テニプラの考えるジュニアレッスンと保護者

前回のキッズレッスンに引き続き第二弾。
ジュニアレッスンと保護者について書いていこうと思います。
しかし、ジュニアレッスンと一口に言っても、

・教養レベル
・文武両道レベル
・プロ(就職を見据える)準備レベル

と様々です。
かかる時間もさることながら、
金額面でも100倍近くかかる場合もあります。それらを同列で語ることは、まず無理な話で、今回は教養レベルから文武両道レベル
で書きたいと思います。
戦績で言えば、試合にデビューするレベルから全国ベスト4以下としましょう。
のちに、

「テニスで稼ぐ、生きていく。」

可能性が、かろうじてあるのは少なくても

「全国優勝クラスより上」

なので。
もちろん、テニスコーチやトレーナー、
学校の先生やコーチなど

「テニスに関わり合いのある仕事」

は、たくさんありますし、
そうなるとテニスの戦績やレベルは、

「ある程度」

で良いわけですが…県大会優勝くらい?
か、それに準ずるレベルで十分です。

「テニスで食べていく」

というレベルは、一般的なイメージの
100倍は厳しいって感じですね。
全国優勝って、年間何人も出るんですよ。
インターハイから、全日本ジュニア、それ以外の全国大会も沢山あります。
10年、20年で何人の選手が

「テニスだけで、食べていけていると思いますか?」

って話なので。
そこは、もう正直、

「神様に選ばれた選手」

の領域。まぁ、観客目線で言えば、

「そのレベルの選手が必死に戦うから
こそ、お金を払ってでも見たい!」

ってなるわけですから。

今回は、試合には出ているけど、
プロを目指せるわけでも、
プロを目指しているわけでもない選手の話です。

初心忘るべからずですが、

「貴方は何を期待して、お子さんにテニス
を習わせているのでしょう?」

地方と都市部では、かなりの金額差がありますが、
週一回5000円〜ってところではないでしょうか?インドアや立地条件など
「付加価値」が付くと15,000円を超えるエリアも当然あるでしょう。
一面に10人以上入れてですよ?
それで、1時間半から45分くらいです。

選手コースになると、週4回以上で35,000円
〜って感じでしょう。はっきり言って、

「上限は無い」

です。年間300万以上かかるテニススクール
なんて、世界中にゴロゴロあります。

て、最初に戻りますけれど、

「プロに育てるための先行投資ですか?」

違いますよね。ほぼ100%の親御さんは、

「子供が頑張りたいって言ったから。」

じゃないですか?もちろん、最初は、
自分がテニススクールに連れてきたのかも
知れませんが、「つ」の取れる10歳くらい
から、もう立派にコートで戦う選手
になっていると思います。

「強いとか、弱いとかよりも大切なもの。」
「勝つとか、負けるよりも重要なこと。」

を貴方が知っていて、レッスンを受けさせ
ているんじゃないんですか?

スクール内とか、部活内とか、地方予選の
試合結果がそんなに大切ですか?

「その経験を通して得られるものに価値を
見出したから、協力しているんじゃない
ですか?」

中学、高校、大学の推薦枠とか…
確かに存在します。ですが、はっきり言って、
「それを求めてテニスをさせるのは、
あまりに非効率で、不確実な投資」

と言わざる得ません。

テニススクールで提供出来るものは、

・テニスの出来る環境
・専門知識
・学校以外の人間関係

であって、

「大学の推薦枠」

じゃないのです。
それだけのお金や時間を投資するなら、
勉強にした方が絶対効率的です。

人生を生きていく上で、

「好きなこと、目標を見つける。」

という事は、

「本当に難しい。」

のです。そうそう簡単には、見つかりませんよ。それは、それは幸運な出会いなのです。
それを自分の子供が、きっかけは自分だったかもしれませんが、見つける事が出来たのです。だから、応援しているのではない
ですか?
ここまでが大前提です。

「ここから全力でぶっ込むので、ぶっ込まれたくない人は、お引き取り下さい。」

さて…人間社会には、コミュニティーが
形成されますよね。

選手のコミュニティーも当たり前のように
形成されます。しかも、残酷なまでに

「レベル別で。」

まぁ、レベルでコートを分けたり、クラス
を分けたりしていますから当たり前
なんですけど。

さて、ここからが問題です。

「親御さんの方にもコミュニティーが
発生する。」

のです。さらに厄介な事に

「子供の実力で序列が決まります。」

まさに、バブル期の舎宅のよう。
旦那の出世が、奥様の序列に反映される
昼ドラのようなものが、

「形を変えて現れます。」

とてもとてもドロドロしたやつです。
見慣れると気にならないので、普段は
意識しませんけれど、ふと

「他の種目」

で見つけてしまうと、ギョッとします。
野球やサッカーなど、一緒に練習している
選手の親子さんのコミュニティーが、

「レギュラーと補欠」

で分かれているのに気が付いてしまった
時に、人の振り見て…じゃないですけど、

「テニスも同じなんだよなぁ…当たり前だけど。」

って話です。
選手、お子さんが上手くいかなくて、
精神的に不安定な時、イライラしている時、
やる気を失っている時、

「貴方は、本当に子供の為に声をかけていますか?」

正直、

「それは、貴方が自分の立場の為に言っている事でしょう?」

って言葉を百万回は見てきました。
本人は、気が付いてないかもしれない
ですけどね。

「だからこそ、タチが悪い。」

そんな言葉が選手に届くわけもない。
熱心に協力して頂くのは、
コーチとしてありがたい事ですが、

「もう少し、選手としてのお子さんには、
距離を置いて欲しいなぁ。」

というのか50%以上のコーチの意見
だと思います。
言わないだけで、気が付いていますからね。

「自分のプレーや結果で親が評価される。」

なんて事は。
言わないだけです。それに気が付かない
ようなら、勝てる選手にならないです。

「予測、予想とは人読み」

優れた選手なら、無意識に発動します。
しかし、それが悪い事だと言っている
わけではないのです。
人の世はそういうものだ。と学ぶ機会
でもあります。

コーチとしては、

・テニスの技術に関して口を出さない。
・下手に自分で強くしようとしない。
・コミュニティーに深入りしすぎない。
・他の子供にアドバイスしない。


この辺にご注意いただけると、非常に
やりやすいです。

質問はどんどんして下さい。

「コーチ側も風通しが悪くなると腐りますから。」

ただ、
コーチがやりにくくて、パフォーマンスを
発揮出来ないのは、お互いに望むところ
ではないでしょう。

大切なお子さんの素敵なテニスライフの
為に是非、ご協力下さい。

テニプラ

作中の分からない用言は、こちら
コーチからの手紙造語用語集
https://note.com/tennis_plus/n/n6b2bd338acf0


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