AI内蔵「昭和の青春ラジオ」が介護現場を変えている/認知症治療薬「ケサンラ」の投与で介護負担も軽減【5/21(木)の介護ニュースまとめ】
医療と介護をつなぐドクターメイトの「中の人」が気になるニュースをピックアップ。ニュースに関心を持ったら、①リンク先のニュースを開く(介護メディアをPVで応援)②このnoteに「スキ」「フォロー」(日々の励みになります)お願いします!
■「親の名前」を忘れていた高齢者が語り出した―AI内蔵「昭和の青春ラジオ」が介護現場を変えている
ダイヤルを1958年に合わせると、木製のラジオから当時のニュースと昭和歌謡が流れ出す。耳を傾けていた介護施設の利用者が、若い頃の思い出を語り始める。
これは介護施設で実証実験中のAIデバイス「RADIO TIME MACHINE(ラジオタイムマシーン)」が見せた光景だ。
開発したのは、博報堂DYグループの「TBWA HAKUHODO」だ。介護大手の「ニチイ学館」が、介護現場での実証実験に協力している。中身は最新の文章生成AIと音声生成AIで、ダイヤルで西暦を選ぶと、その年のニュースとヒット曲がラジオ番組風に再生される。狙いは、利用者の過去の記憶を呼び覚まし、周囲との会話を生み出すことだ。
両社が行った実証実験では、利用者の笑顔の度合いが平均8.7%上昇し、1分当たりの発話量が10.8語増えた。両親の名前すら思い出せなかった利用者が、家族の話を始める場面もあったという。
■2040年問題「全国一律ではない」 野口介護保険部会長、地域ごとのサービス基盤整備を促す
衆議院の厚生労働委員会で20日、審議中の介護保険法などの改正案をめぐって参考人質疑が行われた。この中で、これまで制度改正に向けた議論を重ねてきた社会保障審議会・介護保険部会の部会長を務める野口晴子氏(早稲田大学政治経済学術院教授)が意見陳述に立ち、いわゆる「2040年問題」について「全国一律ではない」と指摘。横並びの制度設計や事業運営からの脱却を促した。
野口氏は、介護需要が既に減少局面に入った町村部が少なからずある半面、3大都市圏ではそれが2035年以降に順次ピーク期を迎えていくなど、状況が地域間で大きく異なる実情を説明。従来の画一的なアプローチは限界に達しているとして、自らの地域が今どのフェーズにあるかを的確に把握することが第一歩になると呼びかけた。
■認知症治療薬「ケサンラ」の投与で認知症患者の日常生活自立が長期間保たれ、「介護負担」も軽減—健康長寿医療センター研究所
アルツハイマー病の進行を遅らせる抗アミロイドベータ抗体薬の「ケサンラ点滴静注」(一般名:ドナネマブ(遺伝子組換え))投与によって、認知症・MCI患者がより長い期間、買い物や食事の準備、金銭管理といった日常生活を自立して行える可能性が高く、これは「患者自身が家族や友人などの大切な人との時間をより長く共有できる」ことに加え、「家族や社会全体の介護負担、精神的・経済的負担の軽減」にも直結する―。
東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区)が5月18日、こうした分析結果を明らかにしました
■障害福祉関係8団体「障害福祉現場における賃上げ・物価高騰等の状況調査」結果を公表
障害福祉関係8団体(下枠内下線の団体)は、賃上げや物価高騰に関する直近の実態を明らかにするため「障害福祉現場における賃上げ・物価高騰等の状況調査」(調査期間:2026年4月22日~5月11日)を実施しました。
調査結果からは、障害福祉事業所が賃上げに着実に取り組んでいるなかで、全産業とは依然、大きな賃金格差があること。また、物価高騰の影響が、とくに食費において顕著で、光熱水費も高止まりしていることなどが明らかになりました。
8団体は、今後も障害福祉事業所が必要な人材を確保し、障害のある方に質の高い福祉サービスを継続していくため、処遇改善の抜本的な拡充や、事業所への物価高騰対策支援などを国に緊急要望していきます。
■厚労省、「リハビリ統括調整室」を新設 法施行から約60年 制度見直し視野
厚生労働省は19日、省内の関係部局を横断してリハビリテーション政策を推進する「リハビリテーション統括調整室」を同日付で設置した。近年、理学療法士や作業療法士といった専門職が活躍するフィールドは医療、介護、予防、健康増進など幅広くなっている。上野厚労相は会見で「今後、攻めの予防医療の具体化に取り組んでいく中で、リハビリテーション専門職の果たす役割は大きい」と述べた。また、「理学療法士及び作業療法士法」の施行から約60年が経過していることにも言及。この間に生じた役割の変化なども踏まえ、制度の見直しが考えられるかどうかの検討を進めていく方針を示した。
■「芸能人が不祥事の禊で介護する風潮はどうなのか」施設長の言葉から1年、本気で介護に向き合ったオラキオの現在地
「芸能人が不祥事を起こしたとき、禊(みそぎ)のようにちょっと介護やりました、みたいなのってどうなんですか?」。老人ホームの施設長からお酒の席で受けた「問い」。介護業界など1ミリも知らず、ましてや不祥事もなかった芸人・オラキオさんでしたが、そこから1年間、介護職と本気で向き合うことに。経験して導き出した、問いへの「答え」は──。
認知症に強い精神科医に相談できる
ドクターメイトのオンライン精神科医療養指導
専任の精神科医が月2回オンラインで施設の療養指導を行い、療養指導の記録はレポートとして共有されますので、嘱託医/連携医との共有や、職員間での共有・学び、ご利用者様のご家族への報告などにも活用可能です。
月2回オンラインで療養指導(30分/月2回)
認知症に強い精神科医が対応
療養指導の記録を弊社で作成し貴施設へ共有
精神科医定期的療養指導加算に対応
