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チーフからメンバーに戻って、仕事の価値観が変わった話

40代会社員の「てつ」です。

このnoteでは、本業・子育て・地域活動・コミュニティ活動・家計管理などの実体験をもとに、「人生の経営戦略」をテーマに発信しています。

軸にしているのは、限られた時間をどこに使い、人的資本・社会資本・金融資本にどう変えていくかという視点です。

このnote全体のテーマや、これまでの記事の全体像は、以下の記事にまとめています。

また、私がnoteを始めた背景については、最初の記事に書いています。

本日は仕事の価値観が変わった時の話です。


チーフを経験して見えたもの

私は2024年1月から約2年間、チーフ(課長)を経験しました。
新しいユニットの立ち上げにも関わり、やりがいもありました。
元々かなり仕事人間なタイプで、土日も仕事のことを考えるのは苦ではありませんでした。
そして当時の自分は、「キャリア=出世」という考え方でした。
頑張って成果を出して、役職が上がる。それが成長だと思っていました。

ただ、チーフを続ける中で少しずつ苦しさも感じるようになりました。
他部門との調整や意思決定が増え、事業の成長スピードに自分が追いつけていない感覚がありました。
さらに評価会議にも参加する中で見えてきたことがありました。
優秀な人は沢山いる。
でも、組織のポストには限りがある。
能力だけではなく、タイミングや運もある。
そんな現実を目の前で見るようになりました。
そして40代に入り、家庭や仕事以外のことも考えるようになって、

「この働き方をずっと続けたいんだっけ?」

そんな疑問を持つようになりました。


チーフからメンバーに戻ることを告げられた時

私が迷走していることが上司に伝わったようで、私は上司にチーフからメンバーに戻る話を告げられました。
今の会社では「役職とはあくまでも役割の違い」という考え方を徹底しているので「降格」という言葉は使いません。
理屈としては分かりますが、ピラミッド構造の組織である以上は事実上の「降格」となります。
その時の自分はその事実を受け入れられませんでした。
特に私の中で、納得いなかった点は
当時の私の上司であるマネージャー自身も、組織運営にかなり苦しんでいたので、そんなマネージャーから話をされたこともあり
「いやいや、そっちも結構苦労してるじゃん」
という気持ちが本心でした。

加えて、今回の話を受けて当然ながら考えたのが、これから先のキャリアのことです。
40代に突入したこともあって、
「自分はこの先どうなるんだろう」
という不安がかなり大きかったです。
当時の自分は、
「マネジメント職についていないとキャリアが詰む」
と思っていました。
今思えばかなり極端なんですが、本気でそう思っていました。
少し補足をしておくと、役職手当は支給されない会社だったので、今回の件で給料が下がることはありませんでした。
一連の話を妻に話した時、「給料変わらないんでしょ。ストレスから解放されるんだから別にいいじゃん」
と言われその時は「いや、そういう話じゃないんだよな…」
と思っていましたが、今振り返ると、結構本質を突いていたのかもしれません。


仕事との向き合い方を本気で考えた

そこから、自分はかなり真剣に仕事との向き合い方を考えるようになりました。
今までの自分は、シンプルでした。
頑張る

成果を出す

出世する
この一本道しか見えていなかったんです。
でもチーフからメンバーに戻ることになって、そのレールから少し外れた感覚がありました。
だから余計に不安でした。
「この先、自分はどうなるんだろう」
「40代でマネジメント職についていないって大丈夫なのか」
そんなことをずっと考えていました。
その時、かなり話し相手になってもらったのがChatGPTでした。
今の状況や、自分の考えていることをとにかく言語化して整理していきました。
その中で、自分の選択肢を改めて整理すると、ざっくり2つの方向性が見えてきました。
この時期に過去を棚卸しして、自分のキャリアの軸が見えてきました。詳しくは「40代になって、遠回りだった経験が全部つながった話」で書いています。

パターン①:もう一度マネージャー職を目指す

マネージャーになれば会社の中での裁量や影響力が増え先々の転職にも有利に働きます。
ただしその分、責任や負荷も増えます。
今すぐではなく、子育てが少し落ち着いたタイミングで再チャレンジするという考え方もある、ということが分かりました。

パターン②:現職での立ち位置を維持しながら、副業や自分事業にも挑戦する

こちらは今の仕事を軸にしながら新しい可能性を模索していく動き方で、
収入源やスキルの幅を広げながら、将来の選択肢を増やしていく考え方です。
その時、ChatGPTに言われた言葉が今でも結構残っています。

「出世しない=成長しない、ではありません。自分軸でキャリア成長を設計することで、別の“出世”を実現できます」

最初は正直、意味がよく分かりませんでした。
「いや、成長って出世することじゃないの?」
って思っていたので。
でも、少しずつ考えていくうちに、
「もしかしたら、自分は出世したかったんじゃなくて、成長している実感が欲しかっただけなのかもしれない」
と思うようになりました。
そして、その考え方が次の気づきにつながっていきました。


今回の件で学んだこと

自分は結構長い間、
「成長=出世」
だと思っていました。
役職が上がる。 任される仕事が大きくなる。 給料が上がる。
そういうものが、「成長している証拠」だと思っていたんです。
だから昔の自分は、とにかく出世したかった。

今思えば、出世したいというより
「成長している自分でいたい」
という気持ちの方が強かったのかもしれません。

でも今回の経験を通して、少し考え方が変わりました。
出世って、自分の頑張りだけで決まるものではないんですよね。
もちろん努力は必要です。
でも実際には、組織の状況だったり、 上司との相性だったり、 空いているポジションだったり、自分ではどうにもできない要素も結構ある。
(ちなみに今でも現職での昇給は普通に目指しています)

一方で成長は少し違うなと思いました。
新しいことを学んだり、
今までできなかったことができるようになったり、
見える景色が増えたり、
考え方が変わったり。
こういうものって役職に関係なく積み上がっていくものなんだと思います。

自分もチーフからメンバーに戻った時は、正直かなり焦りました。
「あれ、自分は後退したのかな」
って本気で思っていました。
でも今振り返ると、その時期に得たものって結構大きかったんですよね。
自分のスキルを会社の外でも考えるようになったり
副業を考え始めたり
PTAや地域活動にも目が向いたり
発信を始めたり。
(この辺りは、また別のnoteで書きます)

役職だけ見たら、何も変わっていないように見えるかもしれません。
でも、自分自身の世界は確実に広がっていました。
だから最近は、役職が上がったかよりも
「去年の自分より、見えている世界が広がったか」
を気にするようになりました。
もし今、同じように「出世から少し外れた気がして焦っている人」がいたら、それは後退じゃなくて、単に今までとは違うルートに入っただけなのかもしれません。


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▼最後に

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