22時の夕陽、船底キャビンでヘルシンキへ〜🇸🇪/🇫🇮 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #25-3
【Day85-86: ストックホルム→ヘルシンキ】
ストックホルムからは夜行フェリーに乗ってヘルシンキへ。思いのほか豪華な船にドギマギ
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
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##ヘルシンキへの移動手段は船
ストックホルム地下鉄を楽しんだ後は、港近くの地下鉄駅を出て、今夜のフェリーが停泊するターミナルを目指す。
ユーレイルパス特典の割引があるということで数日前に予約してみたのだが、割引されているとは思えないほど高い!
ツインのシングル利用だから仕方ないかーと思いつつ、人の流れに乗ってターミナルに向かうと、そこには豪華客船のようにどでかい立派な船が停泊している。

もうひとつはタリン行き?
え、あれ?
ちょっと思っていたフェリーの感じとだいぶ違う。
もっと定期船のような素朴なものを想像していたので、浮き足立った団体客やバカンスを楽しむファミリーが次々に集まってくる豪華客船を目の当たりにして、そりゃ高いわーと納得した一方で、こんなワイワイした船に一人で乗るなんて大丈夫か?と不安になってくる。


##衝撃的な船底の部屋
豪華客船は乗ったことがないけれど、こんな感じなんだろうか、夜逃げほど荷物が多い乗客たちが順番に乗り込むので大変な行列になっていて、辛抱強く待ち船内に入るとこれがまた豪華!
華やかな船内にますます場違いで困惑していたのだが、案内表示に従って階段を下りていくと、私の部屋があるフロアは、車がたくさん停車する貨物フロアよりまだ下の最下層の船底。
迷路みたいな廊下と密閉性の高そうなドア、もちろん窓の無い殺風景な部屋の内部を見ると、また違うショックに見舞われる。

シャワートイレ付きなので快適といえば快適
貨物より下か。
スマホの電波はおろかWi-Fiも入らない密閉空間にひとり取り残されると、何かあったら真っ先に死ぬところだな…と恐ろしくなってくる。
船底に真っ先に水が溜まっていくのを、タイタニックで見た気がする。
数分居ただけで気が滅入りそうな部屋は早く抜け出して、なるべく外で過ごそう!と甲板に上がることにした。
##ヘルシンキへ、17時間の船旅
甲板は船が港から離れて行くのを楽しもうとたくさんの人で賑わっていて、ビールなんかも売られているので、私もビール片手に出発の時を待つことにする。

ストックホルムとヘルシンキは距離にしたらそう遠くないのに、海を挟んでいるがために船か飛行機でしか行くことができない。
両都市間を行き来する人にとっては不便だろう。
地続きのヨーロピアンにとっても、フィンランドはちょっと行きにくい国なのかもしれない。

しばらく両側に続く小さな島々ののどかそうな景色を眺めながら、17時間の船旅を精一杯楽しもうと心に決める。


氷河で削られた土地なのがよく分かる
しばらく甲板でのんびりした後は、船内散策。
レストランにバー、免税店などお店も豊富でにぎやか。
歩き疲れたので、恐ろしい個室で少し昼寝する。

白熊と一緒に踊っててかわいい〜!
##バルト海に沈む22時の夕陽
少し仮眠したら元気が出てお腹も空いてきたので、またもや甲板に繰り出す。
夜遅くまで明るい7月のこの季節は甲板で過ごすのが気持ち良くて、免税店で買ったワインを飲みながら夕焼け待ち。


ワンちゃんのトイレが登場!

昨夜のストックホルムもそうだったが、北欧の夏は陽が落ちるのがとてもゆっくり。
この先まだまだ北上するので、白夜が体験できたりするのかしら?とワクワクしてくる。
夕陽から一時間ほど経った22時頃に、真っ赤に燃える太陽が、バルト海の水平線に沈んでいく素晴らしい夕陽を拝むことができた。


ほとんどいない
##豪華な船を満喫
陽が落ちてさすがに寒くなってきたので、今度はバーに場所を移してひとり飲み!
ひとりでこんな船に乗るなんて場違いかしら、と思っていたのにめちゃくちゃ楽しんでる私。

生演奏が始まった!

明日に響くのでこのあたりで部屋に戻る
最初は抵抗感を感じた閉塞感たっぷりの個室も、慣れると自分だけの閉ざされた空間が快適になってきて意外に朝までぐっすり。
外の様子が全く伺い知れないのが眠りには良いのかもしれない。
スマホが使えない中で久しぶりに長時間ぐっすり眠れたので目覚め爽やか。
この日はまた夜行列車に乗って北上するため長い長い1日、ひとまず快適な朝を迎えられたことにホッとした。

こちらも小島がいっぱい
🚊次回、朝から晩までヘルシンキ街歩き。素敵なデザインに溢れる街で、買い物モードに切替わる
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓
