2026.July 読書
このすばのラストに感動してロスりました、7月の読書。
ラノベで冊数をかさ増しすることすることへの抵抗など捨てた!そんな14冊。
2026年の抱負に値する、名作SFを読みまくるに1ミリも該当しなかった7月にはなりましたけども、未読積読の伊坂幸太郎を消化できて大変気分がよろしいのよ。
前回:6月の読書
この素晴らしい世界に祝福を!10~17 ーー 暁なつめ
やはりだ、やはりと言わざるを得ない。数多くの文句はあれど、今いる世界以上に素晴らしい世界なんてない!っていう涼宮ハルヒ的解釈。
これまでをアニメで楽しんできて、アニメ制作会社の愛の力でギャグコメディ風味がマシマシなこのすば人生だったのもありで、小説になると感動させるように読ませるストーリーもあるんだなぁと、小説には小説の良さがラノベにもありましたという話。アニメも次のクールからはラブコメに寄って行って、ギャグ要素を全開にしづらいのではないかという懸念がなくもないぞ、それ故に。
そんなワケで、小説として読めたからこそ、もどかしく官能的に想像力を働かせてくるラブコメシーンを楽しめたために、ちゃんと喪失感を植え付けられました。アリガトウゴザイマス。
ラストの潔さ、後はご想像にお任せしますという読者へのバトン。名作小説と言っても差支えはないと思うで。
とかなんとか言いつつも、アニメ4期制作決定していますから超絶楽しみですよ。アニメはアニメの良さだもんね!
この世のすべてのめぐみんに、ありがとう。
フーガはユーガ ーー 伊坂幸太郎
伊坂幸太郎史上、最も切ない物語。
そんなキャッチコピーに相応しい、涙のラストをぶちかましてくれました。
ちょっと不思議な能力・環境・特徴を有した主人公が、ありそうであり得ない、ユーモア溢れるアクシデントに遭遇しつつも、タランティーノ作品ばりにスタイリッシュにスカッと解決!したようなしてないような?
そんな伊坂幸太郎といえば!って、おもしろおかしく不思議な日常を、陽気なキャラクターが送る作品が大好きなんだけども。
たまに『モダンタイムス』や『重力ピエロ』みたいなヘビーなストーリーを紡いでいく伊坂幸太郎作品。
とはいえ、結末の切なさという観点では断トツ。
それでも、伊坂幸太郎らしさがないとは口が裂けても言えない、伊坂幸太郎ワールドど真ん中ではあるのがすごいトコロ。
帰ってきたヒトラー下 ーー T・ヴェルメシュ
すっげーなー、この作者。ヒトラーへの造詣が深すぎる。
途中で出てくるナチス後継者みたいな党の党首に向かって、ヒトラーが「なにか1冊でもナチスの歴史に関する本を読んだのか?」的な説教をしたのも、ヒトラーぶってる読者への皮肉でしょ?やっぱちゃんと勉強してる人ってカッコいいよ。
『帰ってきたヒトラー』はギャグ要素強めの映画から入ったから、細かなディテールと知識の深さがものすんげーのを踏まえても、小説より映画の方が好きなんだけども。映画は制約上イイ感じにまとめなくちゃイケナイしで、けっこう衝撃的な結末を迎えるからめっちゃ好きなんだよな。それもあって、「俺たちの闘いはこれからだ!(我が闘争だけに)」風味を感じる絶妙な小説版のラストは、ちょっと微妙というか。あまりにも映画の締めが好きすぎる。
歴史好き、そしてヒトラー好きな中二病は必読の1冊。
ペッパーズ・ゴースト ーー 伊坂幸太郎
執筆時期を鑑みても超絶納得な、『クジラアタマの王様』と『逆ソクラテス』の良いところ取り。そして、『陽気なギャングシリーズ』の爽快感もあるよねーな、伊坂幸太郎堂々の20年スペシャル作品。
毎度おなじみ、前半のどこか不思議な感覚に襲われる十八番。ネコジゴハンターがめちゃくちゃ魅力的なキャラをしている!いいね、本当に好きなんだ伊坂幸太郎作品。
ちょっとした超能力。救える可能性を感じてしまうからこそ、救えない命を悟ってしまったときの無力感がやるせない。それでも世界は廻ってる、だから気にするな。
そんな、どこか無責任にも見える、ちょっとテキトーなオトナが、オレは大好きなんだ。
スローシャッター ーー 田所敦嗣
マッジで海外旅行に行きたくなるよ。
ローカルで頽廃的な旅をこの本で学ぼう。
短編エッセイで、カメラマンがカメラに写さなかったリアルを文字で届けてくれるんだぜ。
やるだけやっちまえ! ーー 森永博志
森永博志。オレのバイブル。
読み直すことで、またロックンロールにカッコよく生き様を魅せることを教えてくれる。
合言葉は、やるだけやっちまえ!
自分を信じて、とにかくイキロ。
毎日が冒険 ーー 高橋歩
高橋歩。オレのバイブル。
この作品も何度読んだことか。
トリハダが立つほどの感動を覚えたら即行動。
ただの自己啓発で終わらせるな。変えるのは、自分だ。

あーあー!8月も後半になって7月を振り返っちゃって、職務怠慢だー。今月はnote頑張るぞ!
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