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結局、ジャズギターはPat Methenyに戻ってくる

結局、Pat Methenyが好きです。

30年ほど前に『Still Life (Talking)』と『Letter From Home』、そして『Secret Story』を聴いたのが最初でした。

ミナスサウンドのような浮遊感があり、他のジャズ・フュージョン作品とは一線を画する内容に、すっかりとりこになりました。

その後、GEMMを通じて遡るようにECM時代の作品もまとめて購入し、よく聴きました。

何年か前に「Last Train Home」がアニメのテーマに採用されたと聞いたときは、新しい世代にもPat Methenyへの入口ができたようで、少し嬉しくなったのを覚えています。

僕は、Pat Methenyは楽曲単位というより、アルバムトータルで聴かせるタイプの音楽だと思っています。
そこが自分には合っているようで、通して聴き入ってしまいます。

そういえば、John Coltraneの『A Love Supreme』や、Body, Mind & Spiritsの『Black Renaissance』も、アルバムトータルで楽しむ作品でした。もともと、そういう作品が好きなのかもしれません。

若い頃は、楽曲単位で刺激の強いレコードを求めていたこともありますが、結局、手元に残ったのはアルバムとして完成度の高い作品が多いような気もします。

僕はギターを弾かないので、演奏技術的なことはよくわからないのですが、友人が「どんな機材を使っても結局あの音になるし、同じ機材を他のギタリストが使ってもメセニーにはならない」と話していたのを思い出します。そういう話を聞くと、やはり特別な存在なんだろうなと感じます。

また、他のアーティストの作品にも参加していて、古くはGary Burtonのバンドでの活動や、先日友人宅で観たJoni Mitchellのライブ『Shadows And Light』でも素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

さらに、バークリー音楽院の同期でもあるブラジル人ギタリスト、Célia Vazの『Mutação』にも参加しています。
でも、やっぱり彼のリーダー作品ばかりを聴いてしまいます。

Célia Vaz『Mutação』(Philips 1981)

今、自宅にある彼のリーダー作は、少しのCDとレコードが3枚ほど。
あとは取り込んだデータで聴いていますが、大好きなECM期の作品も、いつかレコードで買い直してもいいかな、と思っています。


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