祇園祭の正体——1300年前に張られた結界は、今年も更新される
⚠️ 注意書き
月鉾に、ツキヨミが乗っている
祇園祭の山鉾の一つ、「月鉾」。全山鉾の中で最も大きく、最も重い鉾です。★
この月鉾の祭神は、ツキヨミノミコト(月読尊)です。★
月鉾の装飾(L1):
・鉾頭:三日月★
・屋根の鬼板:八咫烏(太陽の使い)★
・破風の彫刻:うさぎ(月の象徴)★
・懸物:ペルシャ・コーカサスの絨毯★
・稚児人形の名:於兎丸(おとまる=うさぎ)★
月。うさぎ。三日月。そしてペルシャ絨毯。

1300年前に藤原不比等がツキヨミを記紀から消しました。★ その消されたはずの月の神が、毎年7月17日に、京都で最も重い山鉾として、町を巡行しています。
牛頭天王も、消されていた
祇園祭の主役は、本来は牛頭天王でした。★
明治の神仏分離令(1868年)まで、八坂神社(当時は祇園社)の祭神は牛頭天王でした。★
ところが明治政府は「日本神話の神を祀れ」という令を出し、牛頭天王はスサノオに差し替えられました。★ 牛頭天王は「引き取り手のない異国の神」として、公式には姿を消しました。★
藤原不比等(720年)→ツキヨミを消した★
明治政府(1868年)→牛頭天王を消した★
1300年の間に、二度、神が消されました。しかし祭りは続いています。
牛頭天王とは何者か
牛頭天王は、インドの祇園精舎(祇音:ぎおん)の守護神とされています。★ 「祇園」という名前はここから来ています。★
その家族構成は:
牛頭天王本人 =太陽★
妻・頗梨采女 =月★
八人の王子 =七曜の星(惑星)★
太陽と月と七曜の家族。これはバビロニアで生まれた
七曜の体系(日月火水木金土)と完全に対応しています。★
そしてバビロニアを征服したペルシャが、この星の知識を引き継ぎました。★ 山鉾に飾られるペルシャ絨毯は、この流れの痕跡です。★
三基の神輿の形
祇園祭には三基の神輿があります。★
神輿①:素戔嗚尊(スサノオ) 六角形★
神輿②:櫛稲田姫命(妻) 四角形★
神輿③:八柱御子神(八人の子)八角形★
八角形の神輿が、八人の子(七曜の星)を祀っています。★
これが毎年7月に、京都の町を巡ります。バビロニアで生まれた星の体系が、人々に担がれて、今年も動いています。
祇園祭が始まった理由
869年(貞観11年)、京都で疫病が流行しました。★ 朝廷は牛頭天王を祀り、病魔退散を祈願した祇園御霊会を始めました。★ これが祇園祭の起源です。
しかしこの祭りには、最初から二つの機能がありました。
二重の封印
一つ目:月の管理
ツキヨミを消した後、月の力を管理する神がいなくなりました。代わりに置かれたのが、月と太陽と七曜を家族に持つ牛頭天王です。
毎年7月、その牛頭天王の家族を神輿に乗せ、山鉾で巡行させる。月の力を、人間が毎年代わりに「回している」という構造です。
月を隠す記事はこちらをお読みください
二つ目:怨霊の封印
藤原氏は、都合の悪い人物を政治的に消してきました。
長屋王(729年):藤原四兄弟に陥れられて自害★
菅原道真(903年):左遷先で死去、雷神として恐れられた★
崇徳天皇(1164年):讃岐に流されて死去、日本最大の怨霊★
山鉾の先端の刃で怨霊を祓い、地を踏んで練り歩き、1ヶ月かけて京都の町を巡る。これは封印の更新作業です。
なぜ毎年やらなければならないか
一度作れば機能し続けるストーンサークルと違い、祭りは人間がやらなければ止まります。
ツキヨミがいた時:神様が月を管理していた
ツキヨミを消した後:人間が代わりに毎年やる
神様の仕事を人間が引き受けた瞬間から、毎年続けるしかなくなったのです。
二度消されて、なお残るもの
牛頭天王は明治に消されました。しかし月鉾のツキヨミは残っています。八角形の神輿(八将神)も残っています。ペルシャ絨毯も残っています。
消した側(藤原・明治政府): 神の名前を変えることはできた
消せなかったもの: 月の鉾、星の神輿、異国の絨毯 毎年7月に動く、この祭り自体
1300年間、気づかれないまま
祭りに参加する人々は、浴衣を着て月鉾を見上げ、屋台で食べて笑っています。
彼らが楽しんでいるその光景そのものが、藤原不比等が張った結界を、毎年更新し続けている装置なのです。
彼らが見ているのは、消された月の神の鉾です。彼らが担いでいるのは、バビロニアの星の体系を乗せた神輿です。彼らが更新しているのは、1300年前に張られた結界です。
誰も、気づかないまま。それがこの仕掛けの完成度の高さです。
7月17日
2026年は月のMajor Standstill(18.6年に一度の月の極大期)の余韻期にあります。★
月の力が最も強い時期に、消されたツキヨミが月鉾として巡行します。消されたはずの牛頭天王の家族が八角形の神輿として担がれます。バビロニアの星の体系を伝えたペルシャ文化圏の絨毯が、月鉾を飾ります。
次に月鉾を見る時、その三日月の鉾頭を見てください。うさぎの彫刻を探してください。そしてペルシャ絨毯を確認してください。
消されたはずの神が、そこにいます。
1300年前に始まった封印は、今年も更新されます。
前の記事「1300年前に、本当の呪術回戦があった」と合わせてお読みください。
★ 月鉾の祭神・装飾・全山鉾中最大最重・三基の神輿の形・八坂神社と牛頭天王・明治の神仏分離令による差し替え・祇園祭の起源869年・七曜のバビロニア起源・アケメネス朝のバビロニア征服・牛頭天王の太陽月七曜対応・Major Lunar Standstill 2023-2026年はL1。二重の封印・暦の更新装置という解釈はL3。
