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第1章 1.1 自然農法とは何か / 【自然農マニュアル】

こんにちは、自然農法家のてっちゃんです。
自然農法をたくさんの方が実践しやすくなるよう、日々情報発信をしています👨‍🌾☀️

今回は、自然農マニュアル 第1章「1.1 自然農法とは何か」についてです。

他の項目もご覧になりたい方は↓のマガジンをご覧ください🙇



1. 自然農法の基本的な考え方

自然農法とは、次のような考え方を基本とする方法です。
無肥料・無農薬
● 自然の力を活かした作物の栽培方法
● 自然をコントロールするではなく自然に順応
大自然の土、太陽、雨、微生物、虫や草――これらが本来持つ循環を最大限に活用し、作物の栽培を行う方法です。

2. 自然農法の明確な定義はない

実は、自然農法に明確な定義はありません

岡田茂吉、福岡正信、川口由一など、自然農法の提唱者によっても、それぞれ微妙な違いがあります。(※話が広がり過ぎるため、それぞれの提唱内容は割愛)

自然農法の定義の中でも、実践者同士や世間でよく議論になる点、人によって異なるポイントは以下の点です。

  • 耕起(耕すこと)の可否

  • 有機肥料の使用可否

  • ビニールマルチなど石油系資材の使用可否

  • 管理機やトラクターなどの農業機器の使用可否

  • 種の種類(固定種だけか、F1種は有りか)

自然農法は素晴らしい農法ですが、これらの認識が人によって異なるため、曖昧さが強い農法です。
これが自然農法を体系化をしづらくし、ややこしくしている原因の一つになっているのかもしれません。
この辺の定義が明確化されて、よりわかりやすくなると更に普及していく気がします。

3. メリットだけでなく見方はいろいろ

自然農法のイメージは「環境にやさしい」「健康的」といった側面が強いですが、見方は一つではありません。

  • 持続性が高い:肥料や農薬を買わなくても成り立つ。

  • リスクもある:収量が安定しにくい。

  • 考え方の幅:効率化へのアンチテーゼととらえる人もいれば、むしろ「効率を求めた結果、手間が減る」と考える人もいる。

  • 健康面と衛生面:農薬不使用なら残留農薬の心配はなくなりますが、虫食い部分は劣化しやすいなど衛生面の課題も発生。

何事もそうですが、見る人の立場や見方によっても長所・短所は変わってくるものです。

4. 自然農法は「生き方」にも近い

自然農法は単なる農業技術ではありません。

  • 自然とどう関わるか

  • どんな暮らしをしたいか

  • 未来の世代に何を残すか

多くの実践者達の想いの中で、そうした問いかけを含んでいる点が、農業の枠を超えた生き方の選択とも言えます。
先程述べたように、「無肥料・無農薬」といった考え方は共通認識されてるものの、細かい定義は人によって様々です。
自然農法は、実践する本人が「私の自然農法はこうです。」といったように、それぞれが形作っていく農法とも言えます。(※今後、定義が明確化されれば変わりますが。)

自分のやり方と異なる人を否定する方が稀にいますが、自然農法はその自由度が良い点でもあり、それぞれが正解であると広く捉えられると良いですね。


最後までお読みいただきありがとうございました✨️次回は、第1章「1.2 他農法との違い(慣行農法、有機農法との比較)」です。お楽しみに!


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