利尻・礼文 道北の車中泊旅(前編)
2025年6月10日(火)から6月15日(日)まで道北を巡った車中泊旅をまとめました。
今回の前編は、小樽港から稚内までの様子です。
後編の稚内から苫小牧の様子は下の記事をご覧ください。
1.舞鶴港から小樽港、道の駅あかいがわ
今年の関西地方の梅雨入りは6月9日で、フェリーの出航日はその日の23時30分とまさに梅雨を避けての出発でした。
同じ考えの人は多いようで、荷物を満載したオートバイ40~50台、それに多数のキャンピングカーと、もう北海道の夏シーズンが始まっています。
明けて6月10日の日本海は晴天に恵まれ、海も波も夏色でした。



小樽港に到着は10日の20時45分。殆どの人は札幌方面を目指すようですが、こちらは翌日羊蹄山を見るため、南下して「道の駅あかいがわ」を目指します。
道の駅あかいがわは山の中にあって、駐車場はかなり空いていました。
ここに限らず北海道の道の駅のトイレは一旦建物の中に入ってから利用するようになっていて、寒い日なんかは中が暖かくてホッとします。
2.羊蹄山から北海道開拓の村
道の駅から30分も走ると、羊蹄山が見え始めます。
この山は標高が1,898m、その円錐形の形に加えまだ残雪もあって別名蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれるのが良く分かります。
しばらく車窓から見えてましたが、羊蹄山の展望所である「山中峠」に着く頃には残念ながら完全に雲に覆われてしまいました。


その「中山峠」に向かっている途中、道端に「森のおすそわけ」という小さな店があるのを見つけました。
オーナーと思しき老夫婦に少し話しを聞かせてもらいました。
手作りのクラフト類、そして周りの花畑は自分達で世話されていて、素敵なので了解をもらって撮らせてもらいました。


左側にスズランも咲いてます。


新芽は自分達の食料になるそうです。
近くに行かれた際には休憩がてら寄ってみてください。
この後、「中山峠」に向かいましたが、先ほど書いたようにこの頃には厚い雲に覆われて羊蹄山は全く見えません。
仕方がないので名物の「元祖あげいも」を買って「北海道開拓の村」向かいました。
北海道開拓の村に行く途中、「札幌市アイヌ文化交流センター」や「ノースサファリサッポロ」にも寄ってみましたが、個人的には「是非に。」と言うほどの施設ではないと思います。
「北海道開拓の村」は広大な敷地に明治から昭和初期の北海道に点在していた建物を移築していて、殆どが木造の建物の中にも洋風建築もあったりして、歴史的建物に興味のある方にはお勧めです。
建物、園内共にしっかり整備されています。





敷地が広いこともあって、ザーッとひと回りするだけで1時間もかかってしまいました。
歩いていると、夏前なのに森の中からセミらしき大合唱が聞こえます。
夏前にセミとは思わなかったので施設の方に聞いてみると6月に鳴く「エゾハルゼミ」ということでした。
その鳴き声はカジカガエルやヒグラシに似ています。
この後、温泉でゆっくりするため「太古の湯」を併設した「道の駅三笠」へ向かいました。
この道の駅で車中泊するなら、国道側ではなく施設の反対側が静かでお勧めです。
3.留萌、日本海オロロンライン経由で稚内へ
3日目の大きな目的は日本海オロロンラインで直線道路を堪能することと、その道から利尻富士の夕景を撮ることですが、その前に留萌で買い物です。
先ず留萌に朝9時に到着するように移動し、廃線となった留萌駅に車を停めて、「長田鮮魚店」で海鮮丼を買い、更に「井原水産直売所」に移動してカズチーの規格外品を買いました。

長田鮮魚店(駅前自由市場)の外観をご覧ください。

確かに長田鮮魚店の看板は見えますが、入り口は?となりませんか。
でも大丈夫、どの入口から入っても中で繋がっていて下の写真ようになっています。

左側が長田鮮魚店
右奥が白鳥精肉店
その手前が鈴木かまぼこ店
店の裏側(留萌駅側)に駐車場があって、皆さんそちらから来ているようで、朝の9時というのに客も多くてちょっとびっくりです。
更に店には若い人が多くて、街の雰囲気と違って活気があります。
続いて近くの井原水産直売所へカズチー、ホタチーを買いに行きました。
この直売所には格安な規格外品があるので、それが目的ですが、同時に正規品も買いました。
確かにおいしくて病みつきになります。
この後、日本海オロロンラインを北上中に鰊番屋が見えてきました。

玄関の左側が親方の居室、右側が漁夫の居間

手前が漁夫の居間と寝床
左奥の障子から奥が親方の居室

多くの木材が贅沢に使われている。
見学の人と比べると木材の太さがよく分かります。
こうした建物が、当時の鰊業がかなり儲かったことを如実に示しています。
天塩町手前で日本海の中にチラッと利尻富士が見えてきました。

日本海オロロンラインの様子は下の動画をご覧ください。
この道は国道なので両側に路肩を示す矢羽根があります。
と思いきや、更に北上するとその矢羽根もなくなりました。
最後の方で、やっと対向車が現れます。
更に北上し、しばらくして夕焼け空をバックに利尻富士が見える「こうほねの家」という展望休憩施設にきました。
ここでは波打ち際まで下りられるので、そこで利尻富士を撮ったのが下の写真です。

手前の池に黄色の「こうほね」が咲くらしい。

これで明日の利尻島は晴れ、と思いきや翌日は曇りで殆ど利尻富士は見えませんでした。
この後、車中泊先の「道の駅わっかない」に向かいました。
周りは車中泊車だらけのような感じです。



カモメに、なぜ自分を撮らない?、って
言われてる感じでした。
ここまで読んで頂き有難うございました。
この記事の後編は下をご覧ください。
