【2Q26】数字で読むK-POP:BTSの帰還でHYBEは過去最高業績へ!【売上ランキング】
成績発表タイム!!
K-POP業界の2025年度売上情報や、HYBEの2026年の第2四半期決算が公開され、ネットが騒がしいですね( *´艸`)
面白そうなので、早速読んできました!
注意事項
私は韓国の法律や金融市場に関する専門家ではありません。
BTSファンの立場から数字を見て楽しんでいる、一日本人です。飲み屋の話を立ち聞きしてる程度の距離感でお願いします。
2025年の業界売上ランキングを振り返ろう
載っているデータに関する注意事項
企業データ研究所「CEOスコア」というところのデータが今回のニュースのベースです。
ここに載っているデータは「韓国法人の個別売上」なので、海外拠点のローカライズグループは計算外だと思われます。以下のグループは関連記事にも名前がありませんでした。
海外拠点の海外IPの例
HYBE America
KATSEYE、SAINT SATINE
HYBE Latin America
Santos Bravos
HYBE JAPAN
&TEAM、aoen
JYPとカカオに関しても海外グループが該当するんじゃないかと思われますが、詳細を追えていないので「判断材料は他にもある」くらいの認識で読んでもらえればと思います。
2025:業界売り上げランキング(上位30社)
カカオ:1.25兆ウォン(前年比 15.2%増、貢献トップはSM)
HYBE:1.02兆ウォン(前年比 8.3%増、貢献トップはBIGHIT)
JYP:6,836億ウォン(前年比 40%増)
YG:3,392億ウォン(前年比 71.3%増)
上位4位で「業界上位30社全体」の売り上げの71%を占めています。
G-DRAGONが所属するギャラクシーコーポレーションが、売り上げ2,491億ウォン(前年比約46倍)を記録していることに注目。

29日、企業データ研究所「CEOスコア」が「大衆文化芸術総合情報システム」に登録された企業のうち、昨年の個別基準売上上位30社の業績を調査した結果、カカオが合計1兆2,564億ウォン(前年比15.2%増)で1位に立った。
「4大事務所」のくくりは適切なのか
何回か書いたことあるんですけど、世の中では「HYBE・SM・JYP・YG」をまとめて「4大事務所」とよく呼ぶのですが、上場市場も業種も違うので混ぜたら規模感がよくわかんないんじゃないでしょうか。

売り上げを見ても分かる通り、HYBEとカカオは複合企業、JYP他は芸能プロダクションなので、混ぜない方がわかりやすいと思うんですよね。
まあ、「BIGHIT・SM・JYP・YG」だとちょっとレーベル感が合わないので、いい切り口って難しいですが(/ω\)
カカオエンターテインメントとWeverse抜きのHYBEあたりで勝負させるのはどうかな。👈すぐ戦わせたがるオタク
マルチレーベル&複合エンタメとしての共通点
HYBE
自社製ファンプラットフォーム「Weverse」で、グローバルなファンエコシステムを構築中
レーベル:BIGHIT(BTS, TOMORROW X TOGETHER, CORTIS)、PLEDIS(SEVENTEEN, TWS)、BELIFT LAB(ENHYPEN, ILLIT, EVAN)、SOURCE MUSIC(LE SSERAFIM)、KOZ(ZICO, BOYNEXTDOOR)、ADOR(NewJeans)
カカオ
チャットアプリKakaoTalk(カトク)や音源プラットフォーム「MelOn」、K-POPメディア「1theK」を持つ、韓国有数のIT強者
レーベル:SM(aespa, NCT)、STARSHIP(IVE、MONSTA X)、EDAM(IU)、Antenna(ユ・ジェソク他)+俳優事務所など
数字だけ見ると、YGが出遅れてる感じがしますね。
グローバルIP(海外の現地化グループ)がなくて従来型運営モデルのままですし、今回「前年比 71.3%増」で一番大きく跳ね上がってるのも、要するにメガIP・BLACKPINKの再始動に頼ってて、そこがワルツやると上がるってことなので。
JYPは本部制で、企業内部がマルチレーベルみたいな状態になってるって聞いたんですが、YGは……HYBEとの戦略的パートナーシップも再締結したし、このまま量より質で自社アーティストのマネジメントに注力するのかなあ。
HYBEの2026第2四半期に見るBTSの影響
会社の業績は年4回発表されます。
BTSカムバックは3月なので第1四半期、その後4月からの活動は第2四半期に入ります。いわば、第1四半期にはアルバムの予約購入が、第2四半期には4月から始まったワールドツアーの収入が入ってくるわけですね。
第1四半期(1Q26)のBTSイベント
2026/3/20:5thフルアルバム「ARIRANG」リリース
2026/3/21:光化門カムバック公演
2026/3/27:Netflixでドキュメンタリー配信
第2四半期(2Q26)のBTSイベント
2026/4/9:ワールドツアー開始!
予想通りですが、四半期として過去最高の業績を記録しました。おめでとう!!
売上高と営業利益は共に四半期ベースで過去最高値を更新し、HYBEの四半期売上高が1兆ウォンを超えたこと、また営業利益が1,000億ウォンを突破したのは今回が初めてである。上半期の累計売上高も初めて2兆ウォンを超えた。
HYBEの発表資料に見る今回の成績
HYBEの決算資料置き場(IR Data Room)はここ。
今回の業績におけるプラス要因
BTS復帰に伴う「公演+グッズ」売り上げ爆増の破壊力が目立ちました!

BTS「ARIRANG」ワールドツアーが、物凄い収益を上げている
直接参加型売り上げの62%が「ARIRANG」ツアー
公演と連動して、グッズ系も物凄い収益を上げている
もちろんその他収入も超キープ
BTSだけでなく、TXT、ENHYPEN、BOYNEXTDOOR、CORTIS等の主要グループが軒並みミリオンセラー

BTSのオフライン活動(ツアー)が全ての収益を思い切り牽引している、と言える今期の成績。
ライブビューイングや「THE CITY(公演をテーマにした都市型プロモーション)」を含め、活動はさらに拡大予定。上半期119公演に対し、下半期は他グループも含めて200公演以上が予定されております。ご期待ください!( *´艸`)

イ・ジェサンCEO「BTSワールドツアーはまだ公開されていない日程が多く残っており、追加公演と計画を伝えることには慎重になるが、あると申し上げたい」
ちなみに、「パンPDからボーナス貰ったせいで営業利益下がっちゃったぜテヘペロ☆」案件も今期は解消されて持ち直しました。良かった良かった。
社員へのボーナスは人件費として営業費用になるんですが、株の贈与は営業した儲けじゃないから営業利益の計算には入らず、別々の財布で管理されます。
そのため、資産としてはプラマイゼロでも、帳簿上だとマイナスになっちゃうということが発生し、投資家からすると「思ってたより儲かってないやん!?(アーニングショック)」という見え方になってしまうそうなんですよね。
今回の業績におけるマイナス要因
反面、オンラインコンテンツ売り上げの低下や、設営・運営・人件費の増加がマイナス要因になっています。
そういえば、BTSカムバ公演やドキュメンタリーはNetflixだったのでHYBEの売り上げには直接入りませんね。
ツアーチームも、移動のプライベートジェットがボーイング777(500人乗れます)だとか、3ルートに分かれて「Aチームはこの国で設営、Bチームは公演中、Cチームは解体中」みたいに動いてるという話を見かけましたし、そりゃお金かかるだろうなという気がします。
Kim Sungmin, BTS Crew camera operator shared a glimpse of the time they landed in El Paso 😳 That is one huge plane carrying all the crew making this whole ARIRANG Tour possible! pic.twitter.com/1atoxWyvFW
— HobiCasa ⊙⊝⊜ARIRANG l🏊♂️🔴 (@HobiCasa) May 1, 2026
うわあすごい!
— 音色 (@thracia776_bts) August 2, 2026
決算表見てると、ツアーは一番収益が上がるけど設営費や人件費もかかるから、利益率はそこまでじゃないんだよね。
それもわかるわ~。見られて嬉しい( *´艸`)@MetLifeStadium #bts_worldtour_arirang_EastRutherford #BTShttps://t.co/6abBQ16lGW
正直売り上げ牽引率が高すぎて、必要経費でええじゃろ、と私の中で知らないおっさんが太鼓判を押していますが(*ノωノ)
ちなみに株価は大暴れ中
この決算が出たというのにHYBEの株価はめっちゃ下がったんですけど、要因としては別件で韓国市場自体が大荒れしてたり、アルバム売上が全体的に低下しててK-POP市場が悲観されたり、ミン・ヒジン&NewJeansを始めとするあれこれでエンタメ界隈への投資が警戒されたり、があるようです。
営業利益が予想より少ない「11.8%」に留まったことを残念がる反応も出ています。公演は利益が出るけどアーティストへのリターンも多いらしいんですよね。
まあこれは、バンタンへの清算がガッツリ行われたってことなんで、私は許します。会社からの感謝は形(💰)にしていただかないといけませんからね。ええ、いくらでもあげてください!!( ゚Д゚)モット!
ただし、第2四半期の売上総利益率(GPM)は32%となり、前四半期(43%)より低下した。公演事業はアーティストの印税比率が高く原価率が相対的に高いため、公演売上の比重拡大が収益性の低下につながったという説明だ。人件費の増加もインセンティブの支給やグローバル人材の補充など経常的な要因によるものであり、ファンダメンタルズを損なう一時的費用はなかったと評価した。
その他の見どころ:Weverseの成長
お金が動くってことは人も動いてるので、Weverseも元気に成長中。

自分の過去の記事を振り返っても、BTSコミュニティ登録者がバリバリ増加しており、初々しい新規参加者が完全にゲーム配信者と化したグクの7時間配信を前に困惑してる様子とか想像すると笑いが止まらな(強制終了)
BTSコミュニティ登録者の増加状況
2025/10/27:3100万人
2026/01/30:3300万人
2026/07/29:3627万人
ちなみにこの記事の時、コミュニティ登録者3100万人って書いてますが今3300万人いますね。3か月で200万人呼び込むカムバの威力、恐るべし( ;∀;)
ところで今後のK-POP業界はどうなるの
JYPの創立者、パク・ジニョン(愛称:餅ゴリ)が政府直轄の「大衆文化交流委員会」委員長になってましたが、あそこが中心になって2027年にグローバルフェスティバル「FANOMENON(フェノメノン)」をやるらしいですよ。
そのために、4大事務所が共同出資で合弁会社を作るらしいです。へー。
「FANOMENON」イベントは、昌洞ソウルアリーナと高陽・一山にあるKINTEX第2展示場で開催される予定だ。ソウルアリーナではコンサート、授賞式、分野別の受賞候補展示が行われ、KINTEXでは音楽フェスティバル、Kカルチャー企業の展示や体験が実施される。イベントは計11日間にわたって行われ、祭りの雰囲気を維持する方針だ。
KINTEXっていうと、2025年のBTS FESTAをやったとこですね。
HYBEはSMの買収騒動でカカオと対立した後、K-POP業界の天下統一に見切りをつけてグローバル方面に注力していったように見えてましたが、まさかここで国が関与してくるとは!( ゚Д゚)
H「ちょっと忙しいんで」
国「待ちなさい、お国のためだから一緒にやろうじゃないか。ところでいくら出してくれる? BTS君も来るよね?」
みたいな図式を想像しちゃうわ(/ω\)
餅ゴリ先生はこれに専念するため社内の登記取締役も降りてるんで、頑張ってほしいと思います。ほんと応援してるんですが、若干棒読みになっちゃう私を許してください。政府案件面倒くさくて……ゲホゴホ
推しの活躍は歴史に刻んでいきたい
前回の決算も楽しくウォッチしてましたが、いかんせん推しが活動しすぎて記事を書く暇がありませんでした( ;∀;)
8/1からはまたアメリカツアーが始まるので、その前に滑り込めてよかったw
やっぱり、推しの活躍(数字)は書き残しておかないとね!
すごい趣味に走った記事ですが、「最近のBTSってそんなことになってるのね~」程度に斜め読みしていただければ幸いです。
投資判断に使うのは気を付けてください!
私に訊かれたら「これだけ下がってたら買い時ですよ」としか言いません。バンタンが帰ってきたHYBEに死角なし。あと一年はツアー続きそうで、これはツアー収入記録が楽しみです( *´艸`)
イギリスのロイター通信社は、BTSのワールドツアー『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'』の総収益が約18億ドルに達すると見込んでいる。「史上最高の収益を記録したテイラー・スウィフトの『The Eras Tour』やコールドプレイの『Music of the Spheres World Tour』に匹敵する数字だ」と説明した。
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