暗い部屋ですうすうと
おまえの寝息だけが聞こえる
あと何回聞いたら
朝になってしまうのだろう
明日おまえはいつものように
ごはんに遅れて起きるのだろう
しわくちゃのパジャマと寝ぐせの頭
テーブルの前にとすんと座り
おはようと
目をこすりながら言うのだろう
「おはよう」とわたしも
いつものふりで言うだろう
「今日はなにをしようか」と
パンを渡して聞くだろう
すうすう
すうすう
おまえにあわせて息をする
すうすう
すうすう
すうすう
鳥の声が聞こえる
寝息を立てるおまえの
稜線が濃く
なっていく
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