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初恋愛小説 ”Mai”あとがき

本記事はとこ単独初の恋愛小説"Mai”のあとがきです。
ネタバレを含むので、ネタバレなしで読みたい方は下記リンクからどうぞ。

以前にはmlnAさんとのリレー恋愛小説、『終わった恋』

よづきさんとストーリーを合作した保護猫恋愛小説『猫目は満月のごとく』を執筆しています。

”Mai”は初の単独恋愛作品ということで、他の作品と違う思い入れを持って書きました。
そのため、無事最終回まで行き着いた記念に、あとがきということで執筆の裏話をしていきます。


僕の小説の書き方は「テーマをかけ算で決める」ことから始まります。

#なんのはなしですか

”Mai”の場合は「恋愛」に「発達障がい」をかけました。裏テーマは「生きづらい境遇にあっても幸せは掴める」というメッセージを持たせています。

そして、大事な”ヒロイン”麻衣のイメージ。
実は、現在小2のうちの娘です。名前もちょっと似てるし。
娘が15歳になったら、どうなっているかを想像して書いています。過集中と集中力なしの気まぐれがまさにそう。成績は麻衣ほどにはならないでしょうけどね。

麻衣に、恋愛の流れにリアリティを持たせたくて、公開前にmlnAさんにモニター協力いただきました。

もうひとつ実在のイメージが高校です。
母校は文武両道とは言えないものの、歴史ある道内有数の進学校で「英語小テストのエンドレス」は実際にあったイベントです。3年間で1回だけ引っかかり、ヒィヒィ言わされました。

残りのイベントや人物設定に実在モデルはいませんが、陽希は『まっすぐ妥協しない人間のイメージ』から個人競技の体操選手に設定しました。
慶太、澪はそれぞれの友達ということで親和性を持たせた後付け設定です。その割にそれぞれいい味を出すことができました。妹の遥をもう少し動かしたかったのですが、うまくいかず。

小悪魔、華は今まで書いたことのない性的な演出を入れるために設定しました。コニシさんに読んでいただき、一言感想をもらいたいところ(下記リンク回)。

ちょっとかわいそうな展開になってしまいましたが、彼女なりの一生懸命は表現できたと思います。

陽希の初オリンピックは最初から金メダル以外と決めていました。次を暗示させる「踏み台」にしたかったから。じいちゃんのエピソードとうまく組み合わせることできたことは満足しています。

迷ったのが「ハッピーエンド」か「バッドエンド」。僕は温かいストーリーが好きなので、完全バッドエンドにはできない。そこで「麻衣の事故」と「陽希の引退」という結末にたどりついたのです。
さらに「麻耶の誕生」に繋げたのはいささか強引でしたが、選手を引退して、ごく普通の幸せな家庭を築く陽希と麻衣で終わるのがいいと思い、その象徴として麻耶を加えたわけです。

なぜ麻衣は事故に遭ったのか?
なぜ麻衣は歩けなくなったのか?

このあたりの理由づけは精神疾患、発達障がいの知識と学生時代の研究(腰椎周り)を活かしました。この辺はインスピレーションを理論でカバーしたところです。

そして、最後は原点となる高校でのシーンで完結させました。最初と最後をうまく繋げられたと思います。

反省として、ふたつ。

ひとつめ。
恋愛以外のストーリーが必要以上に長くなってしまったこと。例えば、受験のくだりは丸々省いてもいいかもしれません。大きな流れには影響しないから。あとは慶太のオリンピック描写も削れますね。

ふたつめ。
どうしてもうまくいかない風景描写。

”Mai”を書きながら「パープル・セイヴィア」なんてとんでもない良作を読んでしまったのが運のつきでしたが、モスキートエリさんの表現力は憧れるものの真似できない特殊スキルですね。

そして、これまたとんでもない良作、オガワヒカリさんの「神楽坂、スカートは紅し」の神展開にこころを持っていかれ。完成度半端なし。

この後恋愛小説出すのかー。
あーあーあー。
ってなりながら投稿していました。

というわけで、初単独恋愛小説となりましたがいかがでしたでしょうか?
すのうさんが少しでもキュンキュンしたら、僕の中で合格でしょうか?

1年前は書けるわけないと思っていた小説が、恋愛ものまで書けるようになりました。日々記事やフォロワーさん達の作品を読むことで少しずつスキルを身につけられているのかな、と思います。

時間があれば、無駄なエピソードを削ってしまうかもしれません。そのほうが完成度が高まる気がするので。


今後ですが、こちらも初挑戦になるミステリー小説を明日18時から毎日同じ時間に14話出します。
タイトルは『AREA13』。

正直ミステリーもどきのレベルですが、作ったからにはとにかく出して、反応を見ます。

そして、自分の仕事にちなんだお仕事小説の執筆が間に合うかどうかです。こっちは楽しくてまぁまぁ順調。
こうご期待。

それでは、”Mai”を読了いただきありがとうございました。
まだの方は、ぜひよろしくお願いします。


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