Futaba Tail (ふたばテイル )

作品名
「Futaba Tail(ふたばテイル)」
— ふたばか、しっぽか、それともまだ名もない何かか —

モチーフについて
ある日、展示していた「双葉」を見た方が「しっぽにも見える」と話してくださいました。たった一言のその言葉が、新しい視点となり、想像が枝分かれし、形を持って立ち上がってきたアートがこの「Futaba Tail(ふたばテイル)」です。
この作品には、ひとつの形が「双葉」とも「海洋生物のしっぽ」とも見えるような、視覚的な曖昧さが込められています。たとえばクジラやイルカがしなやかに海を泳ぐ姿。たとえば地上に生まれたばかりの小さな芽。そのどちらとも、どちらでもないかもしれない、あいまいな境界。けれどその曖昧さこそが、この作品の核心なのです。
双葉の詳細

概要
私たちが日常の中で「これはこうだ」と決めつけてしまうスピードはとても速く、気づかないうちに、ものごとや人に「ラベル」を貼ってしまいます。それは悪意のない行為でもありますし、時には便利さや安全のための習慣かもしれません。でもその「瞬時の判断」が、何かの可能性や、誰かのかけがえのない背景を覆い隠してしまうこともあるのではないでしょうか。
「ふたばテイル」は、そうした“無意識のラベル付け”について問いかけるアートです。ひとつの形に、複数の意味が重なるとき、私たちは自然と「これは何だろう」と立ち止まり、考えます。その一瞬の揺らぎにこそ、他者や世界を深く見つめ直すきっかけがあると信じています。

背景
私たちは、日常のなかで多くの「当たり前」に囲まれて生きています。誰かがつくってくれたごはん、そっと差し出された言葉、見えないところで積み重ねられた誰かの気遣い――それらがあることを「当然」と思いすぎてしまうと、いつしか感謝やリスペクトは忘れ去られ、関係のあたたかさも薄れてしまうかもしれません。
そのことが、人と人の距離を広げ、不安や孤独を生み、知らず知らずのうちに社会全体の土台を揺るがせているのかもしれないとも思うのです。「Futaba Tail」は、その小さなほころびにそっと目を向け、見過ごされがちな感情や関係性を、もう一度すくい上げて照らしたいという願いから生まれました。

コンセプト
「双葉テイル」というアート作品のコンセプトは、視覚的な曖昧性を活用し、人々が物事に対して素早くラベルを貼る代わりに、その物体が本当にそうなのか、それとも他に価値を持つ可能性があるのかという問いを投げかけることに重点を置き物事の第一印象に挑戦し、より深い思考と探求を促すことを意図しています。

廃材から生まれたFutaba Tail
コンセプト
「双葉」か「海洋生物のテイル」かという視覚的な曖昧さが、人々に「これはゴミだ」と早急に判断するのではなく、「これはゴミなのか、それとも他の何かの可能性があるのか?」という良い意味での曖昧さを作りたいと思っています。
この作品は、企業や国家による大規模なリサイクルの取り組みとは異なり、私たち自身の生活の中で「これ、ゴミじゃないかもしれない」というクリエイティブな発想に基づいたものでもあることから、ゴミという概念を見直し、再評価する意識を表現したものでもあります。
私たちは日常的にゴミを生成し、それを捨てることになれています。これは「不要」というラベルがつけられた物についてさらに考えることが難しいという現状を示しています。今回の廃材から生まれた「Futaba Tail」はこの認識に挑戦し、新たな視点から「ゴミ」を見直す機会を提供します。
以下は学校法人西濃学園さんの生徒さんの皆様と作りました。











ふたばテイルから生まれたアートプロジェクト
地球上にあるゴミを見れるプラットホーム
PLAY with WASTE「ゴミで遊ぼう」
PLAY:遊ぶ、楽しむ、創造的に触れる
with:〜と一緒に、〜を使って
WASTE:廃棄物、ゴミ、無駄とされたもの

コンセプト
「ゴミ」という言葉が過去の言葉になる未来。
ふと気づけば、
わたしたちはたくさんのものを手に入れて、
そのぶん、たくさんのものを捨ててきました。
壊れたもの、使いきれなかったもの、
いまはもう誰の役にも立たないとされるものたち。
けれど、子どものころを思い出してみてください。
空き箱ひとつで、宇宙船をつくったこと。
石ころひとつで、物語を始めたこと。
ペットボトルのキャップで、色の遊びをしたこと。
そこには、「いらないもの」なんて、
ひとつもなかったはずです。
「PLAY with WASTE」は、そんな“思い出の感覚”を、社会全体に取り戻すためのサービスです。
このサービスが、目指していることは、いま、世界には膨大な「使われていないもの」が存在しています。
それは企業の倉庫のすみで眠っている廃材かもしれないし、家庭で使い道のなくなった文房具の山かもしれません。その“まだ誰にも見られていないモノたち”を、きちんと見えるかたちで整理し、誰もが見られるようにする。
ただそれだけのことで、
あらたなひらめきや、
あたらしい学びが、
あちこちから、自然に生まれてくる。
そんな未来をつくりたいと思っています。

現在、一緒にこのプラットフォームをつくる仲間を募集しています。
「PLAY with WASTE」は、誰もが自由に参加できる、あたらしい創造の土壌をつくるプロジェクトです。企業や個人が持っている「もう使われなくなったモノ」を、誰でも見られるように整理し、ただ“見る”ことからひらめきが生まれるような、柔らかく、開かれたプラットフォームを目指しています。
教育の現場や、社会のさまざまな分野とも連携しながら、
ゴミという言葉が、人類自身のひらめきによってこの世界から消えていく。
そんな未来を、共につくっていけたらと思っています。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお声がけください。どうぞよろしくお願いいたします。

以下のInstagramの投稿により深いコンセプトを記載
Futaba Tail (ふたばテイル )のお知らせhttps://t.co/HjLZtra0aD pic.twitter.com/Js0ZNb1n3l
— ソーシャルアート作家 (@futabartoida) October 13, 2024
