3.ファーストステップ。
『Know-Wing』のトレーニングを始めるにあたり、まず一番はじめにMr.DXから提案されることがある。
自我に名前をつけることだ。
例えば本名の下の名前が「よしこ」なら頭文字をとって「Y」。
「たかし」なら「T」という具合。
自我に名前をつけることでそれが擬人化され、自分事ではなく、他人事として見られるようになるのが狙いだ。
ここでポイントがひとつ。
名前をつける際は、自我が過去の経験に紐づけられないもの、そこから何も連想できないものにすることが◎。
ニックネームや好きなアニメのキャラなど何かしら馴染みのあるものにしてしまうと、自我が過去の記憶にアクセスしてしまい『自分=自我』という認識が立ち上がってしまうからだ。
ちなみに自我は過去の記憶の中でしか生きられない。
だからすぐに私たちを過去という『記憶の部屋』に閉じ込めようとあの手この手を使ってくる。
そこを上手にかわしていくためにもまずはエゴに名前をつけることが、自我との向き合いを始める際のファーストステップとなる。
Mr.DXが自身をそう名乗っているのにもそんな理由がある。
【Mr.Dと名乗る理由】
Mr.DのDはABCDのDからとりました。
「Dって誰?」って感じで過去の記憶が一切立ち上がらず、常にフラットな状態でいられるからです。
それが軽いなぁと感じたので選択させていただいてます。
これを話していた当初彼はMr.Dだった。
後にXがつき現在のDXとなったのだけれど、そうなった理由も自我の構造と密接に関係しているので後に記してみようと思う。
さて。
自我に名前をつけて以降、会話において自分のことを話す際は「私」や「僕」は使用禁止となる(『Know-Wing』の講座中はもちろん、セッション中や私生活においても)。
自我につけた名前で「Yはこう感じている」「Tがこういう反応をした」と、まるで他者のことを語るように話すクセをつけていく。
なぜなら人が「私は。。。」「僕は。。。」と言っているときは、本来の私たちである『意識の状態』ではなく自我だからだ。
ということは。
日常生活を振り返ってみて。
私たちは人と会話をしているときは(=言葉を使っているときは)すべて「自我」が発動しているということ。
つまり。
世の中のほとんどの人が自我100%で暮らしているということだ。
これが前回の記事でも記した世の99.99999、、、%の人たちが自我の世界を現実だと思い込み、一生をその中で終えていくといっていたことにつながる。
さてさて。
エゴに名前をつけると次にMr.DXが教えてくれるのが、成長する自我についてだ。
【自我の成長】
幼少期、親のものの見方を模倣し、人格形成がなされた時期の自我のことを『自我ジュニア』と言います。
これが僕らを「牛耳っている」といってもいいぐらいの存在感大の自我。
そこから成長し、大人になった自我のことを『自我1』。
自我の構造を知り「もっと成長したい」「もっと悟りたい」と願う自我のことを『自我2』。
学びが深まり、氣づく頻度が増えてきて「私、悟っちゃったかも⁉」と思い始めるのが『自我3』。
『Know-Wing』の世界では、意識の目覚めとともに成長する自我のことをこのように呼んでいます。
ちなみに『自我4』『自我5』『自我6』(どこまで存在するかは不明)なども存在するんだとか。
これは一瞥体験や目覚めを体験し、「悟った私」としてその体験をもとに得た知識を世に発信しておられる方々がこちらに該当する。
たとえそんな体験をしたとて、それを『私の経験』として「所有」している以上、「それは自我でしかない」とMr.DXは言う。
マジか⁉
これを知ったとき、「これまでずっと真実だと信じて学んできたことは何だったの???」と衝撃を受けた。
あの先生が言ってたことも?
あの本に書かれていることも?
全部自我⁉
そしてすぐさま「Mr.DXの言ってることが真実で、それ以外のものは全部ウソ!もう『Know-Wing』以外信じない!」という反応が湧き上がる。
突然ですがここで問題。
さて、こう反応しているのは?
一体だれ?
はい。自我さんです(笑)。
物事や人に対して反射的にリアクトし、すぐに「よい」「悪い」、「正解」「不正解」、「好き」「嫌い」を決めつける。
この反応こそが自我そのものだ。
ではこんなリアクションが出た時は?
どんな選択が『可能性の選択』になる?
それは次の回ということで。。。🍎
