【100のPM Tips:第1週まとめ】プロジェクト管理の本質とは何か(#001〜#005)
今週から「100のPM Tips」をSNSで投稿し始めました。
長年、さまざまなプロジェクト現場に関わってきた経験から、プロジェクトマネジメントの本質を短い言葉でまとめたシリーズです。
第1週では、次の5つのテーマを取り上げました。
#001 管理の本質(行動)

プロジェクト管理とは、予定を作ることではなく
「行動」を管理することです。
綺麗なガントチャートを作ること自体が目的になってしまうことがあります。
しかし予定表は、あくまで仮説にすぎません。
本当に重要なのは、
メンバーが実際にどう動いたか
です。
管理者が見るべきなのは、線の長さではなく、現場で起きている「行動」です。
#002 管理の目的(支える)

プロジェクト管理とは、予定を管理することではありません。
人の行動を支えることです。
計画は道しるべにすぎません。
重要なのは、メンバーが
「次に何をすればいいのか」
を迷わず理解し、動ける状態を作ることです。
多くのプロジェクトが止まる理由は計画の精度ではなく、
人がどう動けばいいか分からなくなること
にあります。
#003 遅延の予兆(不安)

プロジェクトの遅延は、スケジュール表の数字よりも先に、
メンバーの不安から始まります。
たとえば
この進め方でいいのか分からない
何が分からないのか分からない
この判断で大丈夫なのか不安
こうした「小さな霧」を放置すると、判断が鈍り、手が止まり、結果として遅延になります。
進捗管理とは、数字を追うだけではなく
人が集中して動ける環境を整えることでもあるのです。
#004 再現性の追求(論理と心理)

プロジェクトの成功を「今回は運が良かった」で終わらせてはいけません。
組織として成功を再現するには
論理(ロジック)と心理(サイコロジー)
この両方が必要です。
計画
進捗管理
リスク管理
といった論理的な仕組み。
そして
モチベーション
不安
判断の迷い
といった人の心理。
この二つを統合して初めてどんな現場でも通用する成功が生まれます。
#005 バッファの正体(盾)

バッファは
余裕ではありません。
プロジェクトを守るための「盾」です。
バッファを
サバ読み
予備時間
だと誤解している現場は少なくありません。
本来の目的は
予期せぬトラブルから納期を守ること
です。
この認識がチーム全体で共有されるだけで時間の使い方は大きく変わります。
第1週のまとめ
今週の5つのTipsを一言でまとめると、
プロジェクト管理とは「人を動かす技術」である
ということです。
予定
数字
計画
それらはすべて大切ですが、プロジェクトを前に進めるのは人の行動です。
そしてその行動を支えるのがマネジメントの本当の役割です。
この「論理」と「心理」を統合した実践ノウハウを、著書にまとめています。
📖
『現場目線のプロジェクトマネジメント技術』
(技術評論社)
現場で本当に使えるプロジェクトマネジメント技術を、できるだけ具体的かつ分かりやすく解説しています。
来週も「PM Tips」を続けていきます。
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参考:
📙書評家高橋一彰氏のレビューはこちら
https://note.com/ichi_kazsun/n/n6061bc3ae6ef
