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【MOCHI-O】可愛い外見に騙されても本望!ハムスターの弾丸が世界を救う終末国土防衛ADV【Steamレビュー#7】

【 「陰鬱なゲームにする予定」…えっ、それがこうなったの!? 】

こんにちは、鉄ナインです!
今回のSteamレビュータイトルは『MOCHI-O』。
公式には「終末国土防衛アドベンチャー」とされていますが、カジュアルシューティングでもありますね!

私と『MOCHI-O』との出会いは、Game*Sparkさんのインタビュー記事でした。

元々は実験動物をテーマにした陰鬱なゲームを作るつもりでした。
薬物を投与して実験動物を強化して、その動物が暴れるのを抑え込んだり、暴走に巻き込まれて命を落とさないようにするというゲームの予定だったのですが、あまりにも暗くて自分でビックリしたので没にしました。

上記インタビューより、開発のじぃーまさんの発言を引用

……えっ、このゲーム元はどんだけ陰鬱になる予定だったの…?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

そしてここから、

そのゲーム内のミニゲームに動物の強化度合いを測るために射撃的なことをするものを予定していて、せっかくだからここだけ抜き出してゲームにしてみようと思いました。
ハムスターの口からミサイルが出るという絵面が面白かったので、これだけ活かしたいなという…。

同インタビューより引用

「ミニゲームの発想からこれ1本作ったってマジで!?面白そうだし、これは遊んでみたい!遊ぼう!」

ということで、インタビュー読んだ時期がSteamのスプリングセールと近かったこともあり、スプリングセールのタイミングで購入。

【 スプリングセールの購入履歴はこちら 】

一つ前のレビュー『Little Witch in the Woods』をクリアしたタイミングで、次は軽めのゲームを遊びたくなり、『MOCHI-O』が私のパソコンにインストールされました。

プレイを始めてからそう時間はかからず、気が付けば一気に『MOCHI-O』、ひいては「じぃーま」さんの世界観に片足をずぶずぶと突っ込んでいる私がいました。

『MOCHI-O』の一体何が沼だったのか。
今回はゲームシステムや演出など、色々な角度から『MOCHI-O』を掘り下げていきます💪

©Zxima
©Kodansha

【 前回のレビュー記事はこちら 】



【 基本情報 】

  • タイトル:MOCHI-O

  • 対応プラットフォーム:Steam/iOS/Android(Steam版とスマホアプリの差分は最後の【おまけ】に !)

  • ジャンル:終末国土防衛アドベンチャー(カジュアル・シューティング)

  • 発売日:2026年1月20日(Steam版)

  • 販売:Kodansha(講談社)

  • 開発:Zxima(じぃーま)

  • 価格(税込):580円(Steamセール参考:20%OFF 464円)

  • デモ版:あり

  • 鉄ナインのプレイ時間:7時間(全実績解除+α)

実績全解除までは4.5時間ぐらい、あとは好きで遊んでいる時間です。

なお、Steam版の『MOCHI-O』のみ講談社が販売、『MOCHI-O』スマホ版や他の発売中スマホアプリ、今後の新作に関してじぃーまさんのセルフパブリッシングとなります。


【 ゲーム概要 】

ゲームを起動した途端、有無を言わさず戦場に送り込まれます。

……なにか、ハムスターらしきものを握りしめて。

謎のハムスターは武器を持っているようで、その武器で画面の敵を撃っていきます。
タワーディフェンスの要素もあり、どの敵が何体突破したかでHPがマイナスになっていきます。

白い種を一定数集めるとレベルアップして、武器の取得・強化が出来ます。
(軽めのローグライト)

ピンクの種もありますが、使い道は後述。

これはチュートリアルステージの最後、一瞬だけ超強化状態を体験できます。

リザルト画面では、報酬のコイン(強化アイテム)と、ステージ中に入手出来たピンクの種などが表示されます。

ステージクリアで「ハムアート」なるものもゲット!
こちらも使い方は後ほど。

さて先ほどの出来事は〇〇だったようでして、ここからがゲーム本編。
目の前には「国土防衛用ハンディ殲滅兵器」

『MOCHI-O』

秒でタイトルを回収。
なお、この名称で呼ばれるのってここぐらい?で、他は大体「もちお」になります。

どうやら私は「もちおの新しい飼育員」となった模様。

ナビゲーターをしていたこの女性は「園長」
もちおと一緒に、これからずっとお世話になります。

各ステージの間でこの拠点に戻ってくることになるのですが、できることが色々。

強化に関する項目は、初期段階では「おせわ」「アップグレード」

「おせわ」では、ステージで集めたピンクの種をもちおの口に飛ばすことで、好感度とレベル上げをすることができます!
好感度=レベルみたいな感じかな?🤔

「アップグレード」では、追加ハム兵器の購入や、

基本ハムステータスの上昇、

一定条件を満たすと、上級兵器「Hyper-Ham-Hazard(HHH)兵器」が解放できるようになります。
いわゆる恒久強化ですね。

そして「ハムアート」ですが…

園長可愛い、可愛いよ園長。
園長の言う通り、お部屋を可愛くする要素です。

先ほど入手した「ハムアート」は…

こんな感じで、後ろの壁にペッタペッタと貼ることができます!
お部屋可愛いヤッター!

ステージ出撃前には、思う存分もちおを撫でられるタイムもあり。
「満足したら出撃」しましょう。

このような感じで『MOCHI-O』は、

ステージ攻略 → 拠点パート → 育成 → ステージ攻略(時折ストーリーあり)

という、シンプルなサイクルで構成されており、カジュアルに遊べるゲームとなっています!


【 評価 】

点数甘く付けたつもり全然ないのにA+が出た…!

操作・快適性:★★★★★

マウス左クリックだけで全てが完結する。

これ以上の操作性をどこに求めろと!?
余計な操作が一切ないので、迷うことなくゲームを進めることができます。

ステージの操作も照準を合わせるだけなので、シューティングが苦手でも全く問題なし。
周回も短めなので「繰り返しが快適」と感じられるのもよいですね👍

基本はオートセーブなのですが、設定(歯車)の部分でセーブデータが3つ作れるようになっているのも、ゲームの遊び方・進め方に対する配慮を感じられて好印象。


グラフィック:★★★★

ここまでレビューしてきた他のドット絵ゲームと同じ評価ナンデ!?の説明を!させてください!!!

グラフィックの「綺麗さ」はもちろん評価点なのですが、そのゲームでしか味わえない「尖ったグラフィック」もきちんと評価に入れたいと思っております。

MOCHI-Oはまさにその「尖った」ドット表現がとても上手です。

概要画面で伝わる部分があるかと思いますが、まず「もちお」についてはゆるーいデザイン・ドット絵になっています。
もちおがもし「超絶リアルハムスター」で表現されていたとしたら、『MOCHI-O』の世界観は全然違って見えたはずです。
この「ゆるさ」で正解なんだと思います。もちお可愛いよもちお。

逆に園長はきっちり描かれている!こちらも可愛い!
園長はもちおとは対照的に、人型キャラクターとして細かな描写がされています。
これは適材適所と言ったらよいでしょうか、「もちお」と「人間」は違う世界の生き物だという差分にも見えますね。
園長可愛いよ園長。

ドットの描き込みに差を付けることで、双方の雰囲気を上手く出している。そして「どちらも可愛い!」と感じさせる、とても良いグラフィック表現であることから、星4評価とさせていただきました!

おっと、この辺も触っておかねば!
ステージや武器についても、リアル過ぎないのがなんかこう、「罪悪感なくドッカンドッカンぶっ放してもいいんだな!」となれる塩梅が良かったです。


サウンド:★★★

ステージ曲は繰り返し聞いても飽きないキャッチーさとテンポ感が◎
ステージ中でちょっとした変化があるのも良いですね!

そして拠点に帰ってきた時のゆるーい曲が癒しタイムになります。

ストーリー限定曲もあるので、具体的に数えてはいないんですが、思ったより曲数があった感じがしますね。

SEも場面に合ったものがきちんと用意されているので、そこでまたゲームの爽快感が増しています。

とはいえバリエーションが多いかというとそこまでではないので、ここは星3評価です。


ストーリー:★★★★

『MOCHI-O』のストーリー…なんかこう…深かった…!

カジュアルゲームでここまでやるの!?というくらい、とにかくストーリーが面白かったです!
もちおと園長と飼育員のやり取りがとにかく可愛くて…それはもう愛だよ、愛。

……まぁモラルとかそういうところは、あんまり気にしなければ……!

ストーリーの振り返り機能が付いていたのも嬉しく、それだけストーリーに力を入れている、ということにもなりますね。

起承転結もしっかりしていて特に「オチ!オチすげーな!!!」と感動と爆笑😂
終末世界にいるはずなのに、すごくポジティブになれる良いストーリーでした👍


ゲームクリア:★★★★★

思うがまま、適当にでも右手を動かしてみよう、ほらクリアだ。

…と言えるぐらい、クリアまでの難易度が低く、導線もとても分かりやすいです。
ストーリーがきちんと用意されているからこそ、クリアまでどうしたらいいか迷うことがほとんどありません。

テクニックよりも、恒久強化がどのぐらいできるかがクリアに大きく関わってくるので、コツコツ遊んでストーリーを進めている内に「あれ、クリアできた!」みたいになります。

カジュアルながらもゲームクリアの達成感がしっかり味わえる点も評価大です!


やり込み:★★★★

やり込みしたい人はたくさんできる、やり込みしなくていい人はそこで終わってもいい。

といった、自由度があるのが非常に好ましいです。

やり込み要素は、

  • もちおとの親密度上げ(もちおだけじゃないんだけど)

  • 武器やステータスの取得・強化(ここは割と早めに終わります)

  • 途中から追加される照準生成(ランダム要素あり)

  • ハムアート集め

となっており、ゲームクリアするだけなら、やり込みはそこまでしなくても問題なし。

じゃあ「何のためにするの?」なんですが、エンドレスステージが用意されているからと、あとはもちおをいっぱい育てたいという、「クリアした後は個人個人で好き放題だけやれ!」というエンドコンテンツとなります。

まさに今、私が好き放題に親密度上げあたり強化したりとまだまだ遊んでいます。

やり込み要素は本当にいくらでもあります。
でもやり込みたい気持ちが本当に個人個人で変わってくるかなという点で、評価は一つ下げました。

でもそこを強制されない設計なのも良く、Steamの全実績解除が難しくないのもカジュアルゲーとして見るならグッド👍


コスパ:★★★★★

もちおを心置きなく愛でられてこのお値段!?良いんですか!?

お値段以上に楽しめたのは間違いなくストーリーありきなんですが、楽しめる要素が本当にたくさんあってこのお値段。
さらにセール時ならワンコインでいいですって?……ワオ!最高ですね!

なお、まとめ部分にスマホアプリ版についてもう少し書くんですが、そちらなんと……

無 料 !

もちろん課金部分があり、無料プレイとの差はあるんですが、ちょっと『MOCHI-O』を体験してみたいと思ったならアプリ版もオススメです👍
ちょっとの縛りがあってもいいなら、無料でクリアまで遊べるとか…えぇ良いんですか…!?

でもSteam版のお値段で見ても、満足度はかなり高いです!


【 良かった点 】


まずはゲームシステムとして、戦闘中の「リアルタイム強化」と、拠点での「恒久育成」のサイクルが絶妙に噛み合っているところ。
敵を倒して手に入れたタネをもちおに与え、ペットのように愛でるほど、最初は頼りなかったもちおが文字通り「一騎当千」の圧倒的な火力を手に入れていきます。
手塩にかけて育てた愛しいもちおが、画面を埋め尽くす敵を瞬時にチリにする爽快感は格別です!

戦闘がシューティング感覚の直感操作(右手でもちおを握り締めて狙う)で、このジャンルに不慣れな人でも間口が広い点も非常に好印象でした。

そしてじぃーまさんの掲げる「やさしい終末世界」の世界観・ストーリーが素晴らしかったです!
もちおや園長、飼育員の会話劇は、コミカルでありながらどこか切ない。
でも大体この2人と1匹のパワーでぶっ飛ばしていくのが痛快過ぎて泣き笑いが止まらないよママァ…😂

「低価格だからシンプルにまとめた」のではなく、「この価格帯で出せる最高密度のゲームを作った」というこだわりが、ゲーム全体のクオリティからひしひしと伝わってきて、それでいてかなり「プレイヤーをどこまで楽しませるか」という視点でも作られていると感じました!


【 気になった点 】


後半ステージにおける「画面の情報過多」

敵の数が増え、エフェクトが激しくなる終盤では、視覚的な情報量が多すぎて画面内が非常に混雑します。
一瞬の判断が求められるタワーディフェンスにおいて、どの敵がどこまで迫っているのか、現在の自陣の状況がどうなっているのかが把握しづらくなる瞬間がありました。
かといって、それで強烈に遊びにくくなるかというわけでもないで、アプデで武器追加は欲しいです😀

それからシステム面で説明不足を感じたのが「もちおのレベル上限」の仕様です。
レベル上限とは…何のレベル上限なのだろうか…?🤔

「ステージ内での武器レベル上げ全体の上限なのかな?」と思ったんですが、もう少し具体的な説明文があってもよかったかもしれません。

サブハム(中盤ぐらいに解禁される二丁ハムスターシステム)についても同様に説明不足の点があったかと。
どのサブハムちゃんを育てたらいいのかがあまり分からなかった…。
全部育ててしまえばいい、みたいなところなくはないですが😂


【 このゲームをオススメしたい人 】


『MOCHI-O』は、手軽に遊べるカジュアルさと、じっくり腰を据えて楽しむ育成の楽しさ、そして痛快なストーリーが見事に融合したゲームとなっています。
よりオススメをしたい人の特徴としては、

  • ちょっとした隙間時間でゲームを楽しみたい人

  • 激しい操作は苦手だけど、敵をバシバシ撃ち落とす爽快感を味わいたい人

  • 愛くるしいハムスターが活き活きと動く姿に癒やされたい人

  • カジュアルゲームでもストーリーをしっかりと楽しみたい人

  • もちお可愛いよもちおの人

  • 園長可愛いよ園長の人

このような感じでしょうか!

Steamでもデモ版がありますが、後ほど【 おまけ 】で触れるスマホアプリ版も無料でプレイできるので、お試しで触ってみるのもオススメです👍


【 まとめ 】


今回は『MOCHI-O』のゲームレビューをお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
インタビュー記事からふと興味を持って遊び始めましたが、私はもうじぃーまさんの「やさしい終末世界」の沼に片足がずぶずぶと沈んでおります。

右手にもちおを握り締め、この愛らしくも危険な防衛戦に身を投じる時間は、純粋に「ゲームに熱中する楽しさ」を存分に味わえました!
「癒やし」と「圧倒的な破壊の爽快感」、その両方を求めているなら、迷わずSteamのストアページをチェックして、もちおや園長と共に終末国土防衛戦を始めてみてください😊

なお、もう沈んでいないもう片足ですが、今後Steamにて発売が予定されている……

じぃーまさんの最新作『満腹脱獄計画』で完璧に沈められるのではないでしょうか😂
発売を楽しみにお待ちしております!

次回のレビュータイトルは、何故か続くカジュアル動物ゲーかつアルバイトなゲームを予定しております!
またご覧いただけますと嬉しいです😊

【 次回のSteamレビューはこちら! 】

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【 おまけ:スマホアプリ版との差分 】


基本情報でご案内しました通り、『MOCHI-O』にはiOS/Android対応のスマホアプリ版が存在します。

基本プレイは無料で、無料でクリアまで可能という親切過ぎる仕様。
広告と課金部分もきちんとあるのですが……

報酬を2倍得るために広告を見る(強制ではない)

ピンクの種を増やすために広告を見る(強制ではない)

というわけで、広告を一切見なくてもいいんです。
これ広告にうんざりしている人には本当に嬉しい仕様ですよね。
ちいポケはもっと見習ってどうぞ。

課金については、

「VIPハムパック」が買い切りの600円。
Steam版との価格差は誤差程度です。

こちらを購入すると広告が削除され、スマホアプリ版では制限のある…

ハム着火ファイアー、ハム口転がし、ハーム・セイバーの武器3種が解禁されます。

この武器3種はどれも強いんですが、なんと上級兵器「Hyper-Ham-Hazard(HHH)兵器」の使用条件には一切関わっていないのです!

つまり無料でクリアできる…なるほど納得の理由…!

無料でもストーリーはきちんと見られますし、元々じぃーまさんはスマホアプリの開発を多くされてきた方なので、いっそアプリ版の方が合う方もいらっしゃるかもしれません!
Steam版でもアプリ版でも『MOCHI-O』の面白さは変わらないので、お好みで選んでみるのも良いかと思います😊

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