Show off your chairs!
インテリア好きの中でも、とりわけイスが好きという人は多いと思います。
「インテリア大好きだけど、イスは別に…」という人がいたら逆に会ってみたい。
なんの逆にかわからないけど。
わが家もご多分に漏れずイスが好きで、安いのから高いのまで集めているのですが、やはり名作椅子は座り心地がどうこうというより目で見て満たされるかどうかがすべて。
そしてイスだけが豪華であっても置く家が「The 賃貸」という、パッとしない舞台だとどうにもテンションが上がらないわけです。
そこで我々はフルリノベーションという選択肢を取っています。
もはやイスのために家を買ったと言っても過言ではないです。
意味がわからん。
そんなわが家にあるイスをいくつかご紹介します。
あなたのお家の自慢のイスも、こっそり教えてください。
CH24(Yチェア)
まずは王道中の王道、Yチェアです。

説明不要。
日本の一般的な家庭で導入されるデザイナーズチェアのNo.1といえばこれでしょう。
なんでこれが日本で刺さってるんでしょうね。
北欧インテリアブームによるものなのか、それ以前のものなのか…。
ともあれ、広く世に受け入れられているものというのはそれ相応の良さがあります。
いいものはいい。
よくYチェアを語るうえで
「座り心地はそこまでよくないよ」
と言われることがあります。
それは大衆に迎合したくない捻くれ者の弁…といいたいところですが、マジで座り心地はそんなによくないです。
いや、悪いわけでもないんですけどね。
少なくとも長時間座っても快適!という類のものではありません。
それでもこの椅子が愛される理由は実際に手に取るとわかります。
ペーパーコードのしつらえや木の曲がり、細かい点から「ああ、丁寧につくられているんだなあ」ということが伝わってきます。

セブンチェア
こちらも説明不要ですね。
アルネ・ヤコブセンの普及の名作です。

こちらは某オークションサイトで8,000円くらいでゲットしたものなので、いろんなところがボロボロなのですが、このボロボロさが逆にかっこいい。
個人的に
「ピカピカのデザイナーズ家具をどう思うか」
という命題があります。
別にインテリアに限ったことではなく、例えばファッションでも仕事道具でも良いのですが、よく身につけるもので特に高価なものこそ、買った時のまま新品同様の状態よりも、使ってきた足跡を感じる状態であって欲しいと思うのです。
とりわけデザイナーズ家具は高価なものがピカピカだと観賞用感がすごく出てしまう気がして。
インテリアもあくまで道具として、日常的生活の中で使われて、その上できっちり手入れがされている。そういった状態に美学を感じるのです。

フランネルソファ
「イスが好き!」といってソファの話をするのはなんかちょっとが違う気がするのですが、気に入っているのでいいじゃない。

わが家はミッドセンチュリーっぽいテイストのリノベーションをしており、ソファーもそのテイストに沿うようなものを探していましたが、なかなかないんですよね。
そんな中見つけたのがこのフランネルソファ。
わたしは常々提唱してやまないのですが、ミッドセンチュリーテイストの部屋を作りたいのであれば、
素材がツルツルテカテカしたものと、脚がシルバーのピカピカしたものを置くべし
という訓等があります。
で、このフランネルソファをあらためて見てください。
脚がシルバー素材なんですねえ…。
素材の高級感もいうことなし。大変気に入っております。
ちなみに今では王道のリーンロゼ・トーゴはルンバの掃除のときに面倒なのでNGでした。
S43
有名なチェスカも大好きなのですが、この無駄のない洗練されたフォルムに惹かれて、シンプルなS43を選びました。

カンティレバー方式ってすごいですよね。
よく見ると(別によく見なくても)一本の鉄の管を何回か折り曲げて、一筆書きのように椅子の骨組みを形成しているわけです。
一体なんのために?「技術と芸術の統一」のために。
これで工業製品としての耐用年数が何十年とあるんだから、素直にスタンディングオベーションですね。イスなのに。
ジャンルは違えど、ものづくりに携わる人間の端くれとして、このイスを見るとあらためて新鮮な刺激を受けるわけです。
なお、イスとしての座り心地がいいかと言われると決してそこまでいいものではないです。
「ただ座る以上の価値がある」ということだけで、座り心地なんてどうでもよくなるのですよ。

わが家のイスの一部をご紹介しましたが、スペースとお金さえあれば欲しいイスは無限にあります。いつか広い家に引っ越したいなあ。
その他、お家の詳細は以下のnoteにまとめてあります。
インテリア付きがリノベーションでやって良かったことをたくさん記載しているので、ぜひみてみてください。
