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音楽の都でチャイナパワー炸裂〜オーストリア🇦🇹| 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #22-4

【Day76: ウィーン】
夕方からのウィーン街歩き。黄金ホールでのコンサートチケットが取れたので夜は優雅なひと時、のはずが…


🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓

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##ウィーンカフェ文化体験

ひと通りウィーン中心部を歩き回ったのでまた明日来ることにして、夜のクラシックコンサートに備えて腹ごしらえ

ウィーンらしいクラシカルな老舗カフェ風のレストランに足を踏み入れる。

まずはビール!

昼間はカフェ、夜はレストランのようだが19時は中途半端な時間らしく店内は空いていて、素敵な窓際のボックス席に通していただけた。

美しい街ウィーンの散策ということで、久しぶりに小綺麗な格好をして出てきておいて良かった!一気に優雅な気持ちになりビールとAustrian noodlesと英語表記された“アイヤーノッケル”という料理をオーダーしてみる。

予想外の料理だったが美味しい!

ニョッキのようなお団子のようなパスタを卵で炒めた感じのシンプルなものだが、もちもち食感が結構好きかも。

シュニッツェルなんかのお肉料理以外にもこんな手軽なお料理があったことに嬉しくなる。

ウィーンといえばザッハトルテが有名だけど、完全に塩辛党の私にとってチョコレートケーキは罰ゲームレベルなので、食には全く期待していなかったのだ。

##雰囲気一変のワイガヤ感

すっかりいい気分になって優雅な気持ちでウィーン楽友協会に戻る。

ニューイヤーコンサートで有名な黄金ホールがある
ウィーン楽友協会。外はピンク色。


先ほどは誰も居なくて静かだった建物前には旗に先導された中国人団体客があとからあとからやってきていて、ワイワイガヤガヤ大騒ぎになっている。

おぉ、これはすごいな、と彼らのパワーに圧倒されながらスルスルと内部に入ると、ここでもいくつかのスポットでガイドさんが説明をしている。

廊下ですでにキンキラ!
美しい内部に圧倒される
有名作曲家が並ぶ廊下
通れないよ…

##圧巻の黄金のホール

廊下や階段はそんな調子なので、人の居ない場所を抜けて一気に黄金のホールに入っていくと、まだ人が少ないホールはそれはもう圧巻の美しさで天井も壁もパイプオルガンもふんだんにゴールドが使われている。

まさに名の如く黄金のホール!
天井も美しい

それでもキンキラキンのいやらしさはなく荘厳で、テレビでチラリと見たことがあるあの場所に来ちゃった!という嬉しさがこみ上げてくる。

座席は後ろのほうではあるが、小さなホールなので舞台からも充分に近く、真ん中付近でこれからはじまる演奏に期待が高まる。

##写真撮影大会

ひととおり撮影を終えたので大人しく開演まで座って待っていたのだが、後から後から入ってくる団体客のパワーがものすごくて、大興奮の写真撮影大会を見ているだけで面白い。

グループでパシャリ、一人ずつポーズを決めて、さらに他のメンバーも加わってまたパシャリ…、そうかと思えばホール中を撮りまくったり動画を回し続ける人も。

アジア系がほとんどを占める会場
ヨーロッパの人に申し訳ないくらい黒髪が多数派!


そりゃぁこのホールだもの、そうなるよね!

と微笑ましく見ていたのだが、まさかこれが開演後も続くとは、その時には夢にも思わなかった。

##演者にビックリ!

開演時間となりほぼ満員の観客、6-7割は中国の団体様、2割ほどが私も含むアジア系個人客、という感じでここはどこ?という雰囲気の中、出てきた演者にビックリ!

全員がシルバーパーマかつらを被りモーツァルトのコスプレをして登場したのだ。

モーツァルトがいっぱい!

確かに”ウィーンモーツァルトオーケストラ“という名の楽団だけどまさかこういうこととは!

げんなりするやら可笑しくなるやら複雑な気持ちの中、大熱狂の観客たちはカメラを掲げて写真を撮る手が止まらない。

ウィーン・モーツァルト・オーケストラ
ホームページより


##演奏会スタート!

モーツァルトたちの演奏が始まる。

演奏前に写真撮影禁止の案内が散々あるのだが、それでも撮影をやめない人たちがあちこちに。

注意されても係員のスキを見て録画してる人からカシャカシャ音を鳴らしてしまう人までいる始末で、あまりのことに呆然としてしまう。

音楽は耳慣れたモーツァルトの曲を次々と演奏してくれるのだが、コスプレしているとはいえウィーンでプロとして活躍する音楽家だけあって本格的

素晴らしい演奏だからこそ、もうちょっと落ち着いて聴きたいな、と残念に思ってしまう。

休憩時間に館内を探検。
黄金に囲まれたパイプオルガンは圧巻!


##貴重な面白い経験

演奏会のクライマックスは、ニューイヤーコンサート恒例の、シュトラウス『美しき蒼きドナウ』から、ラデッキー行進曲という演目。

みんなで楽しく手拍子して、ニューイヤー気分になれる楽しいひと時となった。

まだ演者がいるのに席を立つせっかちさんがチラホラ。
スタンディングオベーションではない。

音楽の都ウィーンをカジュアルに楽しむというコンセプトとしては、コスプレも演目の分かりやすさもとっても良いのかもしれない、と観客たちの満足そうな笑顔を見て思うのだった。

夜の楽友協会
ずらりと並ぶ大型バス
中国で大人気の観光地の一つなのだろう

外に出ると空は真っ暗、大型バスがざっと10台以上は停まっているだろうか、この時間になってもまだまだ元気に大騒ぎで帰っていく中国の中高年観光客を見て、こちらは魂を吸い取られたようにぐったりとしてしまった。

地下鉄でホテルに戻った後は久しぶりの連泊を堪能すべく、トカイワインをオープン🍷
明日は少しゆっくり寝よう。


🚊次回、シェーンブルン宮殿散策した後は、隣国の首都プラチスラバへショートトリップ。可愛いが溢れる街で興奮を取り戻す。


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓

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