Photo by
gemini6rabbit
降りてきた歌、ひねり出した歌
歌会始へ送る詠進歌の〆切が近づいて来ている。来年のお題は「明」。
しばらくあーだ、こーだと言葉をこねくり回していたけど、しっくり来るものが出来なかった。
ところが「明」の字を含むある熟語を見たとき、ストンと短歌がカタマリで落ちてきた。
無理やりひねり出した短歌は、それなりに形にはなっているが何が芯のようなものが抜けているように思える。一方、落ちてきた系の短歌は上手いかどうかは別にして自分の中のリズム、心拍数と同調していて自分の身体の一部のようで読んでいて心地よい。
それをSNSに上げたりや公募に出したりする時は、例えるならアンパンマンが自分の頭をちぎって分け与えるような感じさえする。
絞り出した歌は推敲を重ねることで整っていくが、降りてきた歌はあまり手を加えすぎないほうがよいことは経験上分かっている。
もう少しだけ寝かせて揺るがなかったら今年はこれでいってみよう。
