見出し画像

【ORIX】2025 戦力分析

昨年のオリックスは4連覇を目指し始まったが貧打に貧打を重ね、最終的には5位に沈むという苦杯を舐めた1年だった。今年のオリックスは新たに岸田護を監督に据え迎えるシーズン。2025年のオリックスはどうなるのか展望していこう。

オープン戦の総括のnoteに投稿してますのでそちらも是非!!

入団・退団

チームを去った、新たにチームを加入した選手たちはこんな感じ。引退選手が4人と例を見ないシーズンオフだったがその中でもチームの顔という存在だったT岡田と安達が引退し、チームは野手最年長が35歳の西野真弘と大きく若返った。その他にもチームホームラン王のセデーニョ放出、先発である程度活躍したカスティーヨの自由契約など助っ人のメンツは大きく変貌。さらに第2次戦力外通告が「0」とここ数年では異例中の異例の事態も起こったシーズンオフを過ごして、迎える2025、一体どんな年になるのでしょうか。

上位返り咲きへ、最大のポイントは「貧打解消」

打率.238(リーグ5位)
本塁打:71(同5位)
得点:402(同5位)
出塁率.297(同5位)
長打率.331(同5位)
OPS.628(同5位)

上記が昨年の主なチームの打撃成績。順位と同じ5位を連発。これぞパ・リーグ5位の底力なんだと言える成績。これだけ打てないとなると上位進出には厳しい。

5位に沈んだ昨季、最大の誤算は「打線」。怪我人にも苦しめられたがいかんせん打てなかった。23年首位打者の頓宮は打率.197。その他中川、宗、紅林など3連覇を支えたメンバーも軒並み不振や怪我で不完全燃焼のシーズン。しかも紅林に至っては、手術が必要なくらい右足を痛めてプレーしており、後半戦は苦しみ打てなかった。

さらにFAで補強した西川龍馬も打率.258と本領発揮ならず。主軸と言える選手は0でチーム最多打点は森の46。優勝したソフトバンクは山川が99打点と考えるといかに少ないかがわかる。深刻すぎる得点力不足に陥ったのが2024年のオリックスだった。

①先発

さて前フリが長くなりましたが、いよいよ今年のオリックスの分析スタートです!
まずは、先発から。先発投手はオープン戦とニュースを見た感じこのような陣容になると思います。

【1】宮城大弥      防1.91 7勝9敗
【2】九里亜蓮      防3.21 7勝10敗
【3】高島泰都      防4.02 2勝2敗
【4】A.エスピノーザ   防2.63 7勝9敗
【5】曽谷龍平      防2.34 7勝11敗
【6】椋木蓮       防5.54 1勝1敗

※書いてる成績は全て2024年

山下が腰痛を三度発症し、開幕ローテから離脱。そして大々的なフォーム変更でキャリアハイを目指す田嶋も新フォームがしっくりきていないのか安定感のない投球。その上風邪で先発ローテーションからは早々に戦線離脱。負けない男の異名を放っていた東も、8月に手術した右肘が完全に回復しておらず、ファームで投げ始めたばかり。オープン戦の結果、空いた2つのローテの椅子は、高島泰都、椋木蓮がそれぞれ勝ち取った。

開幕投手は宮城大弥。11月4日に発表と異例の速さでの決定でした。

絶対的エース、山本由伸が抜けた昨年、怪我で1ヶ月半ほど離脱していたのにも関わらず、後半戦はほぼ全ての試合で7イニング以上投げ抜き、自身初の最優秀防御率へ向けて好投を続けていましたが、シーズン最終戦での仙台、8回を投げ抜けばタイトル獲得というところで無念の豪雨に見舞われ、雨天コールド。試合後の号泣は心を打たれました。その悔しさを晴らすべく岸田監督も早めに開幕投手頼むぞという通達をしたはず。チームは京セラドームでの開幕戦11連敗中。名実共にオリックスのエースに成り上がった男は真のエースに駆け上がれるか。

ファインプレーすぎる九里亜蓮の獲得

今オフ、最大の補強はFAでの九里亜蓮の獲得。当初メジャー移籍を目指し海外FA権を行使したが、契約がまとまらなかったのかなんの報道もなく、獲得に成功。FA選手が公示されてから僕自身「オリックスフロント、九里亜蓮の獲得に動かないかなー」なんて思っていたところでの緊急獲得。さすがに心が躍りました。「貧打に苦しんだチームがなんで投手獲るねん」という声もちょくちょく見られたが、先発できる投手なんていくらいても良い。メジャー移籍だろうと思っていたところでニュース報道もなしで水面下で交渉していた福良さん始め、フロント陣はさすがの一言。この補強は、昨年貧打の影に隠れて、規定投球回0の投手陣にあまりにも大きすぎる補強、オープン戦を見ても仕上がり具合は完璧。九里に求めるのは、「投球回数」球界7年ぶりの200イニングへ。7年連続110イニング以上を投げ抜いた「イニングイーター」はチームにどのような影響をもたらすのだろうか。怪我人はいるものの充分なメンツで挑む先発陣は昨季同様チームのストロングポイントとなれるか。

②リリーフ

続いてリリーフ。こちらも先発同様、ストロングポイントだ。オープン戦を通して岸田監督が明言した勝利の方程式がこれ。守護神はマチャドで始まり、その前を昨季デビューから22試合連続無失点のタイ記録を打ち立てた古田島成龍が7回、8回にはNPBに電撃復帰となったペルドモが担う事になり、最強の勝利の方程式の完成。

【7回】古田島成龍     50試合防0.79
【8回】ペルドモ        29試合防0.64
【9回】マチャド        53試合防2.03

痛すぎる2人のTJ手術で“今季絶望“

オリックスは昨季までの中嶋政権の4年間で毎年リリーフ陣は誰かしらが入れ替わっていた。今年も昨年と全く同じリリーフ陣は形成できない。何故かって?そう、吉田輝星がトミー・ジョン手術に踏み切ったからだ。昨季終盤の右肘疲労骨折が影響しているのかキャンプに入っても痛みが治らず、ノースローで調整していたがついに限界が来て、首脳陣との話し合いの結果、トミー・ジョン手術を受けることに。リハビリも兼ねて本格的にまた1軍で投げられるのは2027年。日本ハムからトレードで移籍してから、昨季は50試合防3.32とフル回転したリリーフがいないのは大きな戦力ダウン。そして日本シリーズ制覇に貢献した宇田川優希トミー・ジョン手術を決断。同じ時期にチームから2人が右肘手術で今季絶望というショッキングなニュースでリリーフ陣やばいのではないかと思ったが、光明もある。

俺も帰って来れそうや。

そしてついにこの男が一軍に舞い戻ってこようとしている。小木田敦也。5月に右肘を負傷し、8月のファームで復帰するも今度は上半身のコンディション不良で再び離脱。結局、1軍の舞台に戻ることなくシーズンを終えた。離脱するまで13試合防1.38と「7回の男」として君臨し、安定感のありすぎる投球を披露。小木田が帰ってきてくれたら、リリーフ陣の戦力アップは間違いない。

期待の若手

2人がTJ手術でリタイアが決まったリリーフ陣、期待の若手もこのオープン戦で頭角を現した。1人目は東松快征。オープン戦の防御率こそ10.80も、随所に期待感を覗かせた。大敗を喫した4日の楽天戦で三者凡退に抑えるなど非凡なものはあるだけに将来、左のセットアッパーとして君臨する未来が見えた。開幕一軍にも抜擢され充実のリリーフ陣の中存在感を放つことはできるか。今年、要注目したい。

2人目は、東山玲士。ドラフト5位ルーキー、同志社大、エネオスを経ての入団。初めて見たのは5日の楽天戦。訳あってビジター応援席から見ていたが、2回表小郷を三振に斬ったチェンジアップマジで止まってた。脅威のチェンジアップを見たなと。これは即戦力レベルなのではと実感しました。ルーキーイヤーの今季、一軍で投げ始めて抑えても何らの違和感はない。将来緩急を駆使してマウンドに立つ姿が見たいですね。

③打撃

昨年5位に沈んだ原因は、間違いなく打てなかったから。前書きで触れたようにとにかく打てなかった。昨年と比べての上積みは、助っ人の加入に過ぎなかった。開幕2日前、ほぼほぼ固まってきた開幕スタメンを予想しておこう。

1番 中堅 中川圭太   打率.364  0本0打点
2番 二塁 西野真弘          .300  0本1打点
3番 遊撃 紅林弘太郎         .366  1本3打点
4番 DH      E.オリバレス         .154  0本2打点
5番 三塁 宗佑磨              .308  0本2打点
6番 左翼 西川龍馬             .051  0本0打点
7番 一塁 太田椋      .162  0本2打点
8番 捕手 若月健矢       .222  0本0打点
9番 右翼 山中稜真       .313  0本2打点

※成績はオープン戦

助っ人がどこまで打線を上積みできるか

チームホームラン王のセデーニョを放出したオリックスは新たに2人の助っ人を獲得。アスレチックス傘下からジョーダン・ディアスとメジャー通算29HRのエドワード・オリバレスを獲得。OAKファンの自分からしたらディアスの獲得は「あのディアスか!!」とテンションが上がりました。2人ともメジャーである程度の実績を残してるのでスタメンに組み込むとなると中軸を打ってもらわないと困るというのが現状というところ。

ディアスはオープン戦の感じ、選球眼に優れていて三振多いタイプではなさそう。またホームランも生まれたが、長打はそれのみ。打率も悪くなくオープン戦の初めの方はコンスタントに毎日ヒット打っていた印象。おそらくポジションの兼ね合いで開幕2軍が濃厚だが必ず必要になる。その時まで耐えてほしい。OAKファンの自分にとっても元OAKのディアスには日本でドリームを掴んでほしい想いが人一倍強いです。

一方のオリバレスはオープン戦の初めは大いに苦しんだ。しかし、最後の阪神戦でツーベース2本を打つなど尻上がりに調子を上げてきた。ホームランこそ出ていないもののもう少し実戦を積めばいずれ打てる。個人的にはオープン戦総括でも書きましたが、ステフェン・ロメロのような成績を残してほしい。昨季チーム最多本塁打は15本、最多打点は46と低迷を極めた打撃陣の起爆剤になれるか。

捕手

予想にも書いてる通り、捕手は森友哉が離脱し、若月が基本線。第二捕手は福永が担う。森友哉が復帰するまで若月が攻撃の面でカバーできるか。若月はフル出場が続くと成績が低下しがち。投手によって福永をスタメンで使っていくのも作戦の一つだろう。

内野手

内野手は昨年と大きな変更はなさそう。足の手術をした紅林がオープン戦打撃絶好調。さらにサードを守る宗もヒットを量産。復活へ燃えるシーズンとして上々のスタートを切った。二塁は昨年9年ぶりの3割を記録した西野さんをスタメンに推したい。進塁打、フォアボール、粘りの部分でチームに欠かせないピース。今年も好調をキープしておりスタメンは十分に任せられる。最後の一塁は内野で最も競争が激しい。だからこそ、不調な選手に固執せず、柔軟に使い回してほしいところ。

外野手

オープン戦を見てると、西川龍馬のレフトはおそらく確定。打撃で苦しんだオープン戦だったがファームでの試合で才木から2安打と上昇傾向にある。続いてセンターは中川圭太が濃厚。打率.364で満場一致の起用。そして最重要のライトにはドラフト4位ルーキー山中稜真を推したい。オープン戦からルーキーとは思えない打撃センスで猛アピール。是非とも対戦カードが一周するまでは使い続けて欲しいですね。

④守備

そしてオリックスの中で地味に課題にあるのが守備。捕手の陣容は揃っているだけに心配なし。オープン戦で際立ったのが盗塁阻止率の高さ。若月、福永共にほとんどの盗塁を刺した。特に福永の強肩ぶりは目を引くものでシーズンで大きな武器になるはずだ。

内野手は、紅林と宗で三遊間を固め、盤石の体制。二塁の西野が少し不安ではあるが平均クラス。そして一塁の太田は本職セカンドだが守備は抜群。同じポジションを争う頓宮やディアスとは一回り上の守備。ちなみにディアスはOAK時代、セカンドやサードも守っており、福良GMも内野ある程度守れると話していたが、ファースト専用になりそう。ただ、この布陣だと内野手の守備が投手の足を引っ張ることは考えにくい。

一方で、外野の守備は難あり。レフトを守る西川龍馬は決して上手いとは言えず、センターの中川も守備範囲が狭い印象。ライトの山中は未知数だが、抜群に上手いと聞かれるとハテナになる。守備重視の布陣ならセンターで渡部遼人、レフトで福田周平とかでも良さそう。来田や池田の守備はまだまだであり、ライトも1試合守らせるのは不安。オリバレスも福良GMが「外野全部守れる」と言っていたが、オープン戦を見る感じ、ライトの守備もやばそう。というのが感想。正直なところ、守らせるには不安すぎる。そしてドラ1の麦谷も守備に難はなさそうだが、送球が不安定なのがネック。渡部遼人のような、守備の上手い外野手が出てきて欲しい。そのためには、来田や元、池田、茶野などが今年一軍に定着して欲しいですね。また、抜群の守備力を誇る渡部遼人も、打撃さえ平均クラスになれば、満場一致でレギュラー。今年のオリックスは、外野手が攻守両面で鍵を握っているのかなと感じます。

以上でオリックスの2025の戦力分析は以上になります!わかりやすいな、タメになったなという方がいれば是非スキを押してください!2日後の開幕に向けて士気を高めていきましょう!ここまで読んでくださった方ありがとうございました!!

また次の記事で👋















いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集