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【患者さん説明共有SNSを作ってみたVer.2】6️⃣<集合知へのアクセス ~「検索」で見つける、他科の名医~>


先日

起動に時間や手間がかかるとそのアプリは使われなくなるという仮説でPWA化を行いました、と書かせていただきました。


「ググる」より早く、「教科書」よりリアル

患者さんから、自分の専門外の病気について質問された時。 これまでは、患者さんに背を向けてこっそり Google 検索したり、棚の奥から埃を被った分厚い医学書を引っ張り出したりしていました。

でも、ネットの情報は玉石混交で、広告だらけだったり、怪しい民間療法だったりします。 医学書の説明は正確ですが、専門用語だらけで難しすぎて、そのまま読み上げても患者さんには伝わりません。

私たちが欲しかったのは、「プロの医師が、患者さんに説明するために噛み砕いた、信頼できる情報」だけが集まる場所です。 このアプリの「検索機能」は、まさにそのためにあります。

ボタン作成画面のテキスト入力部分に画面上部に、例えば「緑内障」と打ってみてください。 他の眼科専門医たちが作ったボタンが候補として出てきます


それぞれのボタンには、作成した医師の診療科と専門が表示されます。 「これは眼科専門医が作った説明なのか。なら信頼できるな」と一目で分かります。

*コールドスタート問題とドッグフード問題(記事の下部に説明あり)
しかし、初期の利用DRはこの恩恵を受けることができません。またデータベースの蓄積がないからです。しかし、このプロジェクトをオモシロイと思って頂ける先生方ぜひご参加お願いします

「パクる」ことは善である

ここにあるのは、著作権を主張し合うコンテンツではありません。皆さんの情報は全てOPENになります。 「これ、いい説明だな!」そう思ったら、遠慮なくカードの右上にある「+」採用ボタンを押してください。

一瞬で、そのボタンのコピーがあなたのダッシュボードに追加されます。 リンク先の URL も、タイトルもすべてそのままあなたのものになります。

これを私たちは「インポート」と呼んでいますが、感覚としては「名医の診察トークを自分のものにする」体験です。 インポートしたボタンは、後から自分で色を変えたり、タイトルを微調整したりすることも可能です。


「自分の知識だけで戦わなくていい」。 (検索窓の向こうには、数千人の頼れる同僚たちが待機している状況になれば良いな‐。) その安心感が、日々の診療のプレッシャーを劇的に下げてくれるのです。


(再掲)そもそもこのプロジェクトはなぜ始めたの?


CLAUNCHというアプリを現在は本当に重宝して使用していますが、なかなか中身を変えようというモチベーションがないのです。
それ自体はすでに安定した運用になっているということで悪いことではありません。

しかし、これは院長が孤独であることと関係が有るのでは?という問いを立てました。

クリニックの院長は、ある意味で「孤独」です。 複数の医師がいる病院勤務医時代のように、廊下ですれ違った他科の先生に「ちょっと教えてよ」と聞くことができません。

自分の専門外の領域について説明する時、私たちは自信のなさそうな顔を隠しながら、教科書的な(そして患者さんの心に響かない)説明をしてしまってはないかな?というのがこのプロジェクトを開始した理由です。

この「説明の質の格差」を埋めるにはどうすればいいか。 私は考えました。 「各科の専門医が普段使っている説明の"必殺フレーズ"や"神資料"を、ボタン一つで借りられたらどうだろう?

例えば、眼科医で有る私が作成した「白内障手術のメリット・デメリット」というボタン。 これを内科の先生が自分のダッシュボードに登録しておけば、患者さんから目の相談を受けた時、ポチッと押すだけで私の説明資料(あるいは私が解説している動画)が表示される。 逆に私は、糖尿病専門医が作った「HbA1cを下げるコツ」ボタンをアプリに入れておく

こうすれば、私の診察室は、全国の名医たちが控えている「知のシェアオフィス」になります。 これが「患者さん説明ボタンSNS」の構想の原点です

先生、それならこのアプリは、単なる資料置き場(アーカイブ)ではなく、"助け合いの場(コミュニティ)"であるべきです。誰かの作成したボタンをImportした時、"○○先生のボタンを使いました"という通知が飛ぶようにしませんか? それは先生方へのリスペクトを示すことになりますし(実装中)、孤立を防ぐ目玉機能になります

このAIからの一言で、プロジェクトの方向性が決まりました。 ただの便利ツールではない。医師同士の緩やかな繋がりを作るSNSにするのだと。 ここから、私とAIの二人三脚での開発が始まったのです。


(再掲)ドッグフードを食べて頂けるクリニック院長先生募集


本プロジェクトにご関心をお寄せいただきありがとうございます。 【患者さん説明ボタン共有SNS】は、クリニック院長先生による患者さん説明資料共有・相互扶助のプラットフォームを目指すアプリです。

現在、アルファ版(初期開発版)のトライアル参加者を募集しております。 ただし、お申し込みいただく前に、2つの重要な概念について共有させてください。

1.コールドスタート問題 プラットフォームが価値を持つには「①質の高い参加者」と「②十分な参加人数」が不可欠です。しかし、立ち上げ直後はそのどちらも存在しません。この「鶏と卵」のジレンマを、私たちは先生方と共に突破したいと考えています。

2.ドッグフーディング(Dogfooding) マイクロソフトには「自社のドッグフードを食べる」という有名な文化があります。 開発中のベータ版は、バグが多く、理想とは程遠い状態です。それは「美味しい食事」ではなく、まさに「ドッグフード」と言わざるを得ないレベルかもしれません。しかし、開発者自らが(そして初期ユーザーが)その不味いドッグフードを噛み締め、改善することでしか、最高の製品は生まれません。

【募集要項:この「不完全さ」を楽しめる先生へ】 正直に申し上げます。初期のアプリは使いにくく、先生方の忍耐を要するものです。 しかし、そうした「未完成のドッグフード」をあえて試し、フィードバックを投げ、新サービスが立ち上がる過程そのものを学習・経験として楽しんでいただける先生に参加していただきたいのです。

「まだ誰もいない荒野(コールドスタート)」に飛び込み、共に新しい医療DXの形を作り上げてくださる先生のエントリーを、心よりお待ちしております。

※一定の人数が集まり次第、トライアルを開始いたします。


お知り合いの院長先生にもご共有頂けると幸いです


今日はここまで



(再掲)日常診察で一番使っているアプリ

日常外来をしている中で、電子カルテ以外で一番利用しているアプリはCLaunchというアプリです。これは以前の記事でも紹介させてもらっています。


他の方のNoteリンクも紹介させていただきます


(再掲)しかし、もっと自分の要望を入れたい


CLaunchは非常に良いアプリなのですがパウチッコと同じでなかなか中身を変えようというモチベーションがないのです。それ自体はすでに安定した運用になっているということで悪いことではありません。

しかし、これでは他の先生や医療従事者の方が心理的・物理的ハードルを超えてもらうのは難しいのです。

もっと使いたいと思わせる何かが必要なのです。これまでは諦めていましたがこのバイブコーディングの時代になって光明がでてきました。





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