :








アルバム「Appetite for Destruction」の最終曲です。あらゆる要素が詰め込まれた集大成えすです。うねるようなリズムギターとパワーコードで力強いリズムが印象的です。今回は触れていませんが、官能的なスライドが印象的です。
特別枠
15.Better :




10年以上の制作期間を経て完成したこのアルバムは、もはや従来のGuns N' Rosesとは別物とも言えます。だが実際は以下の点が異なります。
タイトに揃えられたリズム
重ねられたギターの層
エフェクトによる質感コントロール
アンプのセッティングの目安
マーシャル JCM-900での目安です。
Gain:6〜7
Middle:7
Bass:5
Treble:5
Presence:5
惜しくもランキングに入れなかった曲
Yesterdays :

こんなに優しいサウンドの曲もやるんだなと思わされた曲です。
ただライブで多く歌われているかというと、近年厳しいなということで圏外となりました。
Perfect Crime :

重厚なアルバム2枚の中でシンプルにカッコいいと思えて入れたかった。
これもライブでの演奏回数が多くなく、圏外となりました。
なぜガンズのリフは「弾きたくなる」のか?
Slashのリフには他のギタリストにはない特徴があります。
それは口ずさめる位にシンプルだということです。
Sweet Child O' MineもWelcome to the Jungleもギターを知らない人間でも自然にメロディを追えます。リフが既に「歌」になっています。
そこにIzzy Stradlinのリズムギターが加わります。Izzyのリフは地味にみえて、実はバンド全体のグルーヴを支えています。Mr. Brownsoneを聴いてみて欲しいのです。あの「転がる感じ」はイジーなしでは生まれなかった。
だからガンズのリフは弾き始めると止まらなくなります。
技術より先に弾く理由があります。
かつてイジー・ストラドリンがバンドにもたらしていたルーズで泥臭い「特有のうねり」は、彼が去ると同時に失われてしまったのかもしれません。
しかし今のガンズにはリチャード・フォータスという鉄壁のギタリストによる「圧倒的な安定感」があり、それによって全く新しい現代の最強タッグとしてのサウンドが確立されています。
更に現在のステージではスラッシュがかつて袂を分かった『Chinese Democracy』の楽曲を弾き、アクセルが『Velvet Revolver』のナンバーを歌うという、かつては想像すらできなかった「新たな融和」が起きています。
過去の黄金期をただなぞるのではなく、傷だらけになりながらも進化を続ける彼らだからこそ、私達は今も目を離せません。弾けないリフに挑戦しながら、また新たな姿をみせてくれるであろう彼らの未来を共に追いかけられればと思います。
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