「やる気ペ〜ン!」
vol.1518
昨日は企業のイノベーションについて語らせていただきましたが
今日は、個人についてです。
予測不能なVUCA時代は、ビジネスパーソンにとっても革新が求められます。
そうした現状をふまえて、積極的に新しい知識やノウハウを勉強している方もいらっしゃるでしょうし、その証として分かりやすいのが「資格」でしょう。
…一方、仕事に家事に育児に忙しい大人は、…なかなか続けるのが大変なわけです…
そんな中、今、勉強する大人たちの間で注目を集めているペンがあります。
それが、コクヨの「大人のやる気ペン」です。
〈ITmediaビジネスオンライン / 2025年8月18日〉
やる気を可視化するペン
こちらは、やる気を可視化することができる “IoT 文具”。

同製品をペンに取り付けて文字などを書くと、そのボリュームに合わせてライトの色が白からピンクまで10段階で変化する。
つまり、勉強すればするほど色が変わるわけです。
そして、学習が終了したらアプリにデータを転送。
すると、学習量がグラフやカレンダーに可視化されたり、一週間の学習傾向に応じて叱咤激励のメッセージが届きます。
さらに、アプリ内で仲間との出会いがあり、出会ったときにもらえる「ナカマカード」には、勉強する理由や勉強のコツ、叶えたい夢などが書かれている。
それを見た人が、
「あぁ…、自分は決して一人じゃないんだ」
と共感し合うことで、勉強が続くそうです。
この商品はクラウドファンディングプラットフォーム「マクアケ」で生まれたのですが、1本9900円という高値にも関わらず、多くの支持者を集めています。
目標は50万円だったのですが、3600人を超えるサポーターから約3500万円の応援購入があったそうです。
つまり、達成率6910%という驚異的な数字…(驚)
想定以上の反響に、急遽追加生産したのでした。
大人の71%が途中で挫折
この商品、実はもともとは子ども用に開発された「しゅくだいやる気ペン」がきっかけになっています。
子ども向けにつくったのに、利用者のうち数%が大人ということが判明。
インタビューしてみると、約7割が資格勉強や自己学習に使用していて、難易度の高い資格試験に挑戦する人が多かったそうです。
そんな中、
「どうしても最初の10分ができない」
「以前、資格勉強に挫折した」
「誰も褒めてくれないし、怒ってもくれない。孤独感がつきまとう」
など切実な悩みを抱えている人がたくさんいることが分かり、だったら「大人用を」という運びに。
GetNaviが主催の「文房具総選挙2025」でも大賞を受賞するほど人気が爆発したのです。
コクヨが実施した1万人規模のアンケート調査では、大人の26%が資格勉強に取り組むものの、そのうち71%が途中で挫折していたという結果に。
まさに、勉強する人たちの救世主のような存在なのです。
実際、ユーザーの評価も高いそうなのですが、同社曰く、その理由は日常で感じるごく小さな動機付け「マイクロモチベーション」を誘発しているからとのこと。
コクヨ イノベーションセンター やる気ペングループ グループリーダーの中井信彦さんは
「学習の習慣化には『自己効力感』が重要だと言われますが、それは学習を一定継続して、ようやく得られる感覚だと思います。やる気ペンは、成長実感を得られる前段階の小さなやる気を引き出すことをサポートする製品と位置付けています」
とコメント。
非常に考えられた設計になっているのです。
ドラえもんの世界のような道具たち
しかし、最近はドラえもんのポケットから出てきそうな商品が次々と誕生しているように思います。
特に印象に残っているのは、オランダ・アムステルダムのデザインスタジオ「Modem」が制作した「Dream Recorder」(ドリーム・レコーダー)です。
〈Pen / 2025年7月30日〉
こちらは、夢を短編映像に再現するベッドサイド用AIデバイス。
目覚めた直後に夢の内容を声で語ると、それをAIが解析し、印象派風の映像に変換して表示くれるそうです。
変な夢を見るとついつい誰かに話したくなりますが、まさに、そのニーズを満たせる機械なのです。
これも、ドラえもんが「ドリーム・レコ〜ダ〜!」と叫びながら、ポケットから出しそうな感じがしませんか?
あっ、ちなみにこの記事のタイトルの「やる気ペ〜ン!」もドラえもんをイメージで書きました😊
〜ということで、テクノロジーの進化により、今後もあっと驚くような商品に出会えることを楽しみにしております〜
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
