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屋久島の最後のとんかつで作ったデミカツライス

最後のとんかつ?誤解させたらすみません、、、

屋久島に住んでいた頃、とんかつが食べたくなって困ることがありました。

私が暮らしていた東側には定食屋さんがほとんどありません。

だからスーパーのお惣菜コーナーにとんかつが残っていると、それだけで少しうれしくなりました。

ある日、スーパーへ立ち寄ると、お惣菜コーナーにはとんかつが1つだけ残っていました。

最後のとんかつ

閉店間際だったので、お弁当やお惣菜はほとんど売り切れています。

私は迷わずカゴへ入れました。

帰り道に車を運転しながら晩ご飯を考えます。

普通に食べる?

かつ丼にする?

こないだ食べたかつ丼

……何かないかな……

その時、ふと思い出したのがデミカツライスでした。

30歳の頃、大阪でよく通っていたお店の人気メニューです。揚げたてのとんかつに、たっぷりとかかったデミグラスソース。ご飯との相性が抜群でした。

デミカツといえば、岡山県の名物として知られるデミカツ丼が有名です。

岡山のデミカツ丼

揚げたてのとんかつにデミグラスソースをかけるスタイルで、洋食と丼文化が合わさったような料理です。

私が通っていたお店のデミカツライスも、どこかその雰囲気を感じる味でした。

寮に帰ると玉ねぎをみじん切りにしてバターで炒めます。

粗みじんにした玉ねぎを炒めています

玉ねぎがしんなりして甘い香りが立ってきたら、デミグラスソースを加えて軽く煮込みました。

缶詰のデミグラスソースを入れて煮詰めます

レンジで温めてカリッとしたとんかつをご飯にのせ、ソースをたっぷり。

あの時食べたデミカツ完成

屋久島の寮で、大阪の思い出の味が完成しました。見た目だけだとカツカレーですが、味は洋食屋の感じです。玉ねぎがザクザクして食感のアクセントになり甘味を加えてくれます。

キレイに細かくみじん切りにしなくても、粗みじんの方が食べたときの食感に違いが出て美味しかったです、、、、という言い訳。みじん切りは苦手です。

窓の外は静かな夜。

屋久杉のスプーンでデミカツライスを頂きます

スーパーで見つけた1枚のとんかつ。

そのおかげで、10年ほど前の懐かしい味に再会することができました。

今でもデミカツライスを見ると、昔通っていたあのお店を思い出します。


また、「屋久島で食べていたご飯」のマガジンでは、寮で作っていた料理や思い出をまとめています。

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