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昼も夜もサグラダファミリア 〜 スペイン🇪🇸 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #13-2

【Day37: バルセロナ】
バルセロナ2日目、朝一スリ未遂に遭遇し、午後はまるまるサグラダファミリア。ライトアップも見たくなって再訪!


🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓

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##噂に違わず多いスリ

スペイン2日目。1日がっつりバルセロナ観光の日。

素敵な街を歩くのにお洒落をしたくなって、久しぶりにスカートと小さなポーチ1つを斜めがけして身軽にお出かけ。

地下鉄移動は東京感覚でラクラク

カタルーニャ美術館周辺に行くべく、早くも慣れた地下鉄を我が物顔で乗り換え、目的駅の地下通路を歩いていると一瞬違和感を感じて振り返る。

見ると、さっき前から歩いて来てすれ違った若い少女2人が、サッと角を曲がって走り去るのが分かり、ポーチを見るとチャックがほんの3センチほど開けられている。

まさか、スリ!?

開けられた箇所にはサングラスやハンカチ・ティッシュしか入っていないので何も取られていなかったけれど、あんな普通の休日を楽しむギャルみたいな子たちがスリをしようとしたことにショックを受けてしまう。

バルセロナはスリが多いと在住経験のある友人から聞いていたけれど、いきなりの洗礼にびっくり。やっぱり油断は禁物だ。

スリ未遂のショックのまま地上に上がると
美しいカタルーニャ美術館

##ひとり旅男子の初体験にお付き合い

小高い場所に建つカタルーニャ美術館の前は立派な噴水や滝があり、登ると街を一望できるスポットもあるということで多くの人で賑わっている。

私が自撮り写真を撮っていると「撮りましょうか?」と観光客らしい若い男性から声がかかり、写真を取り合ったのを機に、おしゃべりしながら階段を登る。

結構長い階段

彼はアブダビから一人旅をしている最中ということで、英語もおしゃべりも上手くてバルセロナの今のところの感想を面白可笑しく話してくれる。

階段を上がり切るとこの景色!

てっぺんに着いて再び写真撮影をした後はちょっとお茶でもしない?と誘ってくれるが、暑いし喉が渇いてコーヒーよりはビールの気分だ。

「ビールいいね!買ってくる!!」

と即座に売店に向かった彼が持ってきたのはストローが2本刺さった缶ビール。

「僕の人生初ビールに付き合って!」

ムスリムの彼はビールを飲んだことがないらしく、飲んじゃっていいの!?とオロオロする私に、

「旅だから特別!」と言ってウィンク。

ストローでビール、私も初めてかも?

勢いよくストローでビールを吸い上げ、あまりの苦さにゲホゲホするという、初ビールお決まりのリアクションで笑わせてくれる。

29歳だという彼は近々結婚予定ということで、独身最後に初めて一人旅に出てみたけれど、

「一人って全然楽しくない!」

と言って、旅人に声をかけて仲良くなっているそうだ。

今夜もこの旅で知り合ったスウェーデン人らとクラブに繰り出すらしい。

よっぽど一人がイヤなのかランチも誘ってくるので、一緒に気持ち良いテラスでパエリアとサングリアで乾杯!

5月のテラス席、気持ち良い!
こちらのパエリアはシャバシャバで
ちょっと思ってたのと違う…

こちらは甘くて飲みやすくて気に入ったようだ。

バルセロナ数日滞在だけの身軽な一人旅らしいけれど、彼の若き日の素敵な思い出になるといいな。

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##いよいよサグラダ・ファミリアへ!

UAEの彼とお別れし、午後は予約していたサグラダ・ファミリアへ。

ドドン!想像以上に大きくで迫力がある

一大観光地だけあって周辺はすごい人、テレビで見た記憶も新しい日本人彫刻家が制作したという門ですでに満足してしまうほど素敵で、小鳥や虫が蔦に隠れているのをじっくり見ているだけで楽しい。

途方もなく細かい仕事で、自然が表現されている
近くで見るとあちらこちらに虫が隠れてる。
これも自然の生命力を表す大切な要素なんだな

今日の午後はまるまるこのサグラダ・ファミリアに充てているので、時間を気にせず誰にも邪魔されずに、じっくりのんびりこの奇妙な美しさが広がる教会の隅々を見て歩く。

東側は朝の光だろうか、ブルー系の輝き
西側は夕陽をイメージしたようなオレンジ系
天井が驚くほど高く、
何かの植物のような柱が広がっていて幻想的
パノラマ撮影!

ステンドグラスの色合い、柱や天井の形状、全てが独特すぎてどうしてこんな発想が生まれるのだろう、と不思議になる一方で、従来の建築とは違って自然美に近い形を取っているからこんな独特なデザインになるのかな、と感じたり。

予約チケットによっては塔にも登れる。
いきなり海が見えてきた!!
製作中の装飾が目の前に見られるのが面白い
何が完成系なのだろうか、想像がつかない
働いている人の姿も!
こうして少しづつ完成に近づいてるんですね

塔に登るとまさに作業中の様子がよく見えて、細部に渡って手が込んだことをしているのが見て取れるので、これだけ時間がかかるのも分かる気がする。

細かい渦巻き状になっている塔の階段。
結構キツイ!

##マダムからのサプライズ

ゆっくりじっくり見学して、満足したし少々疲れたので昼寝でもしようと一旦民泊のお部屋に戻ると、ホストのマダムから呼び止められる。

「今日ね、可愛いのを見つけて。あなたにちょうどいいと思ったからプレゼントよ」

と言って渡された小さな包み紙にはシルバーにブルーとオレンジのビーズが挟まったブレスレット
中央にはフクロウのチャームがプラプラしていてめちゃくちゃ可愛い。

「この色、まさにサグラダ・ファミリアで見た色と一緒だ!」

ブルーとオレンジは教会のサイドを飾るステンドグラスと似たグラデーションで、何ともバルセロナらしいプレゼントに感激。

フクロウはGood Luckの御守りなのよ。旅のお守りにね!」

とニッコリ笑って言ってくれるからさらに感激。
怖そうなおばあちゃん、と思っていたマダムだったので、この優しい気遣いが涙が出るほど嬉しかった。

まさにサグラダファミリアのステンドグラスを
彷彿させる色合い

##やっぱり見たいライトアップ

すっかり気分を良くして改めて夜の街に繰り出す。

今夜はちょっと気軽なピンチョス屋さん、ざっと50種類はあるピンチョスの写真付きメニューがあるので分かりやすくて、これまたオーダーとワインが進んでしまう。

美味しそうなメニューに目移りしちゃう
食べ過ぎ!?

さっそく腕に着けたブレスレットを眺めながら、あと1日バルセロナで何をやろうか考えてみる。

明日は朝からどうしても行きたいところに遠出の予定なので、残りの時間をどう過ごそうか。

今日見たサグラダ・ファミリアの夜の姿も見ておきたいよなぁ、でも夜道は怖いしなぁ、と逡巡した結果、遠回りだけれど地下鉄を乗り継いで行ってみることにした。

人もまばらな夜のサグラダファミリア。
夜の空に怪しく浮かび上がる様子は、ホロ酔いも手伝って何とも幻想的。

彫刻の細かさがさらに浮き立つライトアップ
反対側から。ファサードによって表情がだいぶ異なる

昼も夜もサグラダファミリアを満喫し、大満足。
まだ中央の高い塔ができていないので、これが出来るとだいぶ雰囲気が変わりそう。

また数年後、そして完成した暁にはぜひまた訪れてみたい。その日を楽しみに。

ライトアップされたカサ・バトリョもステキ!
バルコニーは仮面みたいで不気味だけど。

🚊次回、奇岩が広がるモンセラートへ足を伸ばしてみる。20年越しに目にする見たかった景色に感慨ひとしお。


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓

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