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グリーンカレーに合う日本酒おすすめ8選とペアリング|辛味と甘味の法則

青唐辛子のビリッとした辛味、ココナッツミルクのクリーミーな甘味、バジルやこぶみかんの葉の爽やかな香り。グリーンカレーは複雑で奥深い味わいが魅力のタイ料理ですが、合わせるお酒に悩んだことはありませんか。

ビールやハイボールが無難な選択肢ではあるものの、実はグリーンカレーと日本酒のペアリングもかなり面白いんです。ワインエキスパートでありSAKE DIPLOMAでもある筆者が、辛味と甘味の関係性を紐解きながら、グリーンカレーにぴったりのおすすめ銘柄をご紹介していきますね。

この記事を書いた人:Tasterr
J.S.A. SAKE DIPLOMA / Wine Expert。全国でお酒のイベントを開催し、これまで7,000人以上にお酒を注いできました。旅を通した土地のお酒との出会いやペアリングを楽しんでいます。プロフィール [EN]
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グリーンカレーに日本酒が合う理由

ココナッツミルクのクリーミーさと米の甘味の同調

グリーンカレーの味わいの土台になるのは、ココナッツミルクのまったりとしたクリーミーさです。ここに日本酒の米由来の甘味がすっと溶け込むのが、このペアリングの最大のポイント。

特ににごり酒や甘口の純米酒は、ココナッツミルクのクリーミーさと同じベクトルで寄り添い、口の中でとろけるような一体感を生み出してくれます。

甘味で辛味を中和するペアリング理論

辛い料理に甘味のあるお酒を合わせると辛味がやわらぐという経験はありませんか。これには科学的な裏付けがあって、甘味成分が辛味受容体の刺激を緩和するという仕組みが働いています。

グリーンカレーの青唐辛子の辛味に対して、にごり酒や甘口の日本酒をひと口含むと、辛味がふわっとやわらいでカレーの旨味や香りの細部まで楽しめるようになるのです。これはビールの苦味では得られない、日本酒ならではの味わい方ですよ。

スパイスの香りと吟醸香の意外な相性

グリーンカレーに使われるレモングラスやこぶみかんの葉は、柑橘系の爽やかな香りを持っています。吟醸酒のフルーティーな香りはこうしたスパイスの香りと意外なほどよくマッチし、ハーブの清涼感をさらに引き立てる効果が期待できます。

カレーと日本酒のペアリングに応用できるコツ

温度帯は冷酒が基本、にごり酒はキンキンに

グリーンカレーはアツアツで提供される料理なので、日本酒は冷酒(5〜10℃)で合わせるのが基本です。特ににごり酒はキンキンに冷やしておくと、辛味のリフレッシュ効果がさらに高まります。

ただし、辛味がそれほど強くないマイルドなグリーンカレーなら、やや高めの温度(15℃くらい)で旨味とのハーモニーを重視するのも一つの手でしょう。

タイカレー全般に使えるにごり酒×辛味の法則

この甘味×辛味のペアリング理論は、グリーンカレーだけでなくレッドカレーやイエローカレー、さらにはインドカレーにも応用可能です。にごり酒を一本冷蔵庫に忍ばせておくと、スパイシーな料理全般に対応できる万能選手になってくれますよ。

グリーンカレーにおすすめの日本酒8選

辛味を中和する甘口タイプからスパイスに寄り添う吟醸系まで、グリーンカレーの奥深い味わいを最大限に楽しめる銘柄を選びました。

川鶴 讃岐くらうでぃ <にごり酒>

香川県の川鶴酒造が手がける、アルコール度数約6%の低アルコールにごり酒です。乳酸菌飲料を思わせる甘酸っぱい味わいが、グリーンカレーの辛味をやわらかく包み込んでくれます。日本酒が苦手な方でも飲みやすいので、ペアリング入門にぴったりですよ。

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一ノ蔵 発泡清酒 すず音 <スパークリング清酒>

宮城県の一ノ蔵が開発した、スパークリング日本酒のパイオニア的存在。アルコール度数約5%と軽やかで、きめ細かい泡と甘酸っぱい味わいがグリーンカレーの辛味をリフレッシュしてくれます。ココナッツミルクのクリーミーさとの相性も抜群です。

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花巴 水酛純米 <水酛純米酒>

奈良県吉野の美吉野醸造が醸す、独特の甘酸っぱさが特徴の個性派純米酒です。ヨーグルトのような乳酸の酸味が、ココナッツミルクの甘味と手を取り合うように調和します。レモングラスの香りとも相性がよく、タイ料理全般に使える万能選手ですよ。

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仙禽 モダン無垢 <純米酒>

栃木県さくら市の株式会社せんきんが醸す、ナチュラルで軽快な味わいの純米酒。草原を思わせる爽やかな甘味と心地よい酸味が、グリーンカレーのハーブ感と美しく重なります。低アルコール原酒ならではの飲みやすさも魅力的な一本です。

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赤武 純米酒 <純米酒>

岩手県盛岡市の赤武酒造は、若き杜氏が率いる注目の蔵。ジューシーでみずみずしい甘旨味が持ち味で、グリーンカレーのココナッツミルクの甘味に自然となじみます。冷やしてゴクゴク飲めるカジュアルさも、カレーの食卓にちょうどいいですよ。

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みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 <純米吟醸酒>

奈良県桜井市の今西酒造が醸す、フレッシュでクリーンな味わいの純米吟醸です。穏やかな吟醸香と柔らかな甘味が、グリーンカレーのハーブの爽やかさと軽やかに重なります。辛味がマイルドなカレーとは特に好相性ですよ。

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宮寒梅 純米大吟醸 <純米大吟醸酒>

宮城県の寒梅酒造が醸す、華やかでフルーティーな純米大吟醸です。美山錦由来の柔らかな甘味とフレッシュな酸味が、グリーンカレーのクリーミーさとスパイスの刺激の両方に対応してくれます。ちょっと贅沢なカレーナイトにぴったりの選択でしょう。

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天美 純米吟醸 <純米吟醸酒>

山口県の長州酒造が手がける、みかんや白桃のようなフルーティーな香りが魅力の一本。レモングラスやバジルの柑橘系の香りとフルーティーな吟醸香が共鳴し、グリーンカレーの複雑なアロマをさらに華やかに演出してくれますよ。

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まとめ

グリーンカレーと日本酒のペアリングは、甘味で辛味を中和するという法則を軸に考えると成功率がぐっと上がります。にごり酒やスパークリングで辛味をやわらげるもよし、吟醸香でハーブの香りに寄り添うもよし。

この甘味×辛味の法則はカレー全般に応用できるので、覚えておいて損はありません。次にグリーンカレーを食べるとき、ぜひ日本酒を一本添えてみてください。驚くほど自然なマリアージュに、きっと笑顔がこぼれるはずですよ。

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J.S.A. SAKE DIPLOMA / Wine Expert。全国でお酒のイベントを開催し、これまで7,000人以上にお酒を注いできました。旅を通して、その土地ならではのお酒との出会いやペアリングを楽しんでいます。プロフィール [EN]
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