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人生の転機⑦|新卒1年目の挑戦と挫折、心が壊れ始めた日

やっと掴んだ夢の入社



高校受験、大学受験、中小企業診断士と、挑戦しては失敗を繰り返してきた僕。
でも就活では遂に大逆転し、第一志望の大手人材会社に入社できました。

求人広告営業として「ここから出世ルートに乗るぞ」と気合い充分。
研修中に東京本社勤務だと判明し、胸を躍らせていました。
「ここまで本当に順調、このまま結果を出して出世するんだ」
そう信じていました。


苦戦と行動量の爆増



しかし入社から半年間、営業予算を一度も達成できず。
新卒4人の中で、自分だけが未達という状況に焦りを感じました。

そこで成果を出している先輩たちを徹底的に観察。
KPIの行動量が圧倒的に多いと気づき、行動量を強化。

月間100件以上の提案、約1,000件のテレアポを4ヶ月間継続。
結果、新卒内提案数1位、全体でも常に3位以内をキープ。
売上も目標70万円に対し88万円達成、達成率126%を記録しました。


喜べなかった達成



結果は出たのに、達成感ややりがいはゼロ。
「この数字、誰のため?何のため?」と疑問が湧き、
達成してもインセンティブはほとんどなく、
努力と報酬が釣り合わない虚しさが押し寄せました。

あんなに嬉しかった内定、夢だった本社勤務、
そのすべてが色褪せていきました。


心身の異変



朝起きると体が鉛のように重い。
瞼が痙攣し、胃が痛み、吐き気が止まらない。
風呂も歯磨きも面倒になり、部屋も散らかりっぱなし。

電車に乗るとさらに吐き気が増し、
「今日会社に行く?行かない?」と
頭の中で何度も自問自答。

片手にはいつも上司のLINE画面を開き、
「体調不良で休みます」と打ったまま、
送信ボタンを押すか押さないかで何度も迷いました。

休む日が増え、体調はさらに悪化。
「このまま電車に飛び込めば楽になれるかも」
そんな考えが浮かぶほど追い詰められていきました。


学び



高校受験から始まった失敗と挑戦の日々。
大学受験、中小企業診断士、就活……
全ての経験を無駄にしたくなくて、必死に食らいついていました。

僕は要領の良いタイプではない。
だからこそ、人より多く努力して結果を出すしかないと思っていた。

そして、支えてくれた家族や、応援してくれた人たちの期待にも応えたかった。
「ここで諦めたら、今までの努力も期待も全部裏切ることになる」
そう自分を追い立て、限界に近い心身を引きずりながら会社に向かい続けました。

それでも、この頃から「努力では解決できないこともあるのでは」と
うすうす感じ始めていたのです。


次回予告



次回は「僕はあの日、適応障害になった」。
ついに心療内科を訪れた僕が告げられた診断、
そして人生を大きく変える“休職”という決断についてお話します。

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