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#4 結局のところどうだった?初心者向けドラフト解説DSK(ダスクモーン:戦慄の館)

※ドラフト雑感DSK(ダスクモーン:戦慄の館)より改題
新弾が出るたびにアリーナでプレミアム・ドラフトを遊んでいますが、攻略記事を書けるほど勝てていないので記事にしていない弾が多々あります。
それらのセットを不定期に雑感としてまとめてみようかと思います。
DSK自体が初心者向けではありませんが例によってドラフト棋力はプラチナ4の初心者向け記事です。

ドラフトの基本的な動きやピックはWOE解説、レアゲー環境に変化した理由に関してはMKM解説、グッドスタッフ論とレアゲー環境の現在についてはBLB解説に書いてあるのでそちらを参照してください。過去作宣伝


カードイラストはパンパラパンパンパンパラパンパンピポピポピー様のMagic Image Generatorを使用しました。



オススメ度

ドラフトをやる理由はレアカードを集める為……私的にはレア土地確保の為です。
レア土地はその色のデッキを組むなら流用が効くのでスタン落ちしても使えるものは費用対効果が非常に高いです。
レア土地サイクルはアンタップイン(タップ状態で戦場に出ると書かれていない)の友好色(白青黒赤緑白……のうち隣り合う色)境界ランドなので集めたいですね。

DSKレア土地一覧

オススメ度を数値として出すなら5段階評価で
初心者オススメ度:2
レア土地オススメ度:5
と初心者向けではないのですがレア土地の為に無理してみる価値がある悩ましさ。
自信がついてきたら試すぐらいにするとよいでしょう。

個人の感想

DSKプレドラはグルールが勝てる環境でしたが2-3で終わる事が多かったです。
理由は青が強いから。
実質の
DSK環境トップはアゾリウス(白青)。
長期戦に強い部屋カードと部屋開放のたびに誘発する違和感アーキが完璧にマッチしていました。

覚えておきたい事

DSKでメインになるのは違和感、昂揚、生存、戦慄予示。
違和感はエンチャント呪文が戦場に出た時及び部屋を開放した時効果が誘発します。
DSKは攻めあぐねた時部屋を開放するドラフトなので相性抜群。
今回はエンチャント・クリーチャーが存在するので部屋以外でも誘発は容易。
構築で大暴れしている大主もエンチャント・クリーチャーです。

DSKは構築級カードが沢山

昂揚は墓地のカードタイプのを参照し、4以上なら有利効果を得られます。
あまり達成しにくそうに思えますがクリーチャー、ソーサリー、インスタントを使っていけば3種類のカードタイプが墓地に落ちています。
後はエンチャント、アーティファクト、土地のいずれかをどうにかして墓地に落とせば昂揚達成するので4種類は意外と苦ではありません。
アーティファクト・クリーチャーやエンチャント・クリーチャーはカード1枚でも2種類としてカウントされるのを知っているとより昂揚を達成しやすくなります。
今回はグルール(赤緑)が強いので必ず覚えましょう。

デッキの核

生存は第2メインフェイズにタップしていれば効果誘発の能力。
……なのですが戦闘以外で意図してタップするのが難しい環境です。
強いクリーチャーは2Tに置けた館の地図作りだけです。
厳密には弱いと言うよりは生存が連打出来るなら生存でなくても勝てるゲームだからという身も蓋もない理由だったりするのですが

生存唯一の希望

戦慄予示は過去にあった能力、予示のリメイクでデッキトップ2枚を見て1枚を裏側2/2バニラ(無効果)クリーチャーとして場に置き、選ばなかった方を墓地へ送ります。
裏から表に出来るのはクリーチャーのみで表にするコストはそのクリーチャーのマナコストが必要です。
こう書くとテンポ損の行動に見えますが、裏向きカードに関する効果や部屋カードに戦慄予示するカードが多数あるので長期戦に強い効果になっています。

長期戦に向いた効果
クリーチャー枠として採用出来るのも強み
ウェイトルームから10/9トランプルが降臨する可能性も

色強弱

単色の強弱は白≧青≧緑>赤>>黒でしょうか。
黒が弱いのは昂揚、違和感、生け贄、リアニメイトと見事にバラバラなテーマをクリーチャーに背負わされたのが原因?
青が強いドラフトは初心者向けではありません。
多分毎回同じ事言うと思う

2色カラー順位ピックアップ

17Lands様からいつものナヤ(赤緑白)カラーのうち2色と注目カラーをピックアップ。
2025/4/17現在の数値です。


アゾリウス(白青)

プレドラ57.3%(2位)
クイドラ58.6%(2位)
安定して高い位置にいます。実質環境王者。
アーキタイプの違和感はわかりやすさが最大の売り。
後述のオススメデッキにも書いていますが意外と打たれ弱く防御を意識したデッキ構築が必要になります。

マルチカラーもちゃんと強い

ちなみにクイドラの1位はラクドス(黒赤)の59.1%です。

グルール(赤緑)

プレドラ56.0%(3位)
クイドラ57.3%(3位)
アゾリウスの次に安定して上位。
今回は速攻持ちが多くライフ詰めカードも多数あり、マルチカラーが速攻なのが非常に魅力的。
更にレアカードの覆い越しの凝視は3〜4枚程度なら楽に引けると追い風が吹いています。

ジャンド(黒赤緑)の謎生物もいますが気にしなくていいです
手札上限はターンエンドにチェックするので実質利敵行為

いつもグルールばかり勧めてますがオススメデッキです。
詳細はオススメデッキの項にて。

セレズニア(緑白)

プレドラ53.2%(7位)
クイドラ55.3%(8位)
悲しいぐらい弱いです。
生存はバニラ(無効果)カードです。
バニラが勝てるならセレズニアでなくても勝てます。

よ、よわすぎる……
3Tバット等で地図作りが生存し続けるしかセレズニアに可能性はないです

ボロス(赤白)

プレドラ57.4%(1位)
クイドラ56.9%(5位)

プレドラは僅差でボロスが1位ですが罠です。
罠でもいいんだという言葉もありますが罠です。
パワー2以下
というピーキーアーキが原因。
メインカードがパワー2以下では相手クリーチャーのアタックを打ち取れず防御性能が終わっている為、毎ターンアラベラアタックでライフを維持出来ないとだいたい負けます。

決まれば強いんですよ決まればね

ONE(ファイレクシア:完全なる統一)やPIO(パイオニアマスターズ)もそうでしたが統計上ボロスが強いはまたこのパターンですかと慣れてしまうぐらいにはアテにならない時が多々あります。
まだアゾリウスの方が御しやすいです。

攻撃性能だけが高く防御面が苦手をいかに克服するか
パワー2以下を意識したカード自体は多数

マスト除去カード

アンコモン以下の文字通りのマスト除去をまとめました。
これらを放置したせいでゲーム終了は日常茶飯事です。

1マナ

1マナ帯クリーチャーマスト除去は呑気な物漁りと継ぎ接ぎのけだもの。

呑気な物漁りは違和感環境のDSKでは最強カード。
除去出来ないとそのままゲーム終了です。
継ぎ接ぎのけだものはしばらく案山子ですが昂揚テーマのグルールにはベストな能力。
切削が任意なのも嬉しく、昂揚後も無駄にライブラリーを削り除去やレアが落ちて負ける可能性を軽減しています。

後続次第ですが逃げ足早い生存主義者、ノリンも生かしておくと良い結果にはならないでしょう。

デザイナーズコンボ

機械仕掛けの打楽器奏者は数値上では強いですが除去を投げたくありません。

2マナ

2マナクリーチャーからは超常現象分析家、グレムリンを手懐ける者、不注意な読書家。
全部青

超常現象分析家は戦慄予示が爆アドになります。
青が強い環境でこれを許してしまうと負けは必然。
自分が使うと戦慄予示を全然使えないのもお約束

アゾリウスと違和感で違和感なく採用できるグレムリンを手懐ける者も危険なカード。
赤が必要になりますが汚された画廊や真夜中の騒乱といった補助手段もあります。

不注意な読書家もアドカード。
毎ターンルーター(1枚引いて1枚捨てる)だけでも強いです。

2マナスペル(クリーチャー以外の呪文)からは幽霊による庇護、野球のバット。

構築でも活躍中の幽霊による庇護は説明不要の強さ。
クリーチャーがいないと腐る、ゲーム終盤は護法2では頼りないぐらいしか欠点がありません。
OTJ(サンダー・ジャンクションの無法者)にも似た効果のカードがある野球のバットは相手が使うと多元宇宙1強いです。
自分が使うと弱いです
セレズニアという色が弱いのが救いでしょうか。

各色除去・コンバットトリック

アンコモン以下の除去とコンバットトリックのまとめです。
攻撃するたびやソーサリータイミングで修整を与えるも込み。

打ち消し、バウンスを含みます。

茶(無色)

ラス(全除去)

この項目のみレアも表示。
いつもよりラスの数が多いです。
白相手は要注意。

オススメデッキ

いつもナヤカラーからグルールセレズニアボロスの3つしか勧めませんが今回は極端。
2色カラー順位ピックアップで述べましたがこの3つの中ではグルールのみ強いです。
ボロスは罠でセレズニアはバニラ集団なのでさもありなん。
セレズニアは一応ドベではないですがこの下はリアニメイトのオルゾフ(白黒)、部屋アーキとして中途半端なイゼット(赤青)、劣化アゾリウスのディミーア(青黒)なので実質最弱です。
こちらは見えている罠。

グルール(赤緑)

いつも通りグルールがオススメ。
アーキタイプの昂揚達成を目指しつつ早い段階から殴っていきましょう。
使える速攻クリーチャーが多数いるのが追い風です。
2色カードを早期にピックして色主張しておきたい所。

個人的には安く取れる悪意ある道化師がオススメ。
最優秀殺害者とのコンボが美しくテンポよく殴れます。
ボロス向け効果ですがグルールでも普通に使えます。

最優秀殺害者以外の高マナカードも粒揃い。
昂揚でアドを取るか後続を用意するかのどちらかを行えます。

サイクリングクリーチャーは土地に変換される事が多くあまり唱える事はありませんがウェイトルームでめくれると化けます。
一応覚えておきましょう。

部屋にはクリーチャー枠を埋めれる戦慄予示、デッキトップを追放して次のターンまでプレイしてよい衝動的ドロー効果、除去と便利カードが多数。
余裕があるならもう片方を開放してマナフラ対策に使えます。
粉々の作業場の毎ターンダメージも嬉しいですね。
除去がついているのでいつもと違って毎ターン確定ダメージの騙されたと思って騙されてください枠でないのも素敵。
動きとしては弱いですが個人的には3T朽ちゆくジムが割と好きです。
タッチレアしやすくなるのも◯。

衝動ってこれじゃないの?と思うかもしれませんが
昔のカードすぎてカード名の付け方を間違えたと開発スタッフ個人が認めています
例えばこういうレアを混ぜて使える

その他注目スペル。

暴力的衝動、忌まわしい迫力はいつもの先制や接死系統カード。
除去が少ないなら入れてみてもいいでしょう。
裏の裏まではコストの安さ、修整値、後続の用意と隙がない作りになっています。
構築級は伊達ではありません。
攻めるデッキなら必死の力も採用圏内。
トランプルでダメージを与えましょう。
不可能な業火は安定した6点ダメージと衝動的ドローが魅力。
大型クリーチャーをどかして勝利に欲しい1枚です。

まとめると早いターンからコンバット補助を受けつつ全力で殴って息切れし始めたら部屋(特に粉々の作業場)を開けたり速攻を引いてどうにかなれと祈るいつものグルールです。
ハチワレグルール説

アゾリウス(白青)

先程はグルールを勧めましたが、アゾリウスやシミック(緑青)に一度捕まると逆転はまず不可能。
ならば青を使う側に回ってしまいましょう。

……言うは易し行うは難し。
これまで頑なに青を勧めなかった理由は青が攻撃意識ばかりを持っていると秒で負けるからです。
短気にならずじっくりと盤面を作る意識を持ち、初心者から一歩踏み出して0-3してみる覚悟を決めてピックしましょう。

実質環境王者のアゾリウスですが、立ち回りとしては序盤を耐え凌ぐ必要があり初心者向けではありません。
低マナカードでは防御性能に優れるこの辺がデッキに必須。

教団の治癒者は強くなさそうですがボコスカ殴られまくると反撃に転じる前にライフがなくなり反撃どころではないという展開に陥りやすいです。
3Tに置いて4Tにこのカードで殴っても1:1交換に終わりますがたった3点されど3点の活躍を見せてくれます。
統計上はいつも通りの騙されてください枠ですが
それぐらいにはグルールやボロスが猛攻を仕掛けてきます。

その他低レアクリーチャー注目カード。
違和感関連は勿論強く、他にも部屋を強制開放したりパーマネントを戻したりと部屋関連効果もあります。
硬直への恐怖は違和感誘発兼遅延に欲しい1枚。
サイクリングクリーチャーは基本捨ててしまいますが切り札枠になります。
反撃開始を任せられるカードです。

孤立への恐怖ってそういう

白や青のレアも強く、これらからアゾリウスに入るのもよく見る光景。
構築級カードの大主がちゃんと強いのもポイント。
私がベイルマークを1mmも信用していないとも言いますが

出来ればどれも相手したくない

その他注目スペル。

相手のエースを消す悪魔祓い、構築級の幽霊による庇護、その他エンチャント除去と違和感のお供に出来る除去だらけです。
特に幽霊庇護は絆魂がつくので壊されないうちにライフをがっつり確保したいです。

肝冷やしの手はコスパに優れるカード。
おまけで戦慄予示がついてくるのは強すぎます。
現実の歪曲はいつもの3打ち消しですがインスタントで戦慄予示が可能。
私は打ち消し構えが苦手なのですがこういう効果付きなら構えても無駄なく動きやすいので使っていました。

部屋も違和感達成は勿論として違和感なしでも使いやすいカードがあります。
バウンスと好奇心ドローの底なしプール/更衣室、マナカーブが綺麗な大玄関/優雅なる円形広間、遅延と3ドローが色にあった食肉用冷凍室/冠水した食堂あたりが使いやすいです。
手札が足りなくて負けとならないようにドロー部屋を確保しておきましょう。

好奇心ドローは同名カード効果からそう呼ばれる
永劫の好奇心の名前もこれが由来

まとめると序盤を耐え凌いで違和感でアドを取りながらじっくりと攻めるデッキを目標に作ります。
相手のレアカード対策に現実の歪曲は必ず1枚は入れましょう。
悪事にもランクが存在するのでミストムーアの大主であろうと着地を許さず無力化する打ち消しは必須です。
大事なことです。

最後に

これ以前の項は要点をある程度絞ったのもありおよそ5500文字といつもの半分以下に収まりました。
パッと読めるようになっていると幸いです。
DSKドラフトスクショが管理ミスで消失してしまったので今回はサンプルデッキ紹介は出来ません。

体感でのグルールはアルケミー版プレドラでないと勝ちきれず、ここまで書いておいてアレですがDSK自体がオススメではありません。
青に一歩踏み込む教材としてはそこそこ優秀なのでDSK環境はドラフトに慣れてきた人向けでしょうか。
青を握る時は0-3を恐れない心を忘れずに持つように
最後までお読みいただきありがとうございました。

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