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annafoucault
プロローグ|揺れながら、進む
人生を一直線に、
まっすぐ進める人ばかりじゃない。
少なくとも、私はそうだった。
選んだ道より、
選ばなかった道のほうが多くて、
立ち止まっている時間も、きっと長かった。
家庭に入り、仕事を離れ
「私」という輪郭は、何度も揺れてきた。
それでも不思議なことに、
振り返ってみると
すべてが無駄だったとは思えない。
遠回りも、ブランクも、
迷いでさえ
あとから静かにつながって、
今の私を作ってきたのだ。
この連載で
家庭と仕事、そして自分自身のあいだで
揺れながら進んできた時間を、
ひとつずつ言葉にしてみようと思う。
まだ完成形には辿り着いていない。
資格も、肩書きも、
道の途中にある
それでも、今の私だから書けることがある
そう信じて。
もしあなたが今
立ち止まっている最中だったとしても
その時間がいつか線になるかもしれない。
私と一緒に、
揺れながら進む時間を、
静かに見つめ直してみませんか。
働き方や生き方に迷いながら進んできた、ひとりの記録。
迷いながら選んできた人生を振り返るところから書き始めています。
▶︎ 第1話|名前のつかない「好き」を集める
