自分のパートが少なかったら、嫌ですか?
インタビューを見る度驚く理由
Rolling Stone誌によるBTSへのグループ・個人インタビューを聞いていると、毎回「バンタンって本当に互いが好きなんだ……」という感嘆が止まりません。
でも別に無理をしているわけでも、それぞれの我がないわけでもないんですよね。
ホビが「何をしなければならないか、なんて考えない。ただそうする」と言ったように、互いが互いのために持てるものを自然に差し出し合う理由が、ユンギの言う「一緒にいて楽しいんです」なのかと思うと、そんなのあり?と尊さに倒れ伏したくなります。
テテのインタビューでもモロにそこが語られていて、ツボでした……!
すごいいいインタビューだったので、全文載せたいくらいです。
Rolling Stone誌の個人インタビュー(一部)
Interviewer:
7人が一緒にいるグループだと、各自が担当できるパートが限られていますよね。エゴ(自我)のようなものが出る時もありますか?
「この曲でもっとたくさんのパートをやりたい」とか、「自分がもっとたくさん出ている曲がアルバムに載らなかった」とか、そういうプライドが出る時もありますか?
V:
そうですね、僕は「上手くやれるかどうか」という方をより心配していたと思います。
何故なら、自分が好きな音楽をどれだけたくさん聴いていても、それを自分でパフォーマンスするとなると全く別の話だからです。
だから、たとえ何か気に入ったものがあったとしても、自分がやる意味があるように解釈し、再構築するために、ものすごく努力する必要があります。
でも、もし僕のパートが少なかったり、曲の中で中心的な役割を担っていなかったりしても、それを嫌だと感じることはありません。
何故なら、他のメンバーがその場所を担ってくれるからです。ある意味、んー……ホッとするような気分です。
ただひとつ、7人の息が合わなければ、その曲は見送ることになります。
「バンタン」と「個人」の共存
こういう回答を聞くと、彼らはグループとしてやってる時は主体が「バンタン」なんだなと感じます。
個々がどうこうではなく、「バンタンとしてカッコいいことが全て」という価値観が優先順位の一番上に存在しているように受け取れますし、それは個人として伸びたいという欲求と喧嘩せず共存できるものなのだという印象を受けます。
正直、売れては解散していくグループが山ほどある中で、ものすごく特殊な関係性の人たちだという感想も覚えます。
「どうしてそこまで?」という問いに対する彼らからの回答は、テテが昔言った「バンタンがバンタンを愛しています」になるんだろうと思うんですが、その感情の真っすぐさには毎回驚かされます。
どの業界でも、ファンは推しの代理戦争をやってしまいがちですし、7人いれば他の6人との比較が始まってしまうのもあるある展開です。
そんな中で本人の口からはっきり「もし出番や役割が少なくても嫌だと感じることはない」と聞けたことは、彼らの価値観を知る上でもARMYとしても、とても興味深かったです。
例え自分ができなくても誰かが引き受けてくれる、そのことに「ホッとする(安堵する)」という言葉は、深い信頼と同じ目標で繋がっていなければ自然には出て来ないように感じます。
互いが「バンタン」という一艘の船の一部であることを知り、この旅を続けたいと共に願っているからこそ、口にできる言葉だと思いました。忘れられないインタビューでした。
本編インタビューもお楽しみに!
ちなみにインタビューが掲載されている「Rolling Stone Japan」の発売は6/25!
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