恋愛リハビリ日記 #6|知り合いパンチ
前回フツメンさんをお断りしたとサラッと書いたが、
「まだ一回しか会ってないし、人となりも分からんやん」「イイ人っぽいし……普通やし(普通の人、貴重)」。とか。
そんな事をぐるぐる考えて疲弊していた私。
結局は「2回目のデートに行きたくない」という自分の気持ちを優先し、子供をダシにしてやんわりお断りした。
すると、断られ慣れてるフツメンさんはもの凄い早さで引いてくれた。
……そこの経験値、高いな。
「粘られたらどうしよう……」という私の不安は霧となって消えた。
霧の晴れた後のスッキリ感で、やっぱ断って良かったと実感したよね。
よし、次っ!!!
次の出会いだ。
どうやら私は同時進行で何人ものメッセージのやり取りをするのは向いてないみたいなので、
「とりあえず、最大2人くらいにしとこ」
と決める。
(この時、“つないどこさん”はまだ健在)
アプリには条件検索という機能があるようだ。
どうせなら色々欲張ったろ。
身長は私より10cm以上高い人。
ヒールを履いても上目遣い出来ると“可愛い”が増すやん?
年齢は年上で10歳上くらい迄。年下やと保護者スイッチ入っちゃいそうやし。
体型は⋯私がポッちゃりやけど…いや、妥協せずに「筋肉質〜普通」。
あとは年収。
なんせ私はパートタイマー。たまには美味しい物をご馳走して欲しい。(下心100%)
アプリに、
「条件が多すぎます。」
と怒られた。
「まぁ、後でジワジワ広げたらええか。」
と、そのまま検索。
……
少なっ!!!(笑)
どうやら、「いいね」をくれた人は検索結果には表示されない仕様らしい。
なので、「いいね」をくれた人を一人ずつプロフィールで確認することに。(ビビリ発動)
……わっ!!!
トップ画しか見てなかった人のプロフィールを開いた瞬間、
めっちゃ近所のおっちゃんおった(笑)
血の気が引くとは、まさにこのこと。
え……。
身バレしとる?
私って分かって「いいね」くれたん?
それとも気付いてないん?
ついこの前も会ったぞ。
このおっちゃん。
子どもたちがお世話になっている地域の活動で、年に何度も顔を合わせる人である。
もう検索条件どころではない。まず確認するべきは、知り合いがおらんかどうか。
ビビリ散らかした私は、マッチングアプリで出会いを求めてることを公言している会社の若い子に聞いてみた。
「マッチングアプリで知り合いおったりする?」
したらば、
「普通に居ますよ〜」
だって。
しかも、
「知り合い見つけたらメッセージを送る時もあるし 、逆に『ヤッホ〜!久しぶり!』って送られて来ることもありますよ。」
とのこと。
……カルチャーショックである。
私は知り合いを見つけた瞬間、ビビリ散らかしたのに。携帯落としかけたわ。
どうやら若い世代にとっては、マッチングアプリは特別な場所ではなく、出会いの選択肢のひとつのようだ。
この後、会社の独身者数名にリサーチしたところ、若い子だけかと思ったら、同年代のおじさん達も普通にやってた。
(同世代を「おじさん」扱いする、おばさん…)
そして、アプリでもう一人。
「どこかで見たことあるなぁ……」
とプロフィールを開いて数秒。
「あっ!?これ義弟くんやん!!!!」
(いや、正確にはもう義弟ではない。)
元旦那(1人目)の弟からも「いいね」が来ていた。
金髪ロン毛だった彼も、時を経て見事にツルツルに。
金髪やったもんな…毛根酷使しちゃったんかな。
てか、これ普通に私って気付いてないよな?
この日、私が学んだこと。
マッチングアプリは、 出会いの場でもあり、 知り合いの生存確認の場でもあるらしい。
とりあえず、マッチングしてやり取りするのはやっぱり抵抗があったので、私は見なかったことにした(消極的撤退)。
近所のおっちゃんも、義弟くんもイイ人見つかるといいね⋯⋯頑張れ!!!
⋯⋯いや、私が頑張れよ。
