【100のPM Tips:第2週まとめ】計画・行動・心理をつなぐマネジメント(#006〜#010)
「100のPM Tips」シリーズ、第2週です。
25年以上のプロジェクト現場で得た経験をもとに、プロジェクトマネジメントの本質を短い言葉でまとめています。
#006 計画と管理の真実
計画は最初に作るもの。管理は、毎日見直すもの。

プロジェクトは思いつきで進めるものではありません。
まずは、その時点で得られる情報をもとに、しっかりと計画を立てる必要があります。
しかし、計画を作った瞬間から現実とのズレは始まります。
だからこそ重要なのは、
進捗を確認し、状況に合わせて計画を見直し続けること。
この小さな修正の積み重ねによって、プロジェクトはゴールに近づいていきます。
#007 次の一歩の具体化
先の精度より、今日の一歩を決められるか。

プロジェクトに計画は欠かせません。
だからこそ、最初にしっかり段取りすることが重要です。
ただし、計画の目的は未来を当てることではありません。
「今日、何をするか」を決めることです。
1ヶ月先の精度を高めることに時間を使うより、
次の一歩を具体的にする。
その積み重ねが、結果として成功確率を高めていきます。
#008 真の心理的安全性
心理的安全性とは、甘えではなく「真実を話せる強さ」。

心理的安全性があるチームとは、仲の良いグループのことではありません。
言いづらいことであっても、プロジェクトのために事実を共有できるチームです。
例えば
ミスをしました
計画が遅れそうです
こうした「不都合な真実」が早く共有されるほど、対策も早く打てます。
この強さこそが、プロジェクトを成功へ導く大きな要因になります。
#009 目標定義の重要性
プロジェクト成功の第一歩は、「なぜやるのか」を定義すること。

多くのプロジェクトでは、いきなりスケジュール作成から始まります。
しかし本当に重要なのは、
「なぜこのプロジェクトをやるのか」
という背景を明確にすることです。
チーム全員がこの目的を腹落ちして理解できれば、
その後の意思決定は驚くほどスムーズになります。
#010 バッファの共有化
個別のバッファを捨て、プロジェクト全体のバッファを持つ。

各タスクに少しずつ余裕を持たせると、その多くは使い切られてしまいます。
これを防ぐには、個別の余裕を回収し、
プロジェクト全体の共通バッファ
として集約することです。
チーム全体で一つの大きな盾を持つ。
必要なときに、必要な分だけ使う。
この考え方が、プロジェクトの工期短縮と納期遵守を両立させます。
第2週のまとめ
第2週のTipsを一言でまとめると、
プロジェクトは「計画」だけでも、「精神論」だけでも成功しない
ということです。
必要なのは
計画を見直し続ける仕組み
今日の行動を決める具体性
真実を共有できるチーム文化
目的を共有する目標設定
納期を守るためのバッファ管理
これらが組み合わさって、初めてプロジェクトは前に進みます。
書籍のご紹介
こうした**「論理」と「心理」を統合したプロジェクトマネジメント技術**を、著書にまとめています。
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『現場目線のプロジェクトマネジメント技術』
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関連リンク
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📝 書評・レビュー
📙書評家高橋一彰氏のレビューはこちら
https://note.com/ichi_kazsun/n/n6061bc3ae6ef
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