黄昏に走らず
人は疲れる生き物。
誰もがそうだし、それでも生きている。
誰かとかわした会話がきっかけで、
ふと自分自身について思い返した。
そしてなぜだか誰かに自分のことを説明したくなった。
なぜだろう?
なぜだか分からない。
誰かに自分のことを分かって欲しいと思っているのかも知れない。
認めたくはないけれどきっとそうなんだろう。
それがちょっと恥ずかしいけど。
だけどそれ以上に、
自分で自分のことを理解したいのだ。
自分のことが分からない。
だから本当は誰かに分かって欲しいのではなく、
自分に分かって欲しいのだ。
自分を大切にするってどういうこと?
自分にかまけることに罪を感じるのはなぜ?
自分を愛するなんて出来ないって思う。
でもそんな思いの裏側で、
自分を愛したいと思っているのかも知れない。
本当は自分を愛していないふりをしているだけかも知れない。
分からない。
少なくとも、
自分を自分で傷つけないように。
そんなこと、
ぎりぎり考えるようになった。
心がすり減る。
身体もすり減る。
身体はやがてNOを突き付ける。
言うことを聞かなくなる。
そして漸く身体の言うことに耳を傾ける。
身体に心を合わせるようになる。
黄昏に走らず、
立ち止まり、
息をして、
黄昏を見つめて、
黄昏に染まるように。
