教えることは学ぶこと ㉓ 進学校に行かないで大学進学するという選択肢もある時代だから
海の日の前日、中学・高校時代の友人とモーニングに行った。
中学生のお子さんのことで、
話を聞いてほしいと言われたからだけれどー
話を聞き、私の経験なども話しながら
やはり、若いころの友だちは良いなぁと思った。
そして、私は、いつも自分の中・高の母校の友人に会うと進学校に行かなくてよかったとも思う。
その友人と会った少しあとに、カシオジュクチョーのこの記事を読んだ。
私の母校は、私たちが通っていた時代、同じ学年に京都大学や一橋大学に進学した生徒もいれば、短大、専門学校を選んだ生徒もいたり、就職をした生徒もいるようないろんな進路が選べる学校だった。
私は、ただ、英語を学ぶなら定評のあるこの学校に行きたかった。
すでに、小学6年生で、自分の母校の大学を志望校に選んで、中学受験を決めた。
大学卒業後の夢もおぼろげに見ていた。
英語だけではなく、英語を取り巻く文化などを学び
2回の留学生活が、円滑だったのも、今でも続く友情が次の世代にも及んでいるのも、この環境で学んだことが大きかったと思う。
そんな環境で一緒に学んだ同級生の中で、私が今でもつきあっている人(私の場合高校で留年しているため、また留年してくる生徒も少なからずいたので同級生は2~3学年にわたる)たちも、それぞれ、高校卒業後すぐに働き始めた人もいれば、短大、専門学校や大学、大学院を出て、いろいろな場所で活躍している。
一方、そんな学校を選び、そんな学校を卒業していながら、今学習塾を経営し、講師をしていて、
受験の選択は
ー難題だと思う。
とくに高校受験の選択は、本当に難しいと思う。
未来の高校生の思いより、かつての高校生たちの思いが強すぎて、余計に子どもたちを疲弊させ、悩ませていると感じることが多い。
そして、子どもたちには、かつての栄光にしがみつく大人たちに支えられる学校の中と、出口をきちんと確認して、選んでほしいと
伝えることが多くなっている。
カシオジュクチョーさんの記事は
そんな、かつての栄光に子どもたちを巻き込もうとしている大人たちに、ぜひ読んでほしい記事だと思った。
私自身は、高校受験を経験していないから、大学に入学が決まった生徒たちには、とりあえず、自分が父に言われたことを伝える。
ー 名門大学、難関大学と言われる学校に通うということは ー
ー そういう学校の偏差値は概して高いけれど ー
通っている間や就職のときには、
「〇〇大学だから」・・・と次に進む入り口をスムーズにしてくれるかもしれないけれど
通っている間も、社会に出ても努力を続けなければ、すぐに
「〇〇大学なのに」・・・と足かせにもなりうる。
結局は、通った大学名なんて、次のステップの入り口を楽にしてくれるだけで、あとは自分次第だということを忘れずに
と。
私が、自分が大学に受かったときに父に言われた言葉だ。
偏差値は、入学してくる生徒たちがどれくらい努力をした人たちであるかを表すものであり、その学校の評価では、本来ないと私は考えている。
けれど、長く名門に名を連ねるということは、卒業生の活躍を表している。
在学中に、自分が求めるもの知り
卒業後に自分が持つ目標を考えることー
どの段階の志望校を選びにも大切になっていると思う。
重要な人生の岐路でありながら、単なる通過点でもある受験に臨む前に、自分たちの目標が何であるのかを、親子でしっかりと話しあってほしいとも思う。
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