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内申点とはなんぞや? 令和の高校受験にモヤモヤする父の話|【勉強のやり方を教える”お父さん塾”|中学校編】


今回から、息子もいよいよ中学3年となった、受験年度の話を書いていこうと思います。

受験年度の話を書くにあたり、息子の通うエリアの高校受験事情について、軽く知っておいていただいた方が、この後の話かわかりやすいと思い、今回は「地方の高校受験事情」の簡単な紹介の回にしたいと思います。


高校受験の大まかな傾向

まず、高校選びですが、公立高校で5~6校、私立高校で2~3校の中から、それぞれ1校ずつ選び、公立高校1校、私立高校1校という受け方になります。

私立高校は、公立トップ校から3番手校上位くらいの学力帯の子を、「特進クラス」等と銘打った選抜コースに、あの手この手で勧誘する、と言った感じです。

私立高校は、基本的に「落ちる」事はありませんが、希望するコースで入学できるかは、入学時の選抜の結果次第、ということになります。

併願の私立高校が「選べる」という点で、地方の中では、恵まれている方ではないかと思います。



私立高校が選ばれる時代

父の時代は、基本的に全員公立高校が第一志望で、私立高校はお守り校という感じでした。

でも、今は違っていました。

・推薦で早めに決めたい
・大学に指定校推薦で進学したい
・部活で全国を目指したい
・立地が良くて通いやすい
・校舎がキレイ
・制服がかわいい

などなど。

様々な理由で、公立高校との比較の上で、私立高校を選んで進学している子がかなりいる、という印象でした。



内申点制度

父の時代は、
「内申点?なにそれ?」
の時代で、当日点一発勝負でした(笑)

「今の高校受験は内申点が重要」ということは認識していたのですが、息子が通う塾の進路相談で、こんなやり取りがありました。

(塾の塾長との進路相談にて)

塾長「(息子)君、志望校はどこにする?」
息子「えーっと、〇〇高校がいいです」

塾長「うん、戦えるところにはいるから、ここを目指して頑張ってみようか。」

と、すぐに折り合って、拍子抜けするくらい志望校はすんなり決まってしまいました。

時間が余ったので、何か聞いてみようと思い

父 「先生、ちなみに△△高校だと、どんな感じですか?」

塾長「んー、かなり厳しいと思います。当日点を合格者の平均ラインまで上げられたとしても、内申点でひっくり返されるかもしれません。正直かなり不利な戦いになます。」

予想通りの回答ではありました。。

実際のところ、「志望校」とは言うものの、受験生本人の希望や意思が入る余地はあまりなく、内申点で志望校がほぼ決まってしまう、という感じです。

この内申点制度、父がすこし気になったのは、3年間平均的に内申点を積み上げることだけが、中学生の「がんばった」の指標なのか、ということ。

・部活動が忙しくて、引退してからがんばった子
・苦しい時期があったけど、がんばって乗り越えようとしている子
・本番にフォーカスして、結果を出すがんばり方ができる子

子どもの個性はさまざまですし、中学校は3年間もあるのだから、がんばり方にもいろいろなタイプがあると思います。

確かに、父の時代の「当日点一発勝負だけ」という選抜方式も、賛否はあると思います。

「がんばり」を公平に評価に組み込むための内申点制度なのかなとは思いますが、

・地域間格差が結構あり、公平な指標なのか疑問
・十分合格できる学力のある子が、内申点不足で目指すことすら許されない
・学力が不足している子が、内申点のかさ上げで合格してしまい、入学後に「授業についていけない子」になってしまう

などの懸念がありそうな気がしました。

どの時期から始めても、どんな環境の子でも、がんばり次第で公平にチャンスがある、そういう仕組みにならないものかなぁ、と。

人の「がんばり」を評価するって難しいなと、改めて考えさせられました。


この内申点制度については、もっといろいろな立場の方のご意見も伺ってみたいなと思いました。

そういうルールなのだから、抗うより利用したほうが得。
これは事実です。

でも、この内申点制度を嫌って中学受験に流れる層も一定数いますし、やっぱり、制度自体には、納得感が得られていないのでは、と思います。

以上、今回は、令和の高校受験事情について、父がちょっとモヤモヤした話でした。

次回は、なかなか息子のエンジンがかからない、中3の様子を書いていこうと思います。



執筆後記

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

中学校編はこれまで、「パリピ卑弥呼」や「キュン」の話など、どこが勉強のやり方の話なの?という感じでしたが(笑)、今回からようやく少しだけ勉強っぽい話題になりました。

次回から、徐々に受験モードのお話になっていきますが、この後も、ぜひお付き合いください。


この記事は、父と息子の伴走学習記、「お父さん塾 一カ月特訓」の続編です。

中学校入学直後の「実力テスト」に向けて、過去問49点からスタートした、普通の親子の一か月間の挑戦を、ぜひ読んでみてください。


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