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歴史の深い傷~アフリカとアラブの交差点~

おはようございます。とうふです。
スーダン特集2日目。

昨日は、スーダンでの紛争が始まってから2年半以上が経ち、今も世界最大級の避難民危機が続いている現状をお伝えしました。

なぜスーダンは、これほどまでに争いが繰り返されるのでしょうか?
その背景には、この国が持つ地理的な特殊性があります。
スーダンは、北部の「アラブ世界」と、南部の「アフリカ世界」のちょうど境目に位置しています。

改めて位置関係を

このため、人種や宗教、文化が非常に多様で、独立以来、長年にわたり北部のアラブ系支配層と、それ以外の地域の勢力との間で対立が続いてきました。

特に有名なのが、2000年代に起きた西部の「ダルフール紛争」です。

政府軍と反政府勢力の争いに民族対立が絡み、多くの犠牲者を出しました。
国際社会が大きく注目したこの悲劇は、今も人々の記憶と生活に深い傷を残しています。

そして2011年には、南部の地域が「南スーダン共和国」として独立しました。これも、長年の対立の結果です。

スーダン国旗
南スーダン国旗

しかし、南スーダンが分離した後も、スーダン国内では権力争いが収まりませんでした。
現在の紛争も、2019年に長期政権が倒れた後の、主導権争いが直接的な原因ですが、その根底には、こうした建国以来の複雑な「分断」の歴史があるのです。

明日は、2023年から続く現在の紛争で、人々の暮らしがどうなっているのか、その現実に迫ります。

それでは、いってらっしゃい!

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