成績急降下!中2の中だるみ? いや、飛躍の前のタメと思うことにした話|【勉強のやり方を教える”お父さん塾”|中学校編】
息子が中学校に上がってから、ゆるい声掛けでペースメーカ的に続けてきた
「ゆるサポート型 お父さん塾」
直接的な学習指導もたまに行っていましたが、その機会も徐々に減っていき、中学2年の頃には、聞かれた時だけすこしアドバイスする程度だったと思います。
父としては、手を抜いていたわけではなく、あくまで息子の自律走行が目的なので、息子が頼ってくるまでは、こちらからは手を出さないようにしていました。
(あまりにマイペースなので、手を出したくてうずうずする時もありましたが、、)
そして、順調に下がっていく成績
中2の頃と言えば、部活で3年生が引退し、新チームで副キャプテンに就任。
なかなかチームをまとめることができず、キャプテンの子と2人で悩んでいたり、夏休みは「友達」と花火を見に行くと言って深夜帰りになったり。
青春すぎてこっちが「キュン」となるエピソードが盛り沢山です(笑)
託されたバトン
青春エピソードの中でも、ひときわ「キュン」とさせられたのが、中2の体育祭の時のお話。
陸上部だった息子は、リレーのアンカーに選出されました。
親としても、息子の晴れ舞台を見ようと、出番の前には最前列を陣取り、カメラを構えて待機していました。
前の組が終わって、いよいよ息子の出番。
スタートの号砲が鳴り、第1走者、第2走者とバトンをつないでいきます。
抜きつ、抜かれつの盛り上がる展開。
息子のチームが一時トップに。
チームメイトの応援も一気に盛り上がります。
息子の前の走者の女の子にバトンが渡りました。
その女の子は、一生懸命走っていましたが、一人抜かれて2位に。
最終コーナーを周りきる頃、リレーゾーンで待機する息子が、女の子に向かって叫びました。
「大丈夫!最後まで、がんばれっ!!」
最後まで懸命に走り切った前走の女の子ですが、順位を落としてしまったことに、罪悪感があったのかもしれません。
リレーゾーンで息子にバトンを渡す時、めいいっぱい腕を伸ばし、バトンを突き出すようにして
「おねがい!!!!!」
と言って息子にバトンを託しました。
「おねがい!のバトン」を託された息子は、一気に加速してグングン追い上げ、バックストレートで一気に距離を縮めます。
最終コーナーを抜け、最後のストレートでギリギリで抜き返し、
「おねがい!のバトン」
を持った手を高々と突き上げながら、1位でゴールテープを切る息子。

駆け寄ってくるチームメイトからの割れんばかりの歓声と祝福。
そこに、息子にバトンを託した前走の女の子の姿もありました。
遠くて何を言っていたのかはわかりませんでしたが、喜びとも安堵ともつかない表情で、抱きつかんばかりの女の子に、ガッツポーズで応える息子。
「キュン」とさせられました(笑)
結局、父のカメラのシャッターは一度も切られることはありませんでしたが、この時のことは今でも鮮明に覚えています。
こんな青春の思い出とともに、
順調に下がっていく成績
だけど、今しかできないことがある。
今しかできないことを全力でできる子は、「やるべきこと」ができた時に、全力が出せると思う。
なぜって、「全力の出し方」を知っているから。
大人になってしまうと、今やるべきことを考えすぎて、今しかできないことを忘れがち。
息子は今、今しかできないことに全力で取り組むことで、全力の出し方を習得している。
そう、だから、
これは中だるみじゃなくて、飛躍の前のタメに違いない。
そう思うことにしました(笑)
そして、ちょっぴり反抗期
息子は、基本的には素直な子でしたが、この時期はすこし反抗期でもありました。
中学生の反抗期としては軽いほうだったと思いますが、それでも物に当たって壊したり、何か話しかけても「ウザい」と言って無視したり。
でも、反抗期は、心が成長するための通過儀礼のようなもの。
この時期、息子は心のモヤモヤをちょっとずつ整理していて、一方の父は、「言わない・見守る」の練習中。
お互いに精神的な成長を遂げた時期だったのだろうと、今は前向きに捉えています(笑)
以上、今回は、中2の時期の様子について書いていきました。
次回から、いよいよ受験年度となる中3の時期について。
息子が通うエリアの高校受験事情と、「内申点」に父がモヤモヤする話、を書いていこうと思います。
執筆後記
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
特に何かを教えたという印象がない中2の時期は、勉強をネタとした記事としては思いつきませんでした。
でも、確実に成長はしているはず、と思い、考えたのが今回の記事です。
思春期は、子どもなりに「やりたいこと」と「やらないといけないこと」の間で葛藤している時期だと思います。
なので、あれこれうるさく言うのではなく、子どもが全力になっているものを、親も一緒になって楽しむくらいのスタンスで、ちょうどよかったのかなと思っています。
この記事は、父と息子の伴走学習記、「お父さん塾 一カ月特訓」の続編です。
中学校入学直後の「実力テスト」に向けて、過去問49点からスタートした、普通の親子の一か月間の挑戦を、ぜひ読んでみてください。
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