恋愛リハビリ日記 #1 |友人がアプリ婚したらしいから始めてみた
ある日、友達から連絡が来た。
「元気〜?久しぶりにご飯行かない?」
そういえば、最後に会ったのいつやっけ。
2年くらい前?
オバちゃんになると1年が一瞬で過ぎるから、「えっ、そんなに経った?」が日常茶飯事。
そして唐突に「ご飯行こ〜」と連絡が来るのも、いつものことだ。
都合を合わせてご飯に行く事に。
仕事の話や子どもの話、お互いの近況をのんびり話していた。
すると友達が思い出したように、
「あ、そうそう。私、昨年入籍したんやけど、いうたっけ?」
……えっ。
昨年?
しかも今そのテンションで言う!?(笑)
「聞いてないわっ!!ついでかよ(笑)!!
最初に報告することやろ!!」
と思わずツッコミを入れてから「おめでとう!」と祝福した。
話を聞くと、お相手はマッチングアプリで出会った人。
「えっ!!アプリ婚ってたまに聞くけど、 本当におった!」
それが最初の感想だった。
実はこの友達、美人なんやけど、自他ともに認める「ダメンズホイホイ」。
「私、ダメな男にキュンキュンしてしまうんよね~」
そう笑って言うくらい、自覚していた。
ちなみに、今の旦那さんと初めて会った時は
「全然キュンッとせんかった。」
らしい(笑)。
普通なら「ナシかな。」で終わるところ。
でも彼女は逆に思ったそう。
「今までキュンッとした相手はことごとく失敗してきたし…。キュンッとせんってことは、逆にイイ人なんかもしれん。」
その発想、おもしろすぎん?(笑)
「もう一回だけ会ってみようかな。」
そう思って会い続けていたら、気付けば2年半。
そして、その相手と結婚。
恋愛って、ドラマみたいな一目惚れだけが正解じゃないんやなぁと…。
アプリ婚。
アプリ婚⋯か。
私にとってマッチングアプリのイメージは、
「なんか怖そう。」
「遊び目的の人ばっかりなんちゃう?」
「自分には関係ない世界。」
そんなだった。
恋愛ももう十分。
毎日仕事に行って、家に帰れば子育てや介護。
新しい出会いなんて考える余裕もなかった。
でも友達の話を聞いているうちに、
このままの状況で子供が巣立った時
私いくつよ⋯
両親の介護も先が見えん。
え?私の老後ってお一人様一直線なん?
しかもつい最近、娘(1人目の旦那の子、成人済)に
「お母さん、女として終わっとるよね」
とか言われる始末⋯
いや、私も自覚しとるんよ。
確かにだんだん性別の境界線が曖昧になっとる⋯
「このまま終わらせたらアカン気がする」
そんな気持ちが芽生えた。
どうせダメでも笑い話になる。
この際、茶飲み友達でもいいっ!!!
その日、勢いで私はマッチングアプリに登録した。
本当に「暇つぶし」くらいの気持ちだった。
この時の私は、この一歩が、恋愛リハビリの第一歩になるなんて、思わんかった。
