台湾有事発言と、その背景にある感情
台湾編⑤
台湾の歴史や、教育の違いを調べていく中で、
最近よく耳にする 「台湾有事発言」 についても、
どうしても考えずにはいられなくなりました。
日本ではこの発言、
「中国への牽制としてよく言った」
「現実を直視した発言だ」
と評価されることも多い印象です。
たしかに、そういう側面もあると思います。
でも、もし台湾の人の立場に立ったら、
どう聞こえているんだろう、とも思うんですよね。
■台湾の立場
台湾は親日です。
日本が言ってくれたことに、心強さを感じる人もいると思います。
ただ一方で、
「中国に支配されるのは嫌」
「でも、戦争は一番嫌」
「正直、刺激しすぎないでほしい…」
そんな感情も、同時にあるんじゃないかなと。
台湾にとって戦争は、
“もし起きたら”の話じゃなくて、
有事が起きたら「自分たちの生活と国土が真っ先に壊れる現実」です。
だからこそ、
勇ましい言葉よりも、
波風を立てない慎重さを求める空気が強い。
この感覚、
日本にいると、なかなか実感しにくい部分かもしれません。
■高市さんの立場
高市早苗 さんは、
こういう台湾側の感情を分かっていないのか?
と言われたら、たぶんそんなことはないと思います。
分かった上で、
それでも発言した可能性の方が高い気がします。
・中国への牽制
・防衛費増額の議論
・アメリカからのプレッシャー
いろんな要素が重なって、
「今の状況、もう見て見ぬふりはできないでしょ?」
「いずれ覚悟は必要なんだよ」
そんなメッセージにも、聞こえなくはないです。
何よりもあの時は少数与党でしたから。
選挙で勝たなアカン!と崖っぷちでしたからね。
石破政権で離れていった保守層の支持を
改めて固める狙いがあったのでは、これが一番大きいと思っています。
選挙は、
全員から少しずつ票を集めるだけじゃなく、
「取れる層を、確実に取る」
という戦略もあるそうです。
■最後に
様々な人の発言の真意を、
外から完全に理解することはできません。
でも、
その発言の背景に、
・どんな立場の人がいて
・どれだけの人の感情が絡んでいるのか
そこまで想像することは、できると思います。
言葉だけを切り取ると、
単純に見える話でも、
その裏側は、思っている以上に複雑です。
・台湾の歴史
・台湾の教育
・台湾の戦争への距離感
それを知った上で、
「台湾有事」という言葉を聞いたとき、
自分はどう感じるのか。
考え続けること自体に、
意味があるんじゃないかと思っています。
台湾編 完
台湾編①
↓
