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目的の決め方がわからない人へ|目標より先に決めるべき“判断基準”とは【目標達成術 第2話】

「目標を立てても続かない」

「やることは決めたのに、途中でどうでもよくなる」

「最初はやる気があったのに、気づいたら元に戻っている」

こういう経験がある人は多いと思います。

そして多くの場合、その原因はこう言われます。

「意志が弱いから」

「本気じゃないから」

「継続力がないから」

「行動量が足りないから」

もちろん、それも一部はあるかもしれません。

でも、私はそれだけではないと思っています。

目標が続かない本当の理由は、
目標の前にある“目的”が曖昧だからです。

もっと言えば、

目的を実現したい理由が浅いから、判断基準ができていない

のです。

目的と目標は違う

まず、目的と目標は違います。

目的とは、なりたい未来です。

目標とは、その未来に近づくために達成すべき条件です。

たとえば、

「副業で月10万円稼ぐ」

これは目標です。

「資格を取る」

これも目標です。

「毎日投稿する」

これも目標です。

「体重を5キロ落とす」

これも目標です。

でも、それだけでは目的ではありません。

目的とは、その先にある未来です。

副業で月10万円稼いで、何を実現したいのか。

資格を取って、どんな状態になりたいのか。

毎日投稿して、何を積み上げたいのか。

体重を落として、どんな生活をしたいのか。

ここが見えていないと、目標は途中からノルマになります。

最初はやる気があっても、だんだん苦しくなる。

なぜなら、その目標を続ける理由が弱いからです。

アファメーションの再現率が低い理由

昔から、自己啓発やビジネスセミナーでは、アファメーションのようなものがよく語られます。

「年収2000万円になった自分をイメージしましょう」

「高級車に乗っている未来を想像しましょう」

「年に何回も海外旅行を楽しんでいる自分を思い描きましょう」

こういう話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

もちろん、未来をイメージすること自体が悪いわけではありません。

問題は、そこに理由がないことです。

なぜ年収2000万円が必要なのか。

なぜ高級車に乗りたいのか。

なぜ海外旅行に行きたいのか。

その未来が、自分の人生のどんな不満や違和感や願いとつながっているのか。

そこが浅いままだと、それは目的ではなく、ただの欲望のカタログになります。

ショーウィンドウに並んでいるものを見て、
「これも欲しい、あれも欲しい」と言っている状態に近い。

でも、欲しいものを並べただけでは、人生の判断基準にはなりません。

目的は「未来像」だけでは足りない

目的とは、単に「こうなりたい」と思うことではありません。

本当に機能する目的には、必ず理由があります。

つまり、目的とは、

なりたい未来 × それを実現したい理由

です。

たとえば、

「田舎でのんびり暮らしたい」

という未来があったとします。

これだけでも、目的のように見えます。

でも、まだ浅い。

そこに理由が入ると、目的は一気に深くなります。

たとえば、

「お金のためだけに働き続ける人生にしたくない」

「自分の人生の時間を、仕事だけに奪われたくない」

「自然の近くで、静かに暮らしたい」

「好きなゲームやキャンプを楽しむ時間を守りたい」

「でも生活にはお金が必要だから、労働収入だけに依存しない仕組みを作りたい」

ここまで掘ると、ただの願望ではなくなります。

未来像に理由が接続されます。

すると、判断基準が生まれます。

目的を実現したい理由が、判断基準になる

ここが一番大事です。

目的が一番、目標が二番。

なぜなら、目的を実現したい理由が、すべての判断基準になるからです。

たとえば、先ほどの例で考えてみます。

目的が、

「田舎でのんびり暮らしたい」

だけなら、まだ判断基準としては弱いです。

でも、その理由が、

「仕事に人生の時間を奪われたくない」

「労働収入だけに依存したくない」

「好きなことをする時間を守りたい」

まで掘れていると、選択が変わります。

たとえば、何か新しい仕事の話が来たとします。

収入は増える。

でも、時間も奪われる。

場所にも縛られる。

人間関係のストレスも増える。

このとき、目的が曖昧な人は迷います。

「お金は増えるし、やった方がいいのかな」

「でも忙しくなるし、どうしよう」

「せっかくのチャンスかもしれない」

と、判断が揺れます。

でも、目的の理由がはっきりしている人は、判断できます。

「これは収入は増えるけど、自由な時間は減る」

「これは自分が求めている未来と逆方向かもしれない」

「短期的なお金より、長期的に時間を生む仕組みを優先しよう」

こう考えられる。

つまり、目的は夢ではありません。

選択を迷わないための判断基準です。

目的があるから、目標を選べる

目的があると、必要な目標が見えてきます。

先ほどの例なら、

「田舎でのんびり暮らしたい」

という未来があります。

その理由は、

「仕事に時間を奪われたくない」

「好きなことをする時間を守りたい」

「労働収入だけに依存したくない」

だとします。

すると、目標は自然に出てきます。

労働収入以外の収益源を作る。

生活コストを下げる。

場所に縛られない収入を作る。

固定費を見直す。

田舎暮らしに必要な生活費を把握する。

複数の収益の柱を作る。

これらは、ただ思いついた目標ではありません。

目的から逆算して出てきた目標です。

だから強い。

目的がないまま目標を立てると、

「副業をしよう」

「資格を取ろう」

「SNSを頑張ろう」

「投資をしよう」

と、やることだけが増えていきます。

でも、目的があると、

「これは自分の目的に近づくのか?」

「これは自由を増やすのか?」

「これは時間を生むのか?」

「これは逆に縛りを増やすのか?」

と判断できます。

だから、やることを増やすだけではなく、
やらないことも決められるようになります。

目的がない目標は、途中でノルマになる

目標が続かない人は、目標の作り方が悪いのではなく、
その前にある目的が浅いのかもしれません。

たとえば、

「毎日投稿する」

という目標があります。

でも、なぜ毎日投稿するのかが曖昧なら、途中で苦しくなります。

アクセスが伸びない。

反応がない。

疲れる。

面倒になる。

すると、

「今日はいいか」

「明日からでいいか」

「そもそも意味あるのかな」

となります。

これは意志が弱いからではありません。

その行動が、どの未来につながっているのかが見えなくなっているからです。

でも、

「将来、労働収入だけに依存しないために、自分の考えや知識をストック型の資産に変えていく」

という目的があるなら、毎日投稿の意味が変わります。

それは単なる投稿ではありません。

未来の自由を作るための部品になります。

すると、今日の行動が目的と接続される。

だから続けやすくなります。

目的の決め方

では、目的はどう決めればいいのか。

いきなり大きな夢を考える必要はありません。

むしろ、最初は小さな違和感からでいいと思います。

たとえば、こんな問いです。

「本当は、何に時間を奪われたくないのか」

「どんな生活なら、少し楽になるのか」

「何のためなら、今の努力を続けてもいいと思えるのか」

「これ以上、何を我慢したくないのか」

「もし収入や世間体を一度横に置けるなら、どんな毎日を選びたいのか」

「自分が守りたい時間は何か」

「自分が減らしたいストレスは何か」

目的は、きれいな言葉で作る必要はありません。

むしろ最初は、少し泥臭い方がいい。

「働きたくない」

「人に振り回されたくない」

「自分の時間を奪われたくない」

「静かに暮らしたい」

「好きなことをする時間がほしい」

こういう本音の方が、目的の材料になります。

きれいな目標より、泥のついた本音の方が、根を張ります。

目的を深くする質問

目的を決めるときは、未来像だけで終わらせないことです。

必ず、

なぜ、その未来を実現したいのか?

を掘ります。

たとえば、

「自由に暮らしたい」

と思ったとします。

そこで止めない。

なぜ自由に暮らしたいのか。

何から自由になりたいのか。

時間なのか。

場所なのか。

人間関係なのか。

お金なのか。

会社なのか。

責任なのか。

世間体なのか。

さらに掘ります。

なぜ、それが苦しいのか。

それがなくなったら、どんな日常になるのか。

逆に、それが続いたら、どんな未来になってしまうのか。

ここまで考えると、目的はただの願望ではなくなります。

人生の判断基準になります。

目的が決まると、優先順位も決まる

目的があると、優先順位が決まります。

なぜなら、目的に近づくものから選べばいいからです。

逆に、目的がないと、すべてが同じ重要度に見えます。

副業も大事。

資格も大事。

人付き合いも大事。

SNSも大事。

投資も大事。

勉強も大事。

健康も大事。

全部大事に見える。

でも、人間の時間も体力も有限です。

全部はできません。

だから、目的が必要になります。

目的があるから、

「今はこれを優先する」

「これは後でいい」

「これはやらない」

「これは自分の未来とは関係が薄い」

と選べる。

目的とは、人生のナビに入れる目的地です。

目的地を入れていないのに、最短ルートは出ません。

まとめ

目標達成で最初に必要なのは、目標ではありません。

目的です。

ただし、目的とは「なりたい未来」を思い描くだけではありません。

大事なのは、

なりたい未来と、それを実現したい理由をセットにすること

です。

理由があるから、判断基準が生まれます。

判断基準があるから、目標を選べます。

目標を選べるから、優先順位が決まります。

優先順位が決まるから、今日の行動が決まります。

だから、

目的が一番、目標が二番。

目標が続かないときは、意志の弱さを疑う前に、
その目標の前にある目的を見直してみてください。

あなたが本当に実現したい未来は何か。

そして、なぜその未来を実現したいのか。

そこまで見えたとき、目標はただのノルマではなくなります。

自分の未来に近づくための設計図に変わります。

次回予告

次回は、

成功法則が成功しない理由
自己啓発を学んでも人生が変わらない人へ

について話します。

目的を決めると、人生の判断基準ができます。

でも、目的を決めただけで現実が動くわけではありません。

大事なのは、その目的を脳にどう見せるかです。

アファメーション。
思考は現実化する。
引き寄せの法則。

これらはよく、

「願えば叶う」
「イメージすれば現実になる」

という話として語られます。

でも、構造再設計メソッドでは少し違う見方をします。

思考は現実化するとは、魔法ではありません。

脳に未来像を設定し、その未来に関係する情報・選択肢・行動を拾いやすくする仕組みです。

つまり、

思考は現実化する=オートマチック目的達成術

です。

次回は、成功法則がなぜ多くの人に機能しないのか。

そして、どう使えば目標達成に活かせるのかを話します。

▼次回はこちら

才能インストールシリーズ 継続力編はコチラ


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