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歌集でいちご摘み 光らない蛍

死にたくはない」斎藤君著でいちご摘み 23首目から
『光らない』を摘んで。


 光らない蛍のほうが多いこと大人になって無くす幾つか

短歌などまったく興味もなく分からないオットだけどたまに鋭いアドバイスをくれたりする。

以前、カサブタの短歌を詠もうとして「カサブタを剥がし…」などとブツブツ言っていたら「剥がさないカサブタがあったらもってこい」などと夏井いつき先生のようなことを言い出したことがあった。逆から考えるといいとアドバイスを貰った。

また、NHK全国短歌大会の詠題の「出」を作っていた時にも「出る、出ないとかじゃなく、出雲とかで考えてみたら」とヒントを貰った。それで出来たのが「出囃子」という言葉を使った歌だった。おかげで佳作に入れたのには感謝している。

さて、今回の「光らない」を詠むときも光るものから考えていった。

光るで真っ先に浮かんだのが蛍。調べてみると幼虫の時は光っても成虫になると光らない品種の方が多いことがわかった。

それでこの歌が生まれた。

子どもの頃は軽々と出来た逆上がりが出来なくなったり、そらで言えた各国の首都もほとんど忘れてしまったり、そんなことを思い出しながら。

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