ニューサムに見る民主党の嘘⑤イスラエルロビー
カリフォルニア州知事ニューサムのインタビュー解説、全5回。第四回はこ
ちら。
イスラエルロビーに関するニューサムの返答
レイサン:
対イスラエル武器禁輸を支持しますか。
ニューサム:興味深いタイミングでの質問ですね。停戦合意がなされたばかりです。どちらにしろ武器禁輸には賛成できません。ただし、私はネタニエフを強く非難します。私はガザに医療支援をした唯一の米国州知事です。ガザの子供達に起こっていることに、人として、父親として強い怒りを覚えます。同時にイスラエルの生存権と自衛権を深く尊重します。ハマスの攻撃はテロリスト行為です。もし特定の武器への支援を停止するなどといったニュアンスのある武器禁輸法案があるなら考えますが、包括的な武器禁輸には賛成できません。
(*ここからのニューサムのしどろもどろがインターネットで燃えに燃えた箇所)
レイサン:
AIPAC(イスラエルロビー)。私は個人的にはAIPACから一ドルでも受け取る政治家には投票したくありません。
ニューサム:
興味深い。非常に興味深いです。AIPACの事なんて考えもしなかったので。貴方がいきなりAIPACについて聞いてくるのは非常に興味深い事です。
レイサン:
なぜですか?
ニューサム:
私の日々の業務に全く関係ないからです。興味深い。貴方が取り上げるの、興味深いですね。JPAC(*こっちもイスラエルロビーなのだがww)の方が額が多いのに。貴方はAIPACを取り上げます。興味深いです。
レイサン:
なぜ興味深いのですか?
ニューサム:
ただ興味深いのです。ただ思い返せば、全く考えてなかったので。AIPACの事なんて。
(*他のポッドキャストで語られていて、私も賛成するのだけど、ここでニューサムが興味深いinterestingと不自然に何度も言うのは、「ロビー団体は他にもあるのに貴方がAIPACだけを名指しで気にするのは貴方が反ユダヤ主義だからではないですか?」と言っている。「黒人コミュには反ユダヤ主義が多い」との偏見ステレオタイプもあるので尚更。相手に言っているのでは無い。これは視聴者の中にいるシオニスト=ニューサムへの出資者のリップサービスである。「見て、私はあなたの味方ですよ。」と。インタビュアー、黒人のレイサンはこの犬笛を無視した。)
ニューサムがサラっと提示するプロパガンダ
ウェア:
浮気を指摘されたボーイフレンドみたいですね。え?誰のこと?え?その子?随分会ってないから忘れてたよ?え?なんで?全く忘れてるよそんな子の事。(笑)
ウルフ:
こんな「記憶にございません」劇場をやってしまったら政治家として信用ガタ落ちですよね。米国の主要政治家として、現在ガザで虐殺を行っているイスラエルを世界中が見ている中、AIPACを知らない?あり得ない。
ウェア:
聞かれると思ってなかったんでしょうね。大物リベラル政治家はメインメディアのニュース番組ではこの辺りの事は聞かれませんから。黒人の、ポップカルチャーポッドキャストだとたかを括っていたのでしょう。無自覚の差別意識もあったかも知れません。
彼はまずジェノサイダーと手を切らない、と言いました。
ブリアナ:
支援自体が違法なんですけどね。レイヒ法(重大な人権侵害に関与した外国の軍隊への資金援助や訓練を禁止するアメリカの法律)が米国にはあります。ここ2年間米国がやってきた事は違法です。その事は国務省スタッフからも正式に警告が国務長官に出されていました。それを無視して援助をしているのです。
(*バイデン政権はレイヒ法の他にもForeign Assistance Actも違反していた。そしてそのことははっきりと国務省職員が国務長官と大統領にレポートしたが無視された)
(*報告書を書いた勤続20年の職員は政権のあまりの対応に非難する形で辞職している)
ウェア:
米国のイスラエル軍事援助は国際法にも違反していますね。それとニューサム氏は「イスラエルの自衛権」と言いました。無いです。自衛権は独立国家同士の衝突に発生するものであって、イスラエルは占領者、パレスチナは被占領地域です。占領国は被占領地域に対して自衛権を持ちません。第3に「ハマスのテロ行為」。これも間違いです。被占領者には「抵抗権」が国際法で認められておりそれは武装抵抗も含みます。彼がこのようなシオニストのプロパガンダを垂れ流すのは、民主党がシオニスト政党だからです。
民主党議員達の立て続けの大コケ
ウェア:
ニューサムのこのしどろもどろがSNS上でバズった訳ですが、昨今の民主党議員の様々なポッドキャストでの滑りようは驚きです。
コーリー・ブッカー
何故民主党議員達はトランプの強権に立ち向かわず忖度をしているのですか、と言う質問に「共和党と違って民主党には内ゲバが(急進左派のせいなんです)」とテンプレ回答しているのを「それは完全な嘘ですね。共和党も一枚岩ではありません。はぐらかさないで下さい。民主党は本当に有権者、労働者の味方なんですか?」と突っ込まれる。
ケイティ・ポーター
「見切れてんじゃねーよクソが!」とビデオにフレームインしたスタッフに怒鳴りつける様子が拡散される
ゾーラン・マンダーニも「グローバル・インティファーダ」の定義について、「ユダヤ人を皆殺しにすると言う意味だ」と言うシオニストのプロパガンダに譲歩してしまった。これでは予備選の時に「インティファーダは"蜂起"と言う意味だ」(正解)と毅然と言い切って得たムスリムコミュを周縁化してしまう。
カマラ・ハリス
ブックツアーに現れる反戦主義活動家「貴女のレガシーは虐殺だ!」に向かって「今私は政権にいないんだから文句ならトランプに言え」と怒鳴る。彼女の属していた政権がジェノサイドを始め、終わらせなかった為に負けた事には触れない。
これが民主党総体での傾向です。彼らはこれからも「ファシズムの台頭」を餌に恐怖を煽るレトリックを使うでしょう。なぜか、
「羊はいつでも狼に食べられることに怯えながら、羊飼いに食べられる。」
トランプを見なさい!ファシズムを見なさい!あれから貴方を守れるのは私たちだけです!と有権者に言う。虐殺を続けながら。米国保守党とリベラル党はそれが帝国主義的外交であれファシズム内政であれ、「盗みを働く者」と「袋を持つ者」の違いでしか無い。
