公務員の兼業|パラレルキャリア|私の市役所での兼業許可について
おはようございます。
兼業公務員ひろばです。
私が勤務する市役所は、正職員約2,400人、会計年度任用職員約1,600人、合計約4,000人の職員数です。
営利企業従事許可について
パートタイムの会計年度任用職員は、副業禁止の対象ではありません。営利企業従事許可を得る必要はなく、届け出をするだけで副業ができます。
正職員は、営利企業の役員等になること、自ら営利企業を営むこと、報酬を得て他の事務事業に従事することが制限されており、各任命権者の許可を受けた場合に限り従事することができることとなっています。
私の市で令和5年度の営利企業従事許可がされた件数は、120件です。
そのうち3件は私です。
多くは不動産(アパートの家賃収入等)だと思われます。
その他、自治会の役員報酬、大学等での講師報酬等。
他は、FPやコーチング、〇〇教室、講師業等‥
許可を得たという話を聞いたことがありますが、内容の詳細は分かりません。
正職員の約5%が、本業以外で何らかの収入を得る活動をしています。
私は、公務員の仕事以外に
・カルチャースクール講師
・プロのトレーナーとしての活動
・プロのイメージコンサルタントとしての活動
(パーソナルカラー診断、ファッション等)
で、依頼があり報酬を得ることがあるため
3件の許可を得て活動しています。
上記の他、単発でセミナー講師や営利企業からの福利厚生事業の講師依頼があることもあります。
許可を得て活動すれば、懲戒免職になるリスクを回避することができるので安心です。
時代に逆行する人事課の意見
昨年度から、これまで許可していたものを見直し、
国家公務員を参考に、許可基準を厳しくしようとする動きが人事課内部で出ていました。
明らかに時代に逆行している!人材が逃げていくよ!と私は強く訴えました。
これは、市としての組織の見解か?
(そんなことは絶対に無いはず!)
担当レベルの考え方ではないか?
(そうに決まっている!)
きっと、市全体の考え方ではなく、今の人事課だけの狭い考え方だと思いましたが
パラレルキャリアのどちらかを選ぶことを、事実上、迫られる状況でした。
直接、そんな話をされました。
ライフワークをやめるか?
役所を辞めるか?のどちらか選ぶしかないと。
その人事課とのやり取りがあり、私は嫌気がさしてしまいました。
人事課の締め付け、逃げ腰は仕方ないと理解しつつ、
締め付けられたら、私には公務員を辞める選択しか残されていない。
ライフワークは、私のアイデンティティです。
ライフワークを捨てたら、生きている意味が無い。
それほどの強い思いが無くては、異業種の分野で
それぞれプロとしてパラレルキャリアを20年以上も積み重ねるなんて、こんなハードなことを続けることは到底無理でした。
両方とも捨てられないから、必死で!
無我夢中で両方を背負って歩いてきた。
人事課がこんなに頑ななら、もう、無理。
時代が追いつくのを、これ以上、待てない。
それが、今年2月、早期退職を決断するきっかけの
1つでもありました。
私ほど市の未来まで考える職員、なかなか居ないよ!
部下でもない、知らない若手職員の人材育成まで
頼まれもしないのに自ら勝手に行動する職員、
他にいる?
逃した魚は、大きいよー!
いいんですか?
もう辞めちゃうよ!
私を先進的なロールモデルとして、市の人材募集のアピールにでも使えばいいのに。
そう迫りたい気持ちでしたが笑
センスの合わない人たちに何を話しても平行線、
頭が堅い人たちと話すこと自体がストレス
相手にするのが無駄だな、と思いました。
ただでさえ、公務員をしながらの兼業は肩身が狭いのに(役所に対してもクライアントに対しても双方に対して、なんか悪いことをしているような気まずさが常につきまとう)。
これ以上、締め付けられるのは、もう無理。
肩身が狭い公務員で居続ける自分自身に、ほとほと愛想が尽きました。
その後、国が兼業推進に、ここまで踏み込むとは。
画期的だと思います!
兼業、副業が堂々と推進、応援される時代なら
どんなに生きやすかっただろう?
人事課から許可を得ていても、
常に罪をおかしているような気持ちでした。
許可を得ているか、得ていないか?
その説明をいちいちすることはできません。
得た収入以上にスキルアップに投資して
報酬のすべてを還元していることは
私の生徒さん以外には分からないですし。
公務員だとバレたら、
副業!違法!
給料以外に、稼いでいる!
そんな風に思われるのが普通でした。
これからの兼業推進時代、
誰からも後ろ指を刺されることなく、伸び伸びと
ライフワークとしての活動が応援してもらえる、
副業することを周囲にも理解してもらえる環境が
ようやく整備されていきますね!
良かったです!
これで、公務員とライフワークの両立を目指したり
役所で働きながら自己実現できる可能性が高まります。
これまで、優秀な職員がどんどん役所を辞めていきました。
これからは、辞めることなく、パラレルでキャリアを積み重ねていくことが応援される時代に。
両立は、簡単なことではありません。
それも、やってみなければ分からないし
チャレンジすること、チャレンジできることが
まず、最初の大きなハードルだから。
各地方自治体で基準を整備するのは
まだこれからたと思いますが
これまで厳しかった自治体でも
希望が見えてきましたね!
どんどん、チャレンジしてみて欲しい。
大人の学びは、実践で得られるものが
めちゃめちゃあります!
頭で考えるだけじゃなく
行動することで見えるものがあります。
実際に試行錯誤してみる経験は
無駄になるものはありません。
子ども並みのスピードで
子ども以上の幅広い視野で
成長速度が飛躍的に上がります。
公務員の仕事以外で得るものが
公務員としての自分をより強く
精神面でもサポートしてくれます。
片脚で立つよりも、両脚で立つ方が
安定感があるのと同じ。
私の場合、
公務員が、収入維持に
講師業が、メンタル維持、健康維持に
大きな支えとなっていました。
2つの仕事が、成長させてくれました。
講師は、まず集客しないと
相手がいなければ講師業は成り立ちません。
自分で稼ぐ方法を考えることが
市のコストを考えることに繋がるし。
役所で仕事しているだけだったなら
今とは、仕事の仕方、見え方がきっと違っていただろうと思います。
公務員が兼業を推進されるとしても
公務員が本業であることには当然、変わりない。
本業をおろそかにすれば、誰も応援してくれません。
もしも副業に集中し過ぎて本業に支障をきたすような人材が増えたら、また副業を制限せざるを得ない状況になることも考えられます。
公務員としてのモラルやバランスが、これまで以上に求められるとも。
そのバランス感覚自体が、公務員としてのマネジメント能力を鍛えることにも繋がると期待したい。
私は、もう役所を早期退職することを決めましたから、後戻りする気にはなれません。
生活は厳しくなると思います。
有給休暇は無く、稼ぐ時間以外のすべては、消費する時間になり、社会保険料を負担してくれる組織に守られることもなくなります。
金銭的な余裕が無くなり、お金の心配が増えます。
それは大きなストレスになる。
お金の心配をせずに暮らしていけるように
がんばってみようと思っています。
そして、今以上に幸せになるために
公務員を辞めるのだから
しょぼくれた歳の取り方は、したくない。
役所を辞めて、今よりキラキラと輝いて
自分らしく人生を楽しみながら
歳を重ねていきたいな、と思っています。
役所の同期や友人たちは
私が退職することを寂しがってくれます。
私も、頑張ってくれているみんなを置いて
役所から先に抜けることが申し訳ない気持ちです。
自分なりに、市を背負って引っ張っていく
そんな気持ちでやってきたので
早期離脱してしまってごめんね、という気持ち。
あとは、みんなに託します、よろしくね、と。
やめた後も、役所の友人たちとのお付き合いは続きます。
早速、兼業を考え始めた友人もいます。
退職を考えていたけど、兼業可能になるなら、と。
ぜひ、とどまれるなら、とどまって欲しい。
役所の未来のためにも。
そして、役所の待遇を当たり前だと思えば
やってられないな、と思うことでも
外の世界を知れば、役所の有り難みが身に染みる。
クレーム対応している時間も、サラリーマンは
お金がもらえている。
個人事業化なら、クレーム対応する時間は1円も稼げない時間ということ。
私の役所の友人は、クレーム対応中に
頭の中で「チャリーン、チャリーン」と
お金の効果音をつけるそうです笑
相手してるだけでお金もらえるんだよ、と笑
その友人は言います
「役所の仕事に不満を言う人は、役所の有り難みが分かっていないだけだと思う」
ブラック企業のような部署でも、前向きか、後向きか、捉え方で自分自身のストレスを軽減することが可能です。
副業、兼業の推進は、捉え方を変えるきっかけにも。
収入だけが取り上げられることが多いですが
予想以上に計り知れない効果を感じる人もいると思います。
これからの地方自治体の未来に、期待しています。
あなたのこと、心から応援しています。
最後まで読んでいただき感謝申し上げます。
