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「日ノ本イチ、強くなりたい。」中島健人が魂を削って演じた、人斬り以蔵の“残酷な純粋さ”について。

※この記事は若干のネタバレを含みます

こんばんは、こやなぎです。今夜も、ものがたりのたまり場へ寄って頂きありがとうございます。

前回の記事、たくさんの反響があり皆さんが「ちるらん」を楽しみにして下さってることを実感し、これほど嬉しいことはありません。

今夜は、ドラマ『ちるらん』の中でも、特に僕の心を激しく揺さぶった一人の男の話をさせてください。

岡田以蔵の話です。

ちるらんは新選組のお話なんですが、土方歳三の人生を変えた、重要な人物が何人かでてきます。そのうちの一人は間違いなく岡田以蔵です。

僕は岡田以蔵と土方の物語がとても好きです。

なんかケンティーにのっかった宣伝ぽい感じになってしまうのが嫌だったのですが、その意図はありません。純粋にこの2人を見ていると心が熱くなります。この意味はドラマを見ればわかると思います。

そして事前情報があった方が、絶対に感動が上振れると思っているのでその部分を説明させて頂きます。

それでは書いていきます。
よーい、スタート。


1. 史実が語る「捨て駒」としての悲劇

皆さんは、岡田以蔵という人物をどれくらい知っていますか?

「幕末四大人斬り」と呼ばれている4人の人斬りがいます。岡田以蔵、河上彦斎、田中新兵衛、桐野利秋です。田中新兵衛はちるらんにも登場します。

河上彦斎はるろうに剣心のモデルとなった人ですね。

史実では決して「冷徹な殺人マシン」ではありませんでした。 武市半平太という師を盲目的に信じ、認められたい一心で、汚れ役を引き受け続けた。剣の腕は超一流なのに、学がなく、仲間内では「人斬り」と蔑まれ、最後は拷問の末に処刑されたそうです……。

そう最後は、処刑されたのです。
この最後の芝居を感じてほしい。

26日に放送したスペシャル前編では、辻斬りとして登場し、歳三と戦いました。純粋に最強を目指している以蔵を見ているとなんだかこっちも嬉しくなってきますよね。「人殺しは好かん」と言っていた以蔵が激動の時代に飲み込まれていきます。

2. 煌めきを捨て、泥にまみれた「中島健人の本気」

撮影現場で目撃したのは、皆さんが知っている「アイドル」の姿ではなく、目に「焦燥」を宿した、一人の俳優・中島健人でした。

人斬りになる前の以蔵は「ただ強くなりたい」その気持ちだけで戦いに挑みます。 負けたら死ぬと分かっていても、立ち向かう。自分は相手を殺さないという配慮もしている。 中島さんは、その純粋な以蔵を全力で演じてくれました。どこかネジが外れたようにバカ笑いしたり、誰かを想っているときの表情は、俳優にしかできない芝居だと感じました。

このシーンの

そして以蔵が闇落ちするきっかけになるシーンがあります。そのお芝居はクランクイン2日目に撮影したのですが、、(いまはネタバレになってしまうので後日追記します)お伝えできないのが残念。。

3. 繊細な芝居

皆さんにぜひ注目してほしい「細かな感情」があります。

中島さんは、以蔵の「強さ」だけでなく「弱さ」を演じるのが抜群に上手い。 歳三と過ごした時の子供のような笑顔と、人斬りになった時の絶望。その振れ幅を、細胞レベルでコントロールしていました。

現場でモニターを見ていて、その想いが伝わってきて以蔵という人間がとても好きになっていました。これ、中島健人さんのキャリアにおいて、歴史に残る名演だと思います。

放送を観た方はもちろん、これからU-NEXTで配信される「第1話」を観るファンの方は、覚悟しておいてほしいです。

「日ノ本イチつよくなりたい」 あの叫びは、以蔵の言葉であると同時に、俳優・中島健人の魂の叫びだったのではないでしょうか。


物語は、あなたの背中を押す

以蔵は、歴史の中では「敗北者」かもしれません。 でも「必死に生きる姿」は、今を生きる僕たちにこう問いかけてきます。

「お前は、本気で生きているか?」

岡田以蔵の最後の想いを感じて下さい。
お伝えしたかったことはこれです。

見ればわかります。

そして、ファンの方も、そうでない方も。 この中島健人という俳優が命を吹き込んだ「岡田以蔵」を、どうか心に刻んでください。 見終わったあと、あなたはもっと、彼のことが、そして「物語」のことが好きになっているはずです。

今夜も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

スペシャルドラマの後に配信が始まります。
配信1話はハンカチを用意して待っていてください!!

やっていきましょう。
一歩前へ。


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小柳智則|ものがたりのたまり場・店主 頂いたサポートは勉強会の費用に使用していきます!