想定内と想定外—3人暮らし開始から1ヶ月
4月から、夫の単身赴任で母子3人暮らしがスタートした。中一の長女、小五の長男、そしてわたしの3人である。
1ヶ月が経ち、ようやく生活のリズムが見えてきたので、「想定内」と「想定外」を整理してみたい。
ちょうど4月はわたしの繁忙期。クライアントワークに追われる中、ルーティーンのTACの講義や添削が続き、セミナー運営もあった。そこに3人暮らしのスタートが重なったわけで、なかなかハードな船出だったことをお伝えしておく。
やっぱりそうきたか、想定内のあれこれ
週末は荒野になる
これは予想通り。わたしは週末に不在のことが多い。
これまで夫がいる時は家事を回してくれていたので、いない週末の家ともなるとまぁ見事に荒れる。掃除は行き届かず、片付けも全部わたしの仕事になる。夫の家事力に、改めて感謝である。「ありがとう」と言わせていただきたい。

晩ごはんの時間が早まる
これまでは、夫が早く帰れる日に合わせて、晩ごはんを少し遅めにしていた。
今は子ども中心の時間にシフト。早寝早起きにも貢献するのでありがたい。
メニューが「とにかくタンパク質」化
夫がいた頃は、お刺身やちょっといいお肉も食卓に並んでいた。
今は、育ち盛りの子どもたちに必須のタンパク質を中心にしたボリューム重視のラインナップだ。鶏むね、卵、納豆、豆腐、ヨーグルト。大人向けの食卓から、子ども最適化食卓へ完全移行した。

洗濯物が減る
地味だが大きい。家事負担が確実に軽くなった。
リビング学習環境が整った
これを機に、子どもたちの勉強机を新調し、リビングに並べて設置した。
やっと学習環境を整えてあげることができた!

「えっ、そうなる?」想定外の発見
子どもたちが想像以上に戦力
これは嬉しい誤算だった。
4月から家事の進捗をスプレッドシートで管理しているのだが、子どもたち2人の貢献度が高い。特に食事の用意は、自分たちでやってくれる部分も多くて、本当に助かっている。
スプレッドシートでの家事管理については、別記事で詳しく書きたい。
夫がiPad×LINE通話で遠隔見守り
わたしが週末や夜に不在の時、夫はマメにわたしがリビングに設置しているiPadとLINE通話をつないで、子どもたちを遠隔で見守ってくれている。
これがあるから、安心して仕事に集中できる。テクノロジーすごい。マメな夫、ありがとう。

思ったより寂しくない、むしろ会話が増えた説
これがいちばんの想定外だ。朝の「行ってきます」、夜の「お疲れさま」、それ以外にも何かあるたびにLINEや通話が飛んでくる。
同居していた頃より家族の会話量は、むしろ増えているかもしれない(笑)。一緒にいたら、いるのが当たり前すぎて、いちいち報告しないからだ。
物が減り、わたしの仕事部屋ができた
夫の引っ越しをきっかけに、家中の整理整頓が一気に進んだ。かなり大量の物を捨てた。そして空いたスペースを使って、わたし自身の仕事部屋ができたのである。ここまでは、想定内。
ただ、これを機に、ずっと放置し続けていた書類関係も日々少しずつ減らしている。なぜか衣類や雑貨まで。
物理的にスッキリすると、頭の中もスッキリする。これは大きな副産物だ。

「大企業すげー!!」のカルチャーショック
これは完全におまけの話。
夫の収入がかなり上がった。生活コスト以上の大幅上昇である。
普段わたしは中小企業との関わりがほとんどなので、大企業の給与体系や福利厚生にちょっとカルチャーショックを受けている。会社様々だ、ありがとうございます。
子どもたちの変化と、母(わたし)の体力
子どもたち2人にも変化があった。
一人一部屋になったことで、自分のパーソナルスペースができた。その結果、積極的に物の整理整頓や掃除をするようになった。これは予想していなかった嬉しい副作用である。
そして、わたしの余裕のなさを察してか、気を使って優しく接してくれる時もある。これは嬉しい反面、ちょっと申し訳ない。子どもに気を使わせている時点で、母としてどうなのよ、と思う。
わたし自身は、この1ヶ月、新しい環境と繁忙期がガッツリ重なった。睡眠時間が全然取れず、つくづく「健康に産んでくれてありがとう、お母さん」と思った。とはいえ、絶対に体には良くない。5月からは睡眠を最優先にしようと決めている。
余裕がないと、人は不機嫌になる。そして親が不機嫌だと、子どもは敏感に察してしまう。「不機嫌で家族をコントロール」する母にはなりたくない。これはわたし自身の誓いである。

写真は5月5日の東京タワー
ここから先の3人暮らしへ
3人暮らしを1ヶ月やってみて、想定内も想定外もたくさんあったが、結論としては「悪くない」。
むしろ、家族の関係性が再定義されて、新しいバランスが見つかりつつある。
夫がいないことで気づいた夫のありがたさもあれば、子どもたちの成長を実感できた喜びもある。そして、わたし自身が「自分の仕事部屋」という物理的な拠点を得たのは、やはり収穫だった。
5月のテーマはただひとつ、「睡眠時間を確保する」。
それ以外のことは、後回しでもいい気がしている。
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