SNSでよく見るセルフケア系マッサージ動画をオールAIで作ってみた!作り方を紹介
こんにちは、タナベです。
YouTubeを見ていると、マッサージやヨガなどのセルフケア系動画が本当にたくさん流れてきます。
私もよく見ているのですが、ある時ふと、
「これ、全部AIで作れないかな?」
と思いました。
そこで実際に、AIを使ってセルフケア動画を作ることにチャレンジしてみました。
完成した動画はこちらです↓
動画はYouTube・Instagram・TikTokに投稿しています。
……ただ、正直ぜんぜん伸びていません(笑)
まあ、それも当然だと思います。
このジャンルには、実在するプロや人気インフルエンサーの動画がたくさん投稿されていますから。
それでも今回やってみて、
「今のAIでも、ここまで作れるんだな」
という発見があり、個人的にはかなり面白い学びになりました。
せっかくなのでこの記事では、先ほどの動画をどんな流れで作ったのかを、ざっくり解説していこうと思います。
※わかりにくい箇所があったらコメントしてください
AIはこれからさらに進化していきます。
半年後には、先ほどの動画よりも優れた動画を作れるようになるでしょう。
1年後には、遥かに優れた動画を作れるようになるでしょう。
だからこそ、今のうちから「AI動画をどう作るのか」を知っておくと、今後かなり役立つかもしれません。
① 解説するストレッチの内容と動画の構成を決める
今回は、ただストレッチのやり方を紹介するだけでは面白くないと思い、海外でバズっていた動画を参考にしながら制作することにしました。
参考にした動画はこちらです↓
今回マッサージする部位も、参考動画と同じ「あごの筋肉(咬筋)」にしています。
もちろん、動画をそのままコピーするのはNGです。
そのため、動画の構成や見せ方は自分で考えました。
私は普段、構成を考える時に「Xmind」という無料でも使えるマインドマップツールを使っています。
頭の中の流れを整理しやすく、動画制作との相性もかなり良いです。
実際に作ったマインドマップがこちら↓

こんな感じで最初に流れを整理しておくと、あとから動画素材を作る時に迷いにくくなります。
構成が決まったら、次はいよいよ動画制作に入っていきます。
② GPT Images 2.0で動画に登場する女性の4面図を生成
まずは、動画に登場する女性モデルの画像を作っていきます。
今回は、最初から細かく作り込むというより、
「とりあえず何枚か生成して、その中から雰囲気が良い人物を選ぶ」
という方法で進めました。
画像生成に使用したのはGPT Images 2.0です。
実際にいくつか生成し、その中から選んだ画像がこちら↓

プロンプトは以下でした。
26-year-old Japanese female Instagram beauty influencer, realistic photo style, upper body close-up, hair tied back in a clean low bun, natural glossy makeup, clear skin, soft smile, elegant and approachable atmosphere.
She is massaging only the right masseter muscle (right cheek/jaw area) using only her right hand. Her right knuckles and fingers are gently pressing into the area between the cheekbone and jaw near the ear. Left hand is completely out of frame and not touching the face.
Modern minimalist skincare room, soft natural window light, warm neutral tones, shallow depth of field, luxury Instagram aesthetic, candid beauty influencer vibe, highly detailed skin texture, photorealistic, realistic anatomy, clean composition, vertical 9:16.そして、同じくGPT Images 2.0を使って、女性の「4面図」を生成しました。
使用したプロンプトはかなりシンプルで、
この女性の4面図を作って。だけです。
生成された4面図はこちら↓

この4面図は、あとで動画生成AIにキャラクターを安定して動かしてもらう時にかなり役立ちます。
特にAI動画では、シーンごとに顔が変わったり、髪型が崩れたりしやすいのですが、4面図を用意しておくと、キャラクターの一貫性をかなり保ちやすくなります。
③ 動画内の各シーンのスタートフレーム画像を生成
今回の動画は、すべて「i2v(画像から動画)」で生成しています。
そのため、まずは各シーンのスタートフレームになる画像を用意しました。
最初のシーンで使用したスタートフレーム画像はこちら↓

この画像は、先ほど作成した4面図をGPT Images 2.0に参照させて生成しています。
使用したプロンプトはこちら↓
女性は美容インフルエンサー。
自宅でストレッチ動画の撮影をしている。
カメラは女性のバストから上を写している(女性の顔と胸が全部映るくらい。)。
女性は少し左を向いている(顔だけでなく体も向ける)。
これは、左あごの筋肉(咬筋)を見えやすくするため。
女性は左の親指以外の4本の指を咬筋の上部にあてている。
女性の咬筋の筋肉を剥き出しにして。
解剖図みたいな感じ。
文字は入れないで。こんな感じで、シーンごとにスタートフレーム用画像をどんどん作っていきました。
ただ、今回ひとつだけ、スタートフレームだけでは動きを制御するのが難しそうなシーンがありました。
そこでそのシーンだけは、「エンドフレーム用の画像」も追加で生成しています。
下のような感じですね。

i2vでは、動きが複雑になるほど、意図しない方向に映像が崩れやすくなります。
なので、
「この動きはちゃんと再現したい」
「このポーズに着地してほしい」
というシーンでは、スタートフレームとエンドフレームの両方を用意するのがおすすめです。
④ Kling 3.0 で画像を参照しながら動画生成
画像を用意したら、次はそれぞれの画像を動画化していきます。
今回はすべてKling 3.0を使って生成しました。
基本的には、先ほど作成したスタートフレーム画像(必要に応じてエンドフレーム画像も)を読み込ませ、動きを指示するプロンプトを書いて動画化しています。
正直、この工程に関してはかなり地道です(笑)
なので公開する必要もないと思います。
とはいえ、実際にどんな感じで作っていたのかは気になると思うので、参考までに、いくつかのシーンを生成した時のKling 3.0の管理画面キャプチャを載せておきます。
① 冒頭のシーン

② 女性が指で頬をなでるシーン

③ 女性が両手を両頬にあてるシーン(スタート・エンド両方を指定)

それぞれのシーンの動画が用意できたら、次はBGMを用意します。
⑤ 音楽生成AIの「Suno」でBGMを用意
BGMは「Suno」で用意します。
もちろん、他の音楽生成AIでも大丈夫です。
今回の動画は以下のプロンプトで生成しました。
Soft house pop with female vocals, slow groovy pulse and deep sub bass; verse glides on airy synth beds and finger-click percussion, pre-chorus opens with filtered claps and rising pads, chorus lands on a warm four-on-the-floor lift with stacked doubles and silky ad-libs, Add reversed swells, tiny bell chimes, and glossy sidechain breathing into each drop, Bright, luxe, intimate mix, calming, deep, warm, smooth, pop, soothing, stylish, bright, soundtrack, female vocals, tone, gentle, feel-good, groovy, soft, electronic, happy, relaxing, uplifting, slow⑥ 動画編集ソフトで動画をつなげテロップを入れる
最後に動画編集ソフトを使って動画を仕上げます。
といっても、テロップを入れるのが少し手間なくらいで、あとは以下のライトな作業です。
動画と動画をつなげる
BGMを挿入する
冒頭の動画の作り方の解説は以上です。
正直なところ、私もこのような動画を作るのが初めてだったということもあり、完成度は高いとはいえません。
それに、動画生成AIは人の細かい動きがやや苦手です。
それでも、それっぽい動画を作ることは可能です。
冒頭でもふれましたが、来年あたりは遥かに優れた動画を作れるようになっているはずです。
健康系の動画自体は常にたかい需要があるジャンルなので、試してみてはいかがでしょうか。
今回の動画の作り方に関しては、もしわからない点やもっと知りたい点があれば気軽にコメントしてください。
それでは、また別のnoteでお会いしましょう!
