グリップと打点の相関性
グリップの種類と打点には相関性があります。
3つの要素からなり、
・近い↔︎遠い
・前↔︎後
・高い↔︎低い
で構成されます。
例えば、
コンチネンタルグリップは、
・遠い
・後
・低い
逆に、
ウェスタングリップは、
・近い
・前
・高い
イースタングリップはその中間です。
グリップと打点によって、
スイングアークの大きさが変わるので、
打ちやすいコースが変わってきます。
・コンチネンタルグリップは1番大きなスイングアークになります。
・ウエスタングリップは1番小さなスイングアークなります。
なので、
・コンチネンタルグリップは、
クロス方向にボールが打ちやすく、
・ウエスタングリップは、
逆クロス方向にボールが打ちやすくなります。
さらに対衝撃性の問題で、
コンチネンタルグリップではスライスの方が打ちやすく
(ラケットヘッドを上げやすい)
ウエスタングリップでは、トップスピンが
打ちやすくなります。
(ラケットヘッドを落としやすい。)
※良いミスの方向性(有料記事です。)
https://note.com/tennis_plus/n/nad6fc2e8a224
このように、ある程度グリップの種類によって打ちやすいコースや球種の傾向が出てきます。
もちろん例外もありますが。
この知識があれば、初見相手の得意なコースや戦術は、ある程度予見することができます。
例えば、デュースサイドでは、相手のグリップがウエスタングリップだった場合(フォアハンド)クロス方向へのリターンは苦手のケースが多いです。なのでストレートをケアすることになります。
※加えて、スライスサービスを打つケースが
多いので、打点も低くなり、かなり打ちにくい。
逆に相手のグリップが、イースタングリップ位だった場合は、クロス方向へのリターンが得意なケースが多いのでクロスをケアします。
(低い打点が苦にならないので、リターンしやすい。)
ダブルスでは、リターンがとても厳しいので、このグリップによる傾向というのがものすごく強く出ます。
それによって、ネットのポーチを予測する、誘導するアクションが、ある程度決まってきます。
もちろん個性の特性がありますので、
ゲームをしながら判別することになるのですが、最初の数ゲームは、グリップぐらいしか情報がないので、まずわかるところから、判断していきます。
グリップと打点の相関性は、テニスの理論構築をする際に、
「複数の理論で破綻が起こらない。」
という理論構築の原理から、ものすごく便利なものです。
ぜひ覚えて、相手の特徴を観察する際に使ってみてください。
今回は、フォアで説明しましたが、
「全てのショットでグリップ傾向はでます。」
観察してみてください。
テニプラ
