見出し画像

憧れのアルザス、ストラスブールを歩く 〜 フランス🇫🇷 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #11-2

【Day27-28 : ランス→ストラスブール】
シャンパーニュカーヴを歩いて回った後は、列車でストラスブールへ。独特の雰囲気漂う美しい街をあてもなく歩き回る。

🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓

#世界史でお馴染みのアルザス

朝からランスでたっぷり活動した後は、TGVでドイツ国境に近い街ストラスブールへ一気に移動。

やっぱり真っ直ぐ続くTGV線路

この街はドイツとフランスの領有権争いで世界史にしょっちゅう登場するアルザス・ロレーヌ地方の中心都市であり、今回の旅でどうしても行ってみたかった街の1つだ。

ドイツ支配が長くシュトラスブルグと呼ばれていた街が、今はフランスの一都市としてストラスブールと呼ばれている。
なんだか他の街とは違う顔が見られそうで、期待が高まる。

TGV車窓からも菜の花畑、黄色が高速で流れる

この街で2泊する民泊はまたもや普通の民家の一室で、私が地図を頼りに閑静な住宅街をキョロキョロしているとアパートのバルコニーからマダムが大きく手を振りながら声をかけてくれて辿り着くことができた。

子供部屋みたいでこのウチの子になった気分
すぐお腹を出してじゃれてくる黒ラブちゃん

ホストは落ち着いた雰囲気のご夫婦に黒ラブラドール犬の男の子という素敵なファミリーで、私の部屋はすでに巣立ったお子さんが使っていた1室。

部屋を出ると真っ黒の大型犬が飛びついてくるので可愛いけれどちょっと怖い。

##夕暮れ時の街に繰り出す

暗くなるにはまだ時間があるので、街の中心部を下見に行きつつスーパーで食料調達をするといういつものパターンだ。

何かの国家期間だろうか、カッコいい!

ストラスブールの街はちょうど現代アートのイベントが開催されているようで、街中のあちらこちらに不思議なオブジェが登場している。

買い物カート😳

巨大なノートルダム大聖堂の前にもマンモスと噴水という謎の大迫力オブジェが展示されていて、どこまでが普段のストラスブールなのか分からなくなってくる。

ガラスの箱の中にマンモス。謎のテーマ

スーパーマーケットも洗練されていて見るのも楽しく、何だか美味しそうな冷凍食品を買っておうち晩酌スタートだ。

スーパーからの帰り道。ようやく陽が落ちる20時半


共用のキッチンを使わせてもらって用意をしていると、お母さんが

「シャワールームが工事中だからお詫びにどうぞ」

と言って、ビール瓶1本をプレゼントしてくれた。

ん?ドイツビール?

私がどこのビールだろう?とラベルをチェックしていると

ビールはドイツのほうが安いからいつもドイツに買いに行くのよ。この辺の人はみんなそうしてるわ」

となんともストラスブールらしいエピソード!

車だと20分もあればドイツの街に行けちゃうらしい。

それにビールはドイツの方が美味しいもんね!とウィンクするお母さん。
温かいもてなしにホッとする夜だった。

##遊覧船から街を眺める

だんだん疲れが溜まってきたせいかのんびり起きた翌朝、さっそくストラスブールの街中を探検する。

ストラスブールの街を縫って流れるイル川

歩いてまわれるサイズ感の街だけれど、まず手始めに宿のお母さん一押しの遊覧船に乗ってみることにする。

イル川には次々と遊覧船が行き交う

ストラスブールといえばイル川遊覧船は外せないということで、確かに船着き場周辺は黒山のひとだかり。

アムステルダムで遊覧船観光したばかりだけれどさて何が違うかな、と思って乗り込むとこれがなかなか面白い。

船に乗り込み周遊スタート!

突然現れるドイツ風の木組みの家々、そして水門を通る際に水位があがる船のエレベーターが体験でき、観光エリアをぐるりと回った後はちょっと静かな住宅エリアも通過して様々な街の顔を一気に見ることができる。

船のエレベーター。Before: 水が入る前
After: 水門が開き水が入ると水位が上がる

お天気も良くて独特な雰囲気を醸し出す絵のような街を堪能することができた。

橋の向こうに立派な教会。
ノートルダム大聖堂以外にこんな教会もあるとは!

お腹が空いたので、パラソルの下でアルザス風なのかどうか分からないお肉料理をいただく。

フランスはビールの種類が少ないなぁ

##由来に驚くプチフランス

食事の後は、さっき見た興味深いエリア“プチフランス“へ。

ここは旅立つ前にいろんな人にヨーロッパの一押しスポットを聞いていた中で名前が挙がっていた所で、ぜひとも見てみたいと思っていた場所。

プティフランスと呼ばれる地域

細い路地の両側に所狭しと可愛らしい木組みの家々が並び、めちゃくちゃ可愛い!

街の装飾も可愛い

何なのココは!と興奮気味に由来を調べてみたら、なんとドイツ時代に梅毒の療養所があったところなんだとか。

梅毒がフランスの病気と揶揄されてプチフランスと呼ばれていたのが由来だということで、この可愛らしい雰囲気とのギャップに驚くけれど、確かに小島になっているので隔離はしやすそうだな、と納得してしまう。

こんなに素敵な雰囲気なのに…意外

絵になりすぎる美しい街にもいろいろな歴史があったのだな、としみじみ考えながら街をくまなく歩き回った。

センス溢れる看板!

##夕暮れ時の街を一望する

高くそびえ立つ尖塔がひときわ目立つストラスブール大聖堂ことノートルダム大聖堂にはぜひ登ってみたいと思っていたけれど、午前中は大行列だったため泣く泣く諦めていた。

内部はすぐ入れる。内部も空へ空へ向かうイメージ

人通りもすっかりまばらになった夕方、宿への帰り道に近づいてみるとまだ開いているようですぐに登れそうだ。

ゴシック様式の傑作。まさに空へ向かうイメージ

これはラッキーということで早速332段の階段にチャレンジ。

なかなかキツい登りで一気に汗が噴き出るけれど、高さ66mから見下ろす赤茶色の街は圧巻。

すぐ真下の広場を見下ろす一角は、人が豆粒大に見えて足がすくんでしまうほどだ。

怖いくらいの高さ。そして風が気持ちいい!

人がほとんど居ない塔の上で吹き抜ける夕方の風に当たるのはなんともいえない心地よさで、閉館を知らせる係員さんが来るその時間まで居座ってしまった。

大きすぎて全体像を収められない大聖堂

🚆次回、アルザスの可愛い街コルマールへ。可愛いすぎる街で驚きの発見!


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です↓

いいなと思ったら応援しよう!