テニス上達メモ520.恋愛もテニスも上手くいく秘訣は「ありのまま」
▶テニスに恋愛はご法度ですか?
恋愛すると、そのことばかり考えて、テニスに打ち込めない。
テニスに打ち込むためには、恋愛はご法度だ。
こんなふうに考える人や父兄や部活動も、いたり、あったりするかもしれません。
しかしそれは、「完全な勘違い」。
誰かのためにいい意味で頑張る力を、恋愛によって引き出せれば、テニス ももっと上手く、強くなるのです。
▶テニスの力になる恋愛と、ならない恋愛
「力を引き出せれば」と言いました。
ということは、「力を引き出せない恋愛もある」。
すると冒頭に挙げたエピソードのように、恋愛によってテニスがおろそかになってしまいます。
力を出せるか、おろそかになるか。
この違いは、一体何でしょうか?
結論から言うと、恋愛のあり方です。
▶自分を偽る恋愛は、テニスに支障をきたす
相手に気に入られようとして、ありのままの自分を封印し、「自分を偽る(作る、演じる)」恋愛だと、テニスもおろそかになるでしょう。
恋愛で、お互いのありのままを受け入れ合えれば、それで十分に満たされるから、その満たされたエネルギーを、今度はテニスにトランスレーションできますね。
しかし、自分を偽って相手に好かれようとすると、結局、本当の自分を受け入れられない、受け入れてもらえない(気がする)から、不全感が残り、「愛されているだろうか」「嫌われたのではないだろうか」などと恋愛のことが気になって、やっぱりテニスにも支障をきたすというわけです。
「相手を気遣う」などというと、ポジティブに捉えられるかもしれませんけれども、相手の顔色を見て気遣いすぎるのは、愛されようと悪い意味で頑張る、やはり偽りの自分です。
▶愛されている実感が持てないのはなぜ?
ありのままをさらけ出して、その恋愛が上手くいかなかったら、それは拒絶されたのではなく、相性が合わなかったという事実確認ができただけ。
よしんば偽りの自分を演じて意中の人と付き合えたとしても、不誠実な仲だから幸せになれません。
作った自分では、「偽りの自分が愛されているだけ」だと本心では分かっているから、愛されている実感が、どうしても持てないのです。
ありのままの自分同士を受け入れ合える人と人との出会いが、仏道でいう広義の「縁」。
▶「ありのままのフォーム」でテニスは上手くいく
さて、仮に レッスンで作ったフォームにより、その場は上手く打てたとしても、ゲームでは、あなたの打ち方やフォームが、どうせ出てきます。
それが「ありのまま」だからです。
フォームなんて、テニスを始めたばかりのころから、グリップでも変えない限り、大きく変わりません。
「同じ人でも、上達するにつれフォームがきれいになった人もいる」と思われるでしょうか?
いえ、経験を積むほどにきれいになったように映るのは、洗練されてギクシャク感が抜け落ち、滑らかになるからであり、全体的な「形」は大きく変わらないのです(関連記事「意識よりも集中が美しいフォームを作る」)。
それが、「ありのまま」だからです。
恋愛もテニスも、自分を作らない、偽らない、演じない「ありのまま」だと、上手くいきます。
作って、偽って、演じて、表面的には上手くいったとしても、本質的には失敗しているのです。
▶「ありのまま」でいると、あなたの魅力が「にじみ出る」
ありのままの自分の打ち方 フォームを受け入れられると、「これでいい」という実感が持てます。
何者にも、ならなくていい。
クールな人が、熱い人を目指さなくてもいいし、面白い人が、クールな人を目指さなくてもいいし、熱い人が、おもしろい人を目指さなくてもいい。
そのままのあなたで「にじみ出る」魅力があるのです。
何もなければ、何もないのが魅力(ということに気づきにくいの)です。
▶結論:恋愛も、テニスも、人生も上手くいく方法
自分を嫌いになるのは、なぜでしょうか?
何者かになろうとするからです。
ありのままの自分を否定し、打ち方 やフォームを変えて「ほかの誰か」になろうとするから、テニスが嫌いになるのです。
ありのままの自分を受け入れられると、上手くいきます(それが、自己肯定感の本質)。
恋愛も、テニスも、人生も。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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テニスゼロ代表
吉田無型(よしだ・むけい)
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero